鎌倉彫の婚礼家具をリメイク②引き出しを生かしたW900のチェスト
先日、鎌倉彫の婚礼タンスからミシン収納用の小さなキャビネットにリメイクしたお話をご紹介しました。
ご姉妹でご相談くださったお客様。今回は鎌倉彫の婚礼タンスからチェストにリメイクしたお話をご紹介します。
お客様は事前にリメイクのご希望イメージをイラストに描いてくださっていて、そちらを元にお打ち合わせが進みました。
描いていただいたイラストの中には、和タンスを上部の開き扉部分と下部の引き出し部分で分割するリメイクイメージがありました。
詳しくお伺いすると、引き出し部分については奥行きを900mmから450mm程度まで縮め、さらに幅も1200mmから900mmまで縮めたいとのことでした。
また、家具の雰囲気も、鎌倉彫を活かしつつ洋室に合うようなものにしたいと仰っていました。
そこで、引き出し前板の鎌倉彫を使用しながら、本体は先日ご紹介したキャスターと同様にナチュラル色のオーク材で製作することになりました。
そして、「引き出しが固くて開け閉めしにくいのも悩みどころで…」とお客様からご相談いただき、引き出し内部も新しく製作してスライドレールを取り付けることに。
その他、引き出しの幅を縮めるにあたって、どこをどのように切り取ってカット後の仕様をどうするかなど、考えなければいけないことはたくさんありましたが…
今回もとっても素敵な仕上がりとなりました。さっそくご覧ください!
いかがですか♪コンパクトになり、かつ、立派な鎌倉彫が見事活きるチェストとなりました。
引き出し前板は片側からカットして、左側に元の取っ手を残しつつ、右側には新しくガラスのつまみを取り付けました。
右側にも元の取っ手を付けたら、中央にあった鍵穴の位置も変わっているのでバランスが悪くなってしまうのですが、まったく違う形の取っ手を取り付けることでアシンメトリーにカッコよく仕上がりました。
深紅の前板に取っ手がキラリと光るのもまたお洒落ですよね。
本体もオーク材で製作したことで、上品ながら全体的に軽やかな印象となりました。
引き出しにスライドレールを取り付けたので、開け閉めもストレスなく軽やかに。
こちらは妹様のお家に納品させていただいたのですが、その仕上がりに「早く姉にも見せたい!」と喜んでくださいました。
引き出しの開け閉めも確認していただき、「これは良い…とっても使いやすいです!」と言っていただきました♪
素敵な鎌倉彫を活かしてお客様に喜んでいただける家具を作ることができて何よりです!
さて、次回は写真の手前にちょこっと映り込んでいる和タンス上部のリメイクについてご紹介します。そちらもぜひチェックしてくださいね!
↓↓洋服タンスの扉を活かしてリメイクした小キャビネットについてもぜひご覧ください♪↓↓
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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素敵に大変身!思い出の婚礼箪笥(婚礼家具)のリメイク実例をご紹介!
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