欅の婚礼タンスを電話台にリメイクしました。
整理タンスの小さな引き出しをそのまま生かして3段に並べ、箱体は新規製作しました。
新規製作といっても、材料は元のタンスの側板です。
タンスのような「箱物」と呼ばれる家具は、側板が「フラッシュ構造」といって中が空洞になっていることが多いです。
そのため、タンスの側板を新しい家具の側板に使用する場合、そのままでは構造が成り立たなくなってしまうので、一から仕立て直さなければなりません。
かなりの時間と手間がかかる作業ですが、お客様が大切にされている家具を生かすためなら、その手間は惜しみません。
引き出しの間には、差し色にお客様のお好きな赤を。
鮮やかな赤色を用いることで全体がお洒落に締まりました。
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R056:欅の婚礼タンスの側板と引き出しを生かし電話台にリメイク
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