ポルトガル製のリビングボードをリメイク。日本のお家で使いやすく…
ポルトガル製のリビングボードを、日本の住宅で使いやすいようにリメイクさせていただきました。
お客様が20年以上前にポルトガルでオーダーされたというこちらのリビングボード。上品な佇まいが素敵です。
しかし、日本のお家にはサイズが合わず、そのままでは設置しにくいとのことでした。
そこで、テレビ台部分を外してこちらの写真のように3つのユニットを並べて置けるようにしたいとご希望いただきました。
ただ、背の高いキュリオは元々左側面を壁付けするように作られていたため、左側面だけ平たいデザインとなっていて、そのまま並べるのには少し抵抗があるとのこと。当初は「左側も右側と同じように起伏のあるデザインにできないか」とご相談いただいていました。
新しい材料を足すことでそういったこともできなくはないのですが、ただ、せっかくの素敵な家具なので余計な手を加えることなくどうにかできないか…とルーツファクトリー代表の家具作りたいおっさんは考えました。
そして、ピコンと閃き。
「ユニットの並びを左右入れ替えるのはどうでしょう?」
左側に置いてあったキュリオを、右側に持ってくるというのです。たしかに、そうすれば左側はもう一つのユニットと接することになるので、側面が平らでも違和感がなくなります。
「そんなことができるんですか!」と驚かれたご様子のお客様。ご提案を気に入ってくださいました。
そして、並び順を変えて連結できるように加工させていただくことになりました。
また、経年変化や度重なる船便で傷んでしまったのか扉や引き出しの開閉がしにくくなっていることや、海外と電圧が違うために照明が暗くなってしまうことなども気になっているとお客様は仰っていました。
それらの不具合もチェックしてお手入れさせていただくことになりました。
お客様に愛され海をも渡ってきた家具をこれからも長くお使いいただけるように、丹精込めてリメイクしました!
リメイク完成写真はこちらです。
元のリビングボードのデザインが活きる仕上がりとなりました!お客様が気にされていたキュリオの左側面も、配置替えをしたことで違和感がなくなりスッキリとした印象に。
ちなみに、背の低いキャビネット部分の脚は元々本体より少し外側に出ていて、そのままではピタリとくっつけられなかったので、脚の位置も調節しました。
扉や引き出しの開閉の具合を調整した他、引き出しの取っ手が壊れてしまっている箇所もあったので、雰囲気の似たものを探して取り付けました。
キュリオの照明も替えて、内部を明るく照らせるようになりました。
日本のお住まいで快適にお使いいただけるようにリメイクさせていただいたリビングボード。
お客様のお家に納品させていただいた時のお写真がこちらです。
まるでこちらの空間に合わせて作られていたのではないかと思うほど、ぴったり綺麗に収まっています!キュリオの位置を替えたことで、お部屋の電気のスイッチも操作しやすそうです。
使い勝手が良くなって嬉しいとお客様にも喜んでいただけました(^^)
ところで、今回リビングボードから外したテレビ台部分。実はこちらについてもお客様からリメイクのご依頼をいただいていました。
ご依頼いただいたのは、ローテーブルへのリメイク。果たしてどんなテーブルが出来上がるのでしょうか。こちらも元のデザインをたっぷりと活かしたリメイクとなりましたよ〜!
次回のブログでご紹介します。どうぞお楽しみに。(ローテーブルへのリメイクはこちら↓からご覧いただけます♪)
ルーツファクトリー
ユリマタタ
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