下駄箱をリビングボードにリメイク。A4書類箱が収納できるように…


下駄箱をリメイクして、A4サイズの書類箱などを収納できるリビングボードを製作しました。


もう一つ、下駄箱をテーブルにもリメイクさせていただき、そのお話は↓のブログに書いたのでぜひこちらもご覧ください。

42年前お家に合わせて作った下駄箱を窓辺の長テーブルにリメイク♪



お客様から、テーブルは下駄箱の天板を生かしてリメイクすることをご希望いただいていたのですが、「母が気に入っていた思い入れのある下駄箱だから、なるべく多くの部材を生かしたい」ともご希望いただき、キャビネットを製作させていただくことに。


42年前にご新築に合わせてお客様のお母様が注文されたという下駄箱


お客様に用途を確認しながらサイズなどの仕様を決めていきました。


A4サイズ(210mm×297mm)の書類箱を入れるとのことで、奥行きは内寸320mm確保、外寸は内寸を優先しながら極力大きくならないように、横幅は少しコンパクトになるよう下駄箱の扉2枚分で、高さも抑えて…


リメイクのご依頼をいただいた下駄箱の扉


高さは元々全高1200mmだったのですが、720mmにリサイズすることに。この寸法は脚の高さなどだけでは調節できないため、扉もリサイズ加工して使うことになりました。


リメイク完成後はこちら。


下駄箱をリメイクしてキャビネットに


下駄箱の面影がたっぷり残ったキャビネットが完成しました。扉だけでなく、側板も下駄箱のものを使用しているんですよ。お客様のご希望でスッキリと仕上がるようインセット(扉がキャビネットの内側に収まるタイプ)にしました。


ちなみに、前回ご紹介したテーブルとこちらのリビングボードを同じお部屋に置くかもしれないとのことだったので、統一感が出るように脚はテーブルと合わせてテーパーカットの丸脚にしました。


キャビネット内部に可動式の棚板を3枚取り付け


内部には棚板が3枚入っています。


スペースが細かく仕切られているので小物類の収納もしやすくなっているし、棚板はすべて可動式になっているので大きなサイズのものを収納したくなった時にも便利です。


新しい用途となったキャビネットをお客様のお家に納品させていただくと…


思い出の下駄箱をリメイクしたキャビネットを「この感じ、懐かしい」とご覧になるお客様


「あぁ、この感じ、懐かしいです。」と愛しそうに家具を眺めていらっしゃいました。


お客様柔らかな笑顔を拝見して、これは”リメイク”でなければ作れない家具だったなぁと改めて思いました。お客様の思い出が詰まった家具ならではの、愛着を感じました。


下駄箱をリメイクしたキャビネットをお客様宅に納品


ところで、下駄箱からリメイクした家具はこちらのリビングボードとテーブルの2点だったのですが、実は他にもリメイクのご依頼をいただいていました。


それは、お仏壇のリメイクです。


次回ご紹介するので、ぜひそちらも読んでみてください(^^)


(お仏壇のリメイクについてブログアップしました↓↓)

大きな黒檀のお仏壇をリメイク。面影残しスッキリとした上置き型に。







ユリマタタ
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ

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