食器棚をリメイク!ナチュラル色の幅広カウンター収納&吊り戸棚に♪
食器棚のリメイクをご依頼いただきました♪今回と次回に分けて、こちらの食器棚のリメイクについて詳しくご紹介したいと思います。
落ち着いたお色味のナラ材製食器棚。
こちらは、お客様がご結婚の際に旦那様のお母様が用意してくれた食器棚だったそうです。
お客様は、長年使い続けてきた食器棚に愛着があるものの、最近は地震も多いからと背の高い家具に不安を感じるようになり始めたとのこと。また、ライフスタイルの変化もあり、キッチンメーカーでカウンター収納&吊り戸棚を新調しようとも考えられていたそうです。
しかし、長年使ってきた食器棚に愛着もあって捨ててしまうのは忍びない、なんとかこの食器棚を使っていくことはできないのかと、リメイクを検討するようになったと仰っていました。
そして、インターネットで色々と検索するうちにたどり着いたのがルーツファクトリーだったとのこと。あぁ、光栄です!
お客様はやはりカウンター収納&吊り戸棚には替えたいとのことで、食器棚からそのようにリメイクすることはできないかとご相談いただきました。
もちろん、可能です♪詳しくお打ち合わせするために、家具のお引き取りを兼ねてお客様のお家へ伺いました。
食器棚はW1200だったけれど、W1800の大きさに拡げたいとご希望いただきました。また、食器等の収納スペースを確保する他、ダストボックス設置用のオープンスペースも作りたいとのこと。
元の食器棚から大きく構造が変わるので、どの部材をどのように使うかよくよく考える必要がありました。
そして、お客様は家具全体のお色味をナチュラル色にして明るい感じにしたいとも仰っていました。
「家具の色を明るくしたい」というご相談はよく頂くお問い合わせの一つですが、可能かどうかはその家具の仕様や方法にもよります。
こちらの食器棚は、ガラス戸のフレーム部分や木製引き戸の框部分、引き出し前板などが無垢ナラ材でできていたため、それらは磨いて塗装を剥がすことで明るいお色味にすることができます。
ただし、木製引き戸の鏡板部分(中央部分)や本体には突き板が使われているため、あまり磨くことができません。(磨きすぎると下地が出てきてしまう)
そこで、お客様とご相談の上、今回はガラス戸や引き出しなどの部材を活かしつつ本体は新しい材料を使って製作することになりました。
その他にも色々なご要望を頂いたのですが…ひとまず、どうぞリメイク後の姿をご覧ください♪
このようにリメイクさせていただきました!
ガラリと雰囲気が変わりました!こちらが、大容量の引き出しとダストボックス設置用のオープンスペースがついたカウンター収納。
最上段の引き出しには、食器棚の引き出しを磨いたものを活かしました。
下段2段の引き出しは新しく製作しました。
色味も合っていて、まったく違和感がないですよね。
ちなみに、重い食器を入れても引き出しの開け閉めがしやすいよう、側面にはスライドレールを仕込みました。
「スッキリとした印象にしたい」とご希望いただいていたので、取っ手は付けずに手がかりを作りました。
そして、こちらが吊り戸棚です。
食器棚の2枚のガラス戸を活かし、1枚の木製戸を新しく作りました。こちらも既存部材と新規製作部材がよく馴染んでいます。
内部の棚板には、食器棚の棚板をそのまま活かしました。
こちらはお色味もそのままに。お客様は「その方が面影が残っていいですよね〜。」と仰っていました。
外部と内部のさり気ないツートンがこれまた可愛いですよね♪
随所に面影を残しながら雰囲気が大きく変わった食器棚のリメイク。
お客様のお家に納品させていただくと、キッチン全体の雰囲気も変わりました♪
さて、次回のブログではこちらのカウンター収納&吊り戸棚の設置の様子をご紹介したいと思います。ルーツファクトリーでは家具の据え付けも行っているんですよ〜。どうぞお楽しみに!
(設置施工編は↓からご覧いただけます)
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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素敵に大変身!思い出の婚礼箪笥(婚礼家具)のリメイク実例をご紹介!
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