2020-12-25

整理タンスを分割リメイク！3段チェストとテレビボード2つの家具に

先日、バーズアイメープルが使われた婚礼タンスからダイニングテーブルにリメイクさせていただいたお話をご紹介しました。

美しいバーズアイメープルの婚礼タンスがダイニングテーブルに変身！

今回は、お客様から一緒にご依頼いただいた婚礼家具の整理タンスのリメイクについてご紹介します。

ご依頼いただいたのはこちらの5段引き出しの整理タンス。

こちらの上部2段をカットして3段引き出しのチェストにリメイクご希望いただきました。

また、カットした上部2段を生かして、ロータイプのキャスター付きテレビボードも作りたいとご希望いただきました。

とても立派な婚礼タンスでしたので、いずれも元の家具をなるべく生かしてリメイクさせていただくことに。

3段引き出しのタンスは、上部をカットした後に元の天板を取り付けられるように加工しました。

こういった大型の箱物家具をリサイズする場合、一回でカットできるような大きな刃の機械はないので、一辺ずつ回しながら切っていきます。少しでもカット面が歪んだりすると、家具として成立しなくなってしまうので慎重に行わなければいけません。

テレビボードについては、サイズがそのままだと奥行きが深すぎるので、外寸を350mmまで縮めました。

奥行きを縮めて天板なども新しく必要になるとすると、元の本体を加工してリサイズするよりも新しく製作する方が金額を抑えながら綺麗に仕上げることができそうでした。

そこで、引き出し自体は元のものをリサイズし、本体は新規製作しました。

さぁ、それぞれどのように仕上がったのでしょうか。

リメイク後はこちらです。

3段引き出しのチェストと、

2段引き出しのキャスター付きテレビボードです。

なんと！実際に元の本体を使用しているチェストのみならず、テレビボードもまるで元の本体をリサイズしたような仕上がりです！

間近で見てもまったく違和感のない自然な仕上がり。

新規製作した部分が浮かないように色合わせをしながら調色・塗装をしていくのですが、今回もばっちり決まっています(￣v￣)b

そして、元の本体を使用したチェストはさすがの仕上がりです。

まるで最初から3段引き出しのものがあったのではないかと思ってしまいますね。

もちろん、引き出しの開け閉めの具合も変わらずです♪

こちらの2つの家具を、前回ご紹介したダイニングテーブルと一緒にお客様の元へ納品させていただきました。

3段にしたチェストは、和タンスに重ねて使いたいとご希望いただき、このように設置しました。

テレビボードは、お部屋のコーナーに設置しました。

お客様は、バーズアイメープルもなのですが、引き出し取っ手の有田焼のつまみもとても気に入っていらして、どちらも生かしたリメイクができて嬉しいと喜んでくださいました。

お客様のご希望を叶えることができて私たちも嬉しいです！

ご紹介してきたように、ルーツファクトリーのリメイクでは家具のサイズを変えるとともに、違う用途で使えるようにすることも可能です。

どのように家具を使うかによって、最適な仕様なども変わってくるので、まずはお気軽にご相談くださいね（＾＾）

ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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