婚礼タンスをデスクやライティングビューローにリメイク!扉・背板・天板をどう活かす?

結婚の記念や、ご家族との思い出が詰まった婚礼タンス。サイズや暮らしの変化によって、これまでと同じように使うことが難しくなっても、リメイクによって新たな形で活かすことができます。
例えば、扉や天板などを活かして、デスクやライティングビューローに作り変える方法も。婚礼タンスのどの部分を活かすか、どのような使い方をするかによって、仕上がりはさまざまです。
今回は、婚礼タンスからデスクやライティングビューローにリメイクするときの「活かし方」と「できること」を、これまでの事例とともにご紹介します。
婚礼タンスから、どんなデスクやビューローにリメイクできる?
婚礼タンスからリメイクできるデスクは、シンプルなデザインから、収納を備えたライティングビューローまで、さまざまな形があります。
パソコン作業や書き物、趣味の時間など、どんなことに使いたいのか。どんなデザインが好みなのか。ご希望に合わせて、サイズや形、収納の有無などを考えながら、暮らしに合ったデスクを作ることができます。
シンプルなデスク
親御さんから婚礼タンスを譲り受けたものの、置き場所に悩まれていたお客様。そこで、ノートパソコンを使うための、シンプルなパソコンデスクにリメイクしました。
壁付けしてもコードを通せるよう天板に切り欠きを設け、パソコン作業がしやすい仕様にしています。

また、お子さんのために「社会人になっても長く使えるデスクにしたいと」ご依頼いただいた事例では、シンプルなデザインのデスクにインワゴンを組み合わせました。全体をアイボリー系の色味で仕上げ、明るくやわらかな印象に仕上げています。

ライティングビューロー
ライティングビューローとは、扉を開くとデスクとして使える、収納と机が一体になった家具です。使わないときは扉を閉じておけるため、デスクまわりをすっきりと保てます。収納家具としても使えるので、インテリアのアクセントになるのも魅力です。
こちらは、大きさに悩まれていた婚礼タンスを、ライティングビューローにリメイクした事例です。白く再塗装し、猫脚を合わせたことで、ヨーロピアン調のデザインに。婚礼タンスの扉を活かし、元の家具の面影も感じられる一台になりました。

納品後には、お客様から「ライティングビューローは手芸で大活躍しております。」と、嬉しいメッセージをいただきました。
婚礼タンスのどの部分をデスクに活かせる?
婚礼タンスからデスクへリメイクする際には、扉だけでなく、背板や天板、側板など、さまざまな部材が活躍します。
どの部材をどう取り入れるかは、タンスのつくりや状態を見ながら判断し、新しいデスクへとリメイクしていきます。
扉は脚や収納扉にも
婚礼タンスの“顔”ともいえる扉。飾り彫りや木目など、そのタンスらしさがよく表れている部分でもあります。デスクへのリメイクでは、この扉をさまざまな箇所に取り入れられます。
デスクのパネル脚にしたり、天板下の収納扉として使ったり。ライティングビューローなら、デスク部分を開閉する扉として活かすこともあります。
同じ「扉を活かすリメイク」でも、新しいデスクのどこに取り入れるかによって、見え方や使い方はさまざま。婚礼タンスの扉を活かすことで、リメイク後の家具にも、元のタンスの面影をしっかり残せます。
タンスの天板を活かす
婚礼タンスの天板も、状態やつくりによっては、デスクの天板として活かせることがあります。ただし、婚礼タンスの天板は、上から荷重がかかることを想定したつくりではない場合があります。そのため、どのタンスでもそのままデスクの天板に使えるわけではありません。
こちらの事例では、実際にタンスの状態を確認し、強度面で問題ないと判断したため、天板をカットしてパソコンデスクに活かしました。

天板をデスクとして使うには、強度が十分にあるかどうかを確認することが大切です。安心して長くお使いいただけるよう、家具の状態をしっかり見極めながらリメイクしています。
背板をデスクの天板に
タンスの背板は、普段あまり目にする部分ではありません。ベニヤ板やプリント合板などが使われることも多いですが、家具によっては天然木の化粧材が使われていることもあります。
こちらの事例では、天然木の化粧材が使われた状態の良い背板を、デスクの天板に活かしました。

ただし、タンスの背板は薄いため、そのままデスクの天板として使うことはできません。そこで、強度のある天板を新たに製作し、その表面に婚礼タンスの背板を化粧材として活かしました。
側板を活かし、見附の装飾も残す
婚礼タンスの側板を新しいデスクやビューローに活かし、特徴的な見附の装飾も残すことができます。
「見附」とは、家具を正面から見たときに見える部分のこと。婚礼タンスでは、天板や側板の正面などに、特徴的な面取りや飾り彫りが施されていることがあります。

こちらのライティングビューローは、婚礼タンスの扉だけでなく、側板と見附も活かしてリメイクしました。
ビューロー上部の側板には傾斜をつけているため、見附もその形状に合わせて加工する必要があります。そこで、いったん見附を側板から切り離し、加工した側板に再び組み付けました。
側板の見附だけでなく、天板の見附を活かした事例もあります。
こちらの事例では、婚礼タンスの天板をデスクに使うには強度が足りなかったため、新しい天板を製作。元の天板から見附を切り出し、新しい天板の正面に取り入れました。

収納や配線も、デスクの使い方に合わせて工夫できる
婚礼タンスからデスクへリメイクするときには、元の家具をどう活かすかだけでなく、これからどのように使いたいかも大切です。
仕事で使う書類やパソコン周辺の機器を収納したり、電源コードを通せるようにしたり。デスクの使い方に合わせて、収納や配線も工夫できます。
デスクまわりのものを収納できるように
こちらは、婚礼タンスからパソコン作業用のライティングビューローへリメイクした事例です。
お客様はノートパソコンをお使いになるとのことで、作業スペースには十分な奥行きを確保。奥行きを活かして、本や書類を立てて収納することもできます。
下部にはプリンターを収納できるスペースも設けました。

シンプルなデスクに収納を組み合わせたい場合には、引き出しやインワゴンを設ける方法もあります。こちらのデスクでは、天板下に鍵付きの引き出しを設け、インワゴンの下段はA4サイズの書類を収納できる高さにしています。

パソコンを使いやすいように配線を工夫
パソコンデスクとして使う場合には、電源コードの取り回しも気になるポイントです。整理タンスの天板を活かしたデスクでは、壁に付けて設置してもコードを通せるよう、天板の奥に切り欠きを設けました。

また、ライティングビューローの内部に配線穴を設けた事例もあります。背面からコードを通せるため、デスクまわりの配線をすっきりとまとめられます。

しまいたいものや使い方に合わせて、収納の仕様や配線方法を工夫できるのも、オーダーリメイクの魅力です。
デスクのサイズや仕様も、ご希望に合わせて
「このサイズで、こんな使い方がしたい」。婚礼タンスからデスクやビューローにリメイクする際は、そうしたご希望に合わせて、サイズや仕様を考えることができます。
ご両親の婚礼タンスからパソコンデスクへリメイクした事例では、「ノートパソコンを使える、すっきりとしたデスクにしたい」とご希望いただき、奥行きを450mmに。十分な作業スペースを確保した、すっきりとしたデスクに仕上げました。

また、搬入経路を考慮してデスクの仕様を決めた事例もあります。
こちらのお客様は横幅120cmほどのデスクをご希望でしたが、ご新居の搬入経路では、横幅105cm以上の家具をそのまま運ぶことが難しい可能性がありました。
そこで、ご希望の横幅120cmを確保しながら、分解・組み立てができる仕様に。分解した状態で搬入し、お部屋の中で組み立てました。
納品後には、お客様から「素敵に仕上げていただき、とても嬉しいです。これから、大切に使っていきたいと思います。」と、嬉しいメッセージをいただきました。
デスクのサイズや仕様を考える際は、使い方だけでなく、お住まいの搬入経路なども確認することが大切です。ご希望や設置環境に合わせて、使いやすさと搬入のしやすさを両立できるデスクをご提案しています。
ひとつの婚礼タンスから、2台のデスクへ
ひとつの婚礼タンスから、お子さん2人がそれぞれ使える2台のデスクへリメイクした事例をご紹介します。
「長く使い続けられるシンプルなデザインにしたい」というご希望に合わせ、婚礼タンスの無垢材の部分を製材。新しいデスクの脚や引き出しに使うパーツを製作しました。

天板には新しい材を使用し、婚礼タンスの木材と木目の雰囲気が合うようにすることで、全体に統一感のある仕上がりに。シンプルなデザインの中にも、元の家具の木材が活かされています。
婚礼タンスをデスクにリメイクした事例集
同じ婚礼タンスからのリメイクでも、デスクの形や、元の家具の活かし方はさまざまです。
シンプルなデスクや収納付きのデスク、ライティングビューローなど、これまでに製作した事例をまとめました。気になる事例があれば、写真をクリックして詳しいリメイク内容をご覧ください。
白塗装と猫脚の
ライティングビューロー
扉や引き出しを活かした
ライティングビューロー
扉をパネル脚に活かした
PCデスク
扉の面影を残した
ライティングビューロー
扉を天板裏に活かした
デスク
白塗装のデスク&
インワゴン
側板や見附も活かした
ライティングビューロー
背板を天板に活かした
デスク&インワゴン
鎌倉彫の扉を活かした
ライティングビューロー
整理タンスの天板を活かした
パソコンデスク
扉を側面に活かした
パソコンデスク
パソコン作業用の
ライティングビューロー
扉を収納に活かした
ワークデスク
ひとつの婚礼タンスから
2台のライティングビューローに
ひとつの婚礼タンスから
2台のお子さん用デスクに
特徴的な扉を
デスクの脚に活かして
ヨーロピアン調の
ライティングビューロー
婚礼タンスの材を活かした
ライティングビューロー
婚礼タンスを、これから使うデスクへ
婚礼タンスからデスクへのリメイクには、決まった形があるわけではありません。扉や装飾など、元の家具の特徴を残す方法もあれば、木材を新しいデスクの部材として活かす方法もあります。
また、デスクのサイズや収納、配線なども、使い方や設置場所に合わせて工夫できます。こうした細かなご希望を形にできるのも、オーダーリメイクの魅力です。
大切なのは、婚礼タンスのどこを活かすか、そして、これからどんなデスクを使いたいか。 その両方を踏まえながら、元の家具に合ったリメイク方法を考えていきます。
婚礼タンスをこの先どうしようかとお悩みでしたら、デスクやライティングビューローへ形を変えて使い続ける方法も、選択肢のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか。

やの

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