2022-10-10

婚礼タンスをベッド下チェストにリメイク。重い書類も収納できるよう

婚礼家具の整理タンスから、ベッド下用のチェストにリメイクさせていただきました。

東京店シモキタベースに、お嬢様と一緒にリメイクのご相談にお越しくださったお客様。なんと、埼玉県鴻巣市からはるばるお越しくださったとのことでした。

今回、婚礼家具の整理タンスと洋服タンスのリメイクについてご相談いただいたのですが、整理タンスはお嬢様のベッドの下に置けるようなチェストにリメイクしたいと仰っていました。

ベッドの下には高さ40cmほどの空間があり、そこに整理タンスの引き出しを活かしたチェストを置きたいとのこと。

そこで、家具のお引き取りを兼ねて、現地の採寸&細かな部分のお打ち合わせにお伺いしました。

チェストは移動がしやすいように底部にキャスターを付けてほしいとご希望いただいていました。

ベッド下の高さは正確には420mmあったので、その大きさを目一杯使い、整理タンスの引き出し2段を使用&キャスターを取り付けることになりました。

（こちらのベッドの下にリメイク後のチェストを設置したいとのことでした）

また、チェストにはお嬢様の学校の資料などを収納予定で中身が結構重くなるかも…とお話しいただいていました。

引き出しは横幅が105cm程あり、そのままでは書類など重いものを収納すると出し入れがしにくくなってしまいそうでした。

スライドレールを取り付けるだけでもだいぶ使いやすくなりそうですが、お客様とご相談の上、今回はさらに幅を半分に分割して計4杯の引き出しにリメイクすることになりました。

そのご提案を差し上げた時、お客様からは「色々と使いやすさを考えてもらえて嬉しい」と言っていただきました。お客様の喜ぶお顔が何よりも楽しみなので、スタッフ一同腕が鳴ります。

さぁ、そうしてリメイク完成したものがこちら！

シンプルでスッキリとしたベッド下収納が出来上がりました。

新しく製作した本体は、お客様からご希望いただきベッドフレームのお色味に合わせてナチュラル色で仕上げました。

引き出しの前板とツートンになって可愛いですね♪

幅を半分に分割した引き出しは、まったく違和感のない仕上がり。それぞれたっぷり収納でき、スライドレールも付いているので重いものを入れてもスムーズに開け閉めができます。

底部にはキャスターが付いているので、お掃除の時やお部屋の模様替えをしたくなった時にも便利です。

ところで、今回全体の高さを抑えるために、引き出しの上段と下段の隙間を詰めました。

元はその隙間があることで引き出しを開ける際に手を入れることができ手がかりとなっていたのですが、隙間を無くすとなると引き出しの開け方を他に考えなければいけません。

そこで今回採用したのが、プッシュオープン機構。

こちらはお客様のお家に納品させていただいた時に実際に引き出しを開け閉めしたところの写真です。

引き出しの前板を押せば開くようにして、新たに取っ手を付けたり手がかりを掘り込んだりすることなく、元の引き出しのデザインを最大限活かす形でリメイクしました。

お客様にも開け閉めをお試しいただくと…

「わぁ、すごい！便利ですね！」とその使い心地を気に入っていただくことができました。

ベッド下の空間にもぴたりと収まってイイ感じです♪

後日、お嬢様にも喜んでいただけたというお話をメールでいただきました。お客様の大切な家具をリメイクさせていただき、ご家族にも喜んでいただけてとても嬉しかったです！

さて、今回お客様からは婚礼家具の洋服タンスについてもリメイクのご相談をいただいていました。

洋服タンスは、旦那様がお使いになる本棚兼カバン収納にリメイクしたいとご希望いただきました。次回のブログでそちらについて詳しくご紹介するので、ぜひ楽しみにしていてください（＾＾）

（本棚兼カバン収納について、10月11日アップしました！↓からご覧いただけます）