戦前からお家にあったという本棚の幅をリサイズしました。
こちらがリメイク前、ご覧の通り背板に穴があいています。
これは戦争中に爆弾の破片であいたものだそうで「この穴がアイデンティティなので、これは残したままで一回り小さくしたい」とのご依頼でした。
リメイクは全体を分解するところから始まります。古いものということもあってか、複雑な木組みがされており、慎重に作業をすすめます。
完成したリサイズ後の本棚です。爆弾穴以外のぐらつきや板の割れなどはご要望に応じて補修し、色が剥げた部分は元の年月を感じさせる風合いを損ねないようにうすく色をのせて仕上げました。
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R227:戦前から引き継がれる本棚”爆弾穴”残しリペア&リサイズ
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