婚礼タンスからお仏壇用のキャビネットにリメイク。お仏壇とお揃いに
前回、婚礼タンスから上置き型のお仏壇にリメイクしたお話をご紹介しました。
そのご依頼を頂いた際に、「お仏壇を置くためのキャビネットも婚礼タンスの部材から作ってほしい」とご相談いただきリメイクさせていただきました。今回はそのお話をご紹介します。
お仏壇を置かれるご予定のお部屋は、リビングダイニング。全体的にカントリー調のインテリアで統一されていました。
木のぬくもりを感じる婚礼タンスのデザインもその雰囲気に合いそうだったので、扉や引き出しを活かしてなるべく面影を残しながらリメイクさせていただくことになりました。
お仏壇台には、お仏壇の他にお花などを飾れるようにしたいとのこと。
お仏壇のサイズは14号でW320程度。そこで、お仏壇台については当初、洋服タンスの横幅サイズをそのままに本体を活かしてリメイクするという話が出ていました。
(リメイクする前の婚礼タンス。向かって右側が洋服タンス。)
洋服タンスの横幅サイズは1390mm強。しかし、お隣に置かれる食器棚より小さいサイズにしたいとご希望いただき、最終的にはW1100にすることになりました。
また、前回のブログでも書いたのですが、洋服タンスの本体をお預かりしないことにもなったので、本体は新たに作る必要がありました。
本体は新しい材料を使って作るのでしょうか。いいえ、ルーツファクトリーのリメイク技術を集結させて、今回は婚礼タンスの素敵な素材をたっぷり活かしてリメイクしました。
それでは、さっそくですがリメイク後のキャビネットの写真をご覧ください。
開き扉と引き出し6杯の、収納もしっかりできるお仏壇台となりました。
開き扉は、洋服タンスの扉1枚分の横幅をそのまま活かし、高さを縮めてキャビネット用に仕立てました。
内部には棚板を1枚入れて、空間を半分に仕切りました。
引き出しはそのままでは大きすぎたので、真ん中部分をカットして縮め、左右2杯に分かれた引き出しに加工しました。
お仏壇周りの予備品などを収納するのにも便利ですね。
側面にも、婚礼タンスの扉を活かしています。
ちょうどこのキャビネットのために用意されていた部材なのではないかと思うほど、しっくりとくる部分が使われています。
天板は、新しく作り直しました。というのも、元の天板は中空になっており、背の低い家具の天板としては不向きだったためです。
しかし、新しい材料を使いながらもなるべく元の面影が残るよう、天板の見附部分や天板下のロゴ部分を活かしました。
お仏壇とお揃いの素敵な仕上がりとなったキャビネット。
2つ一緒にお客様のお家へ納品させていただきました。
当初からご希望いただいていた、リビングダイニングの食器棚のお隣へ。
お客様からご希望いただき、食器棚の位置も調節してピタリと空間に収まりました。他の家具ともお似合いです(^^)
お客様は「すごい!こんな風になるんですね!」と家具の変身ぶりに驚かれていました。
そして、「お位牌などを今までダンボールにのせてしまっていたけれど、こうして素敵なお仏壇とお仏壇台ができて良かったです。」と喜んでいただけました。
さらに、納品後日にもありがたいメールが…
「素敵な仕上がりで、息子たちや親兄弟からも『いい物が出来上がって良かったね』と言ってもらえました。
このご縁を大切に、また何かありましたら連絡させて頂きたいと思います。
本当にありがとうございました。」
ご家族の皆様からも嬉しいご感想をいただき、ルーツファクトリー一同胸がいっぱいです!
思い出の家具から、お仏壇とお仏壇台という大切な家具へリメイクするという大役をルーツファクトリーにお任せいただきありがとうございました。
お客様の毎日が穏やかで素敵な日々となりますよう。
(婚礼タンスからリメイクしたお仏壇については、こちら↓からご覧いただけます。)
https://roots-factory.com/blog/order-remake/79984.html
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
Follow @yurimatataroots
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