2021-02-06

大きく重たい無垢ダイニングテーブルをリメイク！サイズ＆塗装を変更

お客様から「ダイニングテーブルを小さくしたい！」とご相談いただき、リメイクさせていただきました。

こちらのダイニングテーブルは、お客様がご両親から「子どもや孫たちが集まる時のために」とオーダーメイドで作ってもらったものだそうです。

そのため、サイズはW1620×D820と大きめサイズ。ご夫婦お二人で使うことが多くなった今、もう少しコンパクトで良いかなと感じるようになったというお客様。

大きいだけでなく、無垢のナラ材でとても重く、扱いづらくなってきたとのことでリメイクのご相談をくださいました。

お電話で大まかにご希望をお伺いした後、実際にお客様のお家へ伺って一緒に家具を見ながら詳細のお打ち合わせをしました。

お客様のご希望は、天板サイズを縮めること、他のインテリアに合わせて色味を変えること、でした。

天板サイズを小さくする時に気をつけなければいけないことがいくつかありますが、その一つに”脚と脚の間の寸法”があります。

天板を小さくしすぎることで天板下の空間も狭くなってしまい、座った時に窮屈に…なんてことにもなりかねません。

お部屋の間取り、テーブルを使う人数、合わせて使う椅子のサイズなど、総合的に考えてサイズを決めるのが良いかと思います。

さて、今回の場合、お客様はW1200×D750程度まで天板を縮めたいと仰っていました。

ただし、元のように角を丸めながらそのサイズまで縮めてしまうと、天板上がかなり狭くなってしまいます。

そこで、角丸はやめて四角く切り取ることにしました。

また、足元の空間もW1000を確保できるように、脚の取り付け位置をなるべく外側にすることにしました。

ルーツファクトリーでは、このようにお客様のご希望はもちろんのこと、使いやすくなるようにうんと考えてリメイクのご提案をします。

せっかくリメイクするのに、「たしかに希望通りだけどなんか違った…」となってしまったら嫌ですからね！何百何千と家具をリメイクしてきて培ったアイデアと技術を惜しみなく総動員します。

さてさて、今回サイズだけでなくお色味も変更されたいとのことだったので、そちらについてもお打ち合わせしました。

写真奥のテレビ台と色を揃えたいとご希望いただき、近い色番号を控えて持ち帰りました。

さぁ、どのようなリメイクとなったのでしょうか。完成後の姿はこちらです！

一回り小さくなり、かなりスッキリとしました！

天板サイズは小さくなりましたが、お打ち合わせの通り脚を外の方に取り付けたので、天板下は広々としています。

脚は、中央の貫だけはリサイズしましたがその他は元の脚をそのまま使っています。

天板は、カット後綺麗に磨き直してから塗装しました。

リメイク完成したこちらのテーブルを、お客様のもとへお届けに。

お引き取りの時はかなり重くて滝のように汗をかきながら搬出したのですが、リメイク後はいくぶん軽くなって運びやすかったです。（といってもかなり立派な無垢材テーブルなので重かったですが(^_^;)）

梱包を解き、組み立て、お客様にお披露目です！

じゃじゃん！

「あぁ、ちょうど良いですね！」とお客様に喜んでいただけました（＾＾）

お客様は元々ダイニングテーブルを買い直そうかどうしようか迷われていたそうです。でも、以前婚礼タンスを処分した時にご両親が悲しまれていたようで。「テーブルは使い続けられたらと思っていたから、リメイクできて嬉しいです。」と仰っていました。

お客様が長年使い馴染まれ、ご両親の思いも詰まったダイニングテーブル。リメイクでお客様のご希望を叶えることができてよかったです（＾＾）

後日、