割れや反りのあったダイニングテーブルをレストア&高さ5cmアップ


ダイニングテーブルをレストア&高さを5cmアップするリメイクをしました!


レストア&リメイクのご依頼をいただいたのは、こちら。


レストア&リメイクのご依頼をいただいた五角形のダイニングテーブル


五角形という少し珍しい形をした天板のダイニングテーブルです。


傷みが激しくなってしまったので綺麗に生まれ変わらせたいということ、雰囲気はそのままに全体の高さを5cmアップしたいということをご希望いただきました。


全体に傷みが出てしまっていたダイニングテーブル


脚は割れてしまっている部分もあり、お客様は「脚を直して使うのは難しいかも。もしそうであれば新しく作り直すのでも…」と仰っていました。


割れなどもあったダイニングテーブルの脚フレーム


また、天板がガタガタするようになってしまったため、それも直してほしいとご希望いただきました。


まともに使うことができないからと、お客様のお家に家具を引き取りに伺った時には、テーブルは分解して置かれていました。


分解された状態で保管されていたお客様のダイニングテーブル


「直りますかね〜」とお客様。
「もちろんですよ。」と家具作りたいおっさん(ルーツファクトリー代表)。


家具を検品すると、天板にかなり反りが出ており、そのためガタつきやすくなっていたことがわかりました。


天板に反りが出ており脚との接合がうまくいかずガタついていたダイニングテーブル


そこで、天板を一度何枚かにカットして、再び接ぎ合わせ補強を施して反りを直すことに。


また、脚フレームは、元々のデザインをなるべく残しながら違和感のないように&強度をしっかり確保できるように高さをアップする方法を考えました。


ところで、美装のためにテーブルの部材全体を磨き直したのですが、元の茶色は木の色ではなく塗装で着色されたものでした。


テーブルをレストアするために部材を全て磨き直して反り直しの作業も行う


木の地の色はこのようにかなり淡い色でした。一体、元の色に戻すことはできるのでしょうか?


ふふふ、心配ご無用。さっそくリメイク後の写真をご覧ください!


レストアして新品のように綺麗になったダイニングテーブル


完全元通り・・・!!塗装し直したというのが信じられないくらい完全に元の色です!


天板が一度カットされたというのも、まったくわかりませんね。


一度何枚かにカットして再び接ぎ合わせることで反りを直したダイニングテーブルの天板


5cm高さがアップした脚もまったく違和感がありませんが、どのように加工したかというと・・・


脚の付け根部分と足元部分にそれぞれ材を足しています。


高さアップするために脚の付け根部分に材料をプラス


よくよく見てみると気づけるという馴染み具合。


高さをアップするために脚の足元部分に材料をプラス


上下に少しずつ足しているので、バランスもバッチリです♪


テーブルの高さをアップするために材料を足した部分は引きで見るとわからなくなるほどの馴染み具合


お客様に納品させていただいたところ、「わぁ〜!こんなに綺麗に仕上げていただけるなんて!大満足です!」と言っていただけました。


「大満足!」と言っていただけたダイニングテーブルのレストア&リメイク


部材に割れなどがあると「リメイクできるのかな?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも、諦めてしまう前にまずはぜひご相談ください(^ ^)





ユリマタタ
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ

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