婚礼家具の鏡台をリサイズ!横幅を縮め高さをアップし使い勝手良く♪
婚礼家具の鏡台をリサイズさせていただきました。
リメイクのご依頼をいただいたのは、こちらの深紅の美しい鏡台です。
「母からもらった婚礼家具なのですが、婚礼家具だけあって重量も大きさもしっかりあります。色はとても気に入ってるので、コンパクトかつ軽くして使い続けることができたら…」とご相談いただきました。
お客様は大阪にお住まいで、ルーツファクトリーの工房が淡路島にある旨をお話しすると、「車で行ける距離だから、観光がてら家具を持ち込みに行っても良いですか?」とお尋ねいただきました。
はい、淡路島工房へのお持ち込みもご対応しています♪(製作作業の兼ね合いで日程については応相談となります)
そして、お客様ご夫婦が工房にお越しくださり、一緒に家具を見ながらリメイクのお打ち合わせ。お客様の「コンパクトにしたい。軽くしたい。」というご希望をより深くヒアリングしていきました。
まず、両サイドにある収納を片方無くして横幅を小さくしたいとご希望いただきました。
次に、元の高さは56cm程度だったのですが、一般的なダイニングチェアと合わせて使いやすいように、台の天面の高さが70cm程度となるようにしたいとご希望いただきました。
高さをアップするのは、椅子と合わせて使えるようにという理由の他、床掃除がしやすくなるようにという理由もあり、お客様は足元のデザインをスッキリした形にしてほしいと仰っていました。
また、全体の高さを上げるのに伴って、「座った状態で顔が映れば充分」とのことで、鏡の高さを縮めてさらに三面鏡から一面鏡にすることに。
う〜ん、かなりガッツリと形が変わりそうですね。
しかしリメイク後の写真を見てみると、あら不思議!形状が大きく変わりながらも元の雰囲気がそのまま残っていました。
それでは皆様ご覧ください。こちらがリメイク後の写真です。
びっくりですよね!まったく違和感なく生まれ変わっちゃいました!
横幅は元々80cm以上あったのですが、60cmまで小さくなりました。カットした右側の収納部分には、スッキリとしたパネルを取り付けました。
この脚パネルは新しい材料を用いて製作したわけですが、鏡台の材料から製作したのではないかと思うほどの馴染み具合です。
そして、反対側のこちらの脚!
どうなっているんだー!と目をグリグリ擦ってしまいましたw
まさに鏡台と一体化しています。安定感もばっちり。
鏡部分の加工も抜かりありません。横幅サイズの縮小に伴い、鏡の位置が中央にくるように移動させました。
その際、鏡を差し込む穴の位置が変わることになりますが、天板は中空になっていたのでただ穴をあけるだけでは強度に不安がありました。そこで、元の穴も塞げるような台を取り付け、そこに鏡を差し込むことに。
鏡台の色味と綺麗に揃っているので違和感ありませんね。
この加工によりしっかり丈夫な仕上がりとなりました。
生まれ変わった鏡台は、大阪本社のタニヨンベースでお引き渡しさせていただきました。
「新しい物に変身して、でも懐かしい雰囲気もあって嬉しい!」と喜んでいただけました。お引き渡しを担当したスタッフは、お車に積み込む際にお客様が鏡を持ち上げて「軽くなってる!」と仰っていたのも印象的だったと言っていました。
お客様にリメイクを気に入っていただけて嬉しいです(^^)
ところで、こちらの鏡台のリメイクをご相談いただいた際にお客様から「母にも何か婚礼家具を戻せるものがあったら嬉しい」とご希望いただいていました。
そして、お母様にプレゼントするために鏡台とセットになっていたスツールもリメイクさせていただきました。
次回のブログでそのスツールのリメイクについてご紹介します。ぜひチェックしてくださいね〜♪(↓からご覧いただけます!)
ルーツファクトリー
ユリマタタ
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