お客様からのご要望
・形見として受け継いだ桐タンスを、これからも使い続けられる形にしたい
・キッチンカウンター下に置いてあるチェストの代替として使いたい
製作コンセプト
・キッチンカウンター下に設置するサイドボードへとリメイクする
・動線や設置場所を踏まえ、奥行きや構造を設計する
大切なお母様の桐タンスを、お住まいのキッチンカウンター下にぴったり収まるサイドボードへとリメイクしました。
お客様の暮らしや設置場所に合わせ、右から左へと奥行きが浅くなるような非対称のデザインにしました。カウンターと同じ横幅で、水槽や通路に干渉しないような設計になっています。
もとの桐タンスからは、引き出しと引き戸の框部分を再利用し、新しく用いたナチュラル色のオーク材と調和するよう塗装を調整しました。左端はオープン棚にし、視線の抜けを作って圧迫感を軽減しています。
タンスの記憶を残しながらも、今のお住いに馴染むような風合いに仕上げました。
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