お母様の形見の鏡台リメイク第二弾!ご新居用の壁掛けミラーに大変身
茨城県にお住まいのお客様からお母様の形見の鏡台のリメイクをご依頼いただき、前回のオーダーリメイクブログで市松模様の扉を活かしたお仏壇へのリメイクをご紹介しました。
鏡台に貼られたリメイクシートを剥がす作業から、扉のつまみを取り外したあとの穴を埋める方法と共に、お客様からいただいた口コミも掲載していますのでぜひご覧ください♪
今回リメイクをご依頼いただいた家具は、30年前に亡くなったお母様が遺された鏡台です。台の部分はお仏壇のリメイクに活かしたので、鏡部分がそのまま残っている状態です。
お客様は注文住宅を建築予定なので、ご新居に合う壁掛けミラーとして使えるようにリメイクしてほしいとご希望いただきました!
リメイクをお考えになったきっかけのひとつとして「重くて使いにくいから埃をかぶっている」とお聞きしていたのですが、壁掛けミラーにリメイクすることで使いにくさを感じることがないので、悩まれていた部分が解消すること間違いなしです♪
ミラーはクローゼットの近くに掛けられるようにしたいとのことでしたので、お打ち合わせの内容をもとにリメイク方法を考えていきます。
お客様のご希望としては既存のフレームの厚みを活かし、鏡を壁に掛けた時になるべく出っ張らない薄いものが理想とのこと。
鏡は元々重さがあるので、壁掛けミラーにリメイクするとなるとそれなりの強度が必要になってきます。そうなると現状の背面に壁掛け用の金物を仕込むのは難しそう…。
お客様のご希望を叶えたいものの、安心してお使いいただける家具を作ることも重要です。
そこで今回は台と鏡を固定していた背面造作を撤去し、最大限厚みを抑えた木枠を背面に取り付ける方法をご提案させていただきました!
なるべく厚みが出ないようできる限り薄く薄く…でもしっかり丈夫な壁掛けミラーになるように…。
お母様が大切にされてきた鏡台の鏡をより良い状態でお使いいただけるよう、職人が愛情を込めてリメイクさせていただきました。
リメイク後のお写真をご覧ください♪
鏡台の鏡をそのままのサイズで活かし、すっきりシンプルな壁掛けミラーが完成しました!サイズはW427 H1087。
既存フレームの背面に見えるのが今回新しく製作した箇所です。できる限り厚みが出ないように製作し、リメイク後の厚みは37mmとなっております。
背面に木枠を取り付けたことで重量のある鏡をしっかり支えられるので、安心してお使いいただくことができますよ♪
ミラーの背面はこのようになっています。
木枠の両サイドに金物を仕込むことで、ぴったり壁掛けができるようになっているのです。
ルーツファクトリーの家具のリメイクはお客様のご希望に合わせて家具をリメイクする『オーダーリメイク』となっていますが、大切な家具を末長くお使いいただくために、家具の構造や状態を見ながら、家具屋としてのアドバイスもさせていただいております。
今回のリメイクはまさにそうですね!
同じ鏡台からリメイクしたお仏壇と合わせて、お客様のご新居へお届けにあがりました♪
鏡はご自分で取り付けなさるとおっしゃっていたので、ひとまずお渡しだけさせていただきました。取り付けが完了した姿も気になるところです…♪
この度は、お客様と亡きお母様にとって大切な鏡台のリメイクをご依頼いただき、ありがとうございました!
またなにかございましたらお気軽にご相談ください♪
やの
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