座卓の天板を2枚にスライスしてリメイク!片方は新しい座卓の天板に
先日、天板の厚み15cmの座卓をダイニングテーブルをリメイクしたお話をご紹介しました。
天板厚15cmのままではダイニングテーブルとして使い勝手が悪くなってしまう(椅子に座った時に天板に足が当たってしまうなど)ので、リメイクする際に天板をスライスして薄くする加工もさせていただくことになったのですが…
そのお話が持ち上がった時に、お客様から追加でご相談をいただきました。
「スライスした天板のもう半分を使って、座卓も作ることはできないでしょうか。」
たしかに、15cmの天板を半分にしたら7cm強に、加工に使う刃の厚みを考えてもそこそこ厚みを確保できそうです。
ただ、お客様からお預かりした座卓の天板は天然の木をそのまま切り出したような形だったので、位置によって厚みが違いました。
そのため、果たして半分にスライスして双方とも強度などに問題は出ないか、よくよく確認する必要がありました。
そして、実際に天板をスライスしてみると、やはり材厚はところどころ違ったのですが2台のテーブル(ダイニングテーブルと座卓)は作れそうということになりました。
天板の縁の大きく波打っていたところは、このようにかなり薄くなったため、新しく取り付ける脚の位置取りには気をつけなければいけませんでした。
また、当初座卓の脚は折りたたみ式にできたらとご希望いただいていたのですが、天板の重量を考えると折りたたみ式では強度がもたないかもしれないということになりました。元の半分の厚みになったといえ、約7cmの厚みがあるのです。本当に立派な天板です…!
そこで、お客様とご相談の上、折りたたみ式ではなく工具なしで簡単に脚の取り外し/取り付けができるねじ込み式にすることにしました。
さぁ、どのような座卓に生まれ変わったのでしょうか。
完成品はこちらです!
無垢天板ならではの味わいを残しつつ、かなりスッキリとした印象になりました!
天板はダイニングテーブルとお揃いでナチュラル色に塗装し、脚も丸脚にしたことで全体的にやわらかな雰囲気になりました。
天板の色がナチュラルになったことで、綺麗な木目がよく見えます。
綺麗な木目を眺めていると時間を忘れてしまいそうになります(*´ω`*)
こちらの座卓と、先日ご紹介したダイニングテーブルをお客様のもとへお届けに。
当日私は同行できなかったのですが、「綺麗に仕上げてくださってありがとうございます!」と喜んでくださったようです。
後日お客様にお礼のメールをお送りしたら、このようにお返事いただきました。
「こちらこそありがとうございます。
主人も気に入ってるようです。
一昨年亡くなった父が好きな座卓から作って頂いたので長く使っていきたいと思います。
ありがとうございました。」
ご主人様にも気に入っていただけたとのこと、嬉しいです!
お父様が大切にされていた座卓、素敵な座卓をリメイクさせていただきありがとうございました。
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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