紫檀の婚礼家具からテレビボードにリメイク!扉と引き出しを生かして
先日ご紹介した婚礼タンスのリメイクについて、今回は家具の仕様などに焦点を当てて書きたいと思います。(婚礼タンスをリメイクさせていただいたお客様にいただいたご感想などはこちらからどうぞ)
上でご紹介したテレビボードとカップボードのうち、今回はテレビボードについて。
まず、リメイクのご依頼をいただいた婚礼タンスは、紫檀(シタン)という木材が使われているものでした。
写真からも高級感溢れる婚礼タンスですが、実際、扉に無垢の紫檀が使用されているなど重量もありとても立派なものでした。
黒檀(コクタン)、鉄刀木(タガヤサン)と並び「三大唐木」とも呼ばれ、古くから高級材として重宝されてきたという紫檀。現在もかなり希少で、家具作りたいおっさん曰くタンスの扉に無垢で使われていることはすごく珍しいそうです。
そんな素晴らしい婚礼タンスのリメイクをお任せいただけるなんて、、気合が入りますっ!
お客様からリメイク後のご希望のイメージとしてお送りいただいた画像には、スカンジナビアンスタイルのテレビボードがいくつかありました。
お打ち合わせの際にもお客様のご希望とお好みを丁寧にヒアリングして、詳しい仕様を考えます。
その結果、婚礼タンスの紫檀の扉と新しくオーク材を組み合わせて本体を作ることに。
また、婚礼タンスの小さな引き出しも使用してリメイクしていくことになりました。
そうして完成したテレビボードがこちら。
紫檀とオークのコントラストがお洒落なテレビボードとなりました!
婚礼タンスの扉は、幅・高さ共にカットしてテレビボードの側板として使用しました。扉の美しい飾り彫が映えるよう、材の取りを考えながら加工しました。
前面にはガラス扉と婚礼タンスの引き出しをあしらい、リメイクならではの味わい深さがありつつ全体的にはスッキリとした仕上がり。また、ガラス扉であればAV機器のリモコンなどもよく通ります。
引き出しは、婚礼タンスの小さな引き出しを縦3段に配置しました。
でも、ただ縦3段に並べ替えただけではありません。部材の磨き直しもしました。(実は側板に使用した扉も)
それぞれの部材を丁寧に磨き直したことで、紫檀とオークのコントラストがより美しく映っているのです。
こうして元の婚礼タンスの魅力を生かしつつ新しくテレビボードへと生まれ変わり、その仕上がりにお客様はとっても喜んでくださいました♪
婚礼タンスからのリメイクにご依頼いただくことの多いテレビボード。でも、ルーツファクトリーではお客様がお持ちの家具やお客様のご希望に合わせて一からデザインするので、その仕上がりは様々です。
お問い合わせの際にはご質問やご希望などなんでもお気軽に仰ってくださいね♪
次回のブログでは、紫檀の婚礼タンスからリメイクさせていただいたもう一つの家具、カップボードについて詳しくご紹介します。
お楽しみに!
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
Follow @yurimatataroots
素敵に大変身!思い出の婚礼箪笥(婚礼家具)のリメイク実例をご紹介!
お問い合わせ&メッセージはコチラ
【よくあるご質問】はコチラ家具のこと、リメイクのこと、お気軽にお問い合わせください。
【メールフォーム】
【お電話でのお問い合わせ】
受付時間:11:00〜18:00(月・火・木・金)
ROOTS FACTORY大阪本社
電話番号:06-6910-4818
ROOTS FACTORY東京店
電話番号:03-6805-3110