鏡台をPCデスクにリメイク!元のデザインを活かしながら高さアップ
婚礼家具の鏡台をパソコンデスクにリメイクさせていただきました。
今回ご紹介するリメイクは、前回ご紹介した婚礼タンスのリメイクと一緒にご依頼いただきました。
こちらの鏡台は最近はお嬢様が使われていたそうです。
しかし、使いにくさを感じていらっしゃったとのことで処分するかどうしようか悩んでいたと仰っていました。「でも、”嫁入りの鏡は命”と思っていたからどうしても処分に踏み切れなくて」とお客様。
そんな中ルーツファクトリーの家具のリメイクを知って相談してみたいと思ったと仰っていました。ご相談いただけて光栄です!ありがとうございます。(ちなみに鏡自体はリフォームしたお家の壁に取り付けようかなぁと仰っていました)
お客様(お嬢様)のお悩みは、高さが少し低いということと、足元の空間が窮屈ということでした。
そこで、一般的なダイニングチェアやデスクチェアなどの高さと合うように机の天面までの高さを700mmにすることに。
高さを上げるにあたって、お客様から「このスツールの脚を使えないかしら」とご相談いただきました。
たしかに形状の似たろくろ脚で雰囲気が合っています!
また、”足元の空間が窮屈”ということを改善するために、両サイドにある収納のうち片側をなくして新しく2本の角脚を取り付けることにしました。
お嬢様はPCデスクとして使う以外にも、引き続きお化粧台としても使うご予定だそうで、こちらの収納部分は化粧水ボトルなどを入れるのに重宝するとのことで残すことになりました。
お嬢様は左利きとのことだったので、使い勝手を考えて左側の収納を残すことになりました。
さぁ、どのようなデスクに生まれ変わったのでしょうか。こちらがリメイク後の写真です。
鏡台の面影を残しつつ、足元の空間がゆったりとしたデスクに大変身!
アシンメトリーなデザインもお洒落ですね♪
収納部分の下に取り付けたのは、先ほどのスツールの脚。そのままでは高さが足りなかったのと強度も心許なかったので補強をして取り付けました。
天板のサイズは元のままなのですが、PCデスクとして使いやすいよういくつか加工を施しました。
一つは、鏡が差し込まれていた部分の穴埋め。穴が空いたままではゴミや埃など入りやすくなってしまうので埋め木をしました。
元々左右2箇所に穴が空いていましたが、皆様どこに穴があったかおわかりになるでしょうか。
色味を揃えただけでなく、木目も馴染むように加工したので全く違和感がありません。
そして、天板の背面側には切り欠きを入れました。
こちらは、デスクを壁付けしてもパソコンの電源コードなどを配線しやすいようにと付けたものです。
また、天板下にはお客様からのご希望で棚を付けました。
棚の内寸はH60を確保しており、ノートパソコンなどをしまっておくことができます。ちなみに棚の大きさは、ノートパソコンを収納できてなおかつ足元の空間を邪魔しないようにと考えて設計しました。
元の鏡台のデザインを活かしながらお客様のライフスタイルに合わせてリメイクしたデスク。
リフォームを終えたお客様のお家に納品させていただきました。
窓辺の空間でとってもイイ感じ♪
脚のデザインを変えたことで右側のコンセントパネルもうまく避けることができていますね。
お嬢様も仕上がりを気に入ってくださったそうで、後日お客様から頂いたメールには「娘も可愛く仕上がって帰って来た机に合わせて、インテリアを整えて行くと張り切っております。」と綴られていました。
お客様の暮らしの楽しみとなる家具を製作させていただけたようでとても嬉しく思います。
ところで、前回は整理タンスのリメイク、今回は鏡台のリメイクをご紹介しましたが、お客様からはあともう一つ家具の製作をご依頼いただいていました。
そちらはなんと、整理タンスの部材と鏡台の部材を組み合わせてリメイクさせていただきました♪2つの家具からどのような家具が生まれたのか…次回ご紹介するので、どうぞお楽しみに!
ルーツファクトリー
ユリマタタ
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