お客様からのご要望
・無垢一枚板の座卓をダイニングテーブルにリメイクしたい
・ご新居の雰囲気に合うようにリメイクしたい
・お手入れは簡単にしたい
製作コンセプト
・天板の塗装を剥がし木本来の色を生かす
・天板に薄くウレタン塗装を施しマットに仕上げる
・黒染めオークの脚を合わせ和モダンに
松の飾り彫が入った素敵な無垢一枚板の座卓をダイニングテーブルにリメイクしました。
ご新居の床材はウォールナット材となり、全体的にモダンな雰囲気になる予定とのことで、そのまま脚の長さを変えるだけではご新居の雰囲気に合わなくなるとご相談いただきました。
お客様は、天板の赤茶色の塗装や松の飾り彫が和風に見えるから、塗装を剥がしてシックなウォールナット色に仕上げ、飾り彫もなくしてしまった方が良いのではないかと考えていらっしゃいました。
しかし、そうすると素材の良さや面影も失われてしまうため、元の座卓の特徴を生かしながらモダンなダイニングテーブルにリメイクする方法を考えました。
そして元の座卓の特徴をしっかりと残しながら、古さを感じさせない和モダンな仕上がりとなりました。
天板の塗装を剥がしてテカテカとした光沢をなくし、あえて着色はせず木の本来の美しい色味を生かしたことで、和風特有の重々しさがなくなりました。
お手入れは簡単にできた方がいいとの奥様のご希望で、天板にはウレタン塗装を施しました。
脚の仕様もテーブルの雰囲気を左右する大きな要素のため、75mmの幕板フレームに、70角の脚を合わせ、黒染め塗装でスタイリッシュに仕上げました。
元の天板の色を生かして面影を残しながらモダンなダイニングテーブルになりました。
【家具のリメイクについてのよくあるご質問】はコチラ
R362: 形見の座卓を元の面影を残し和モダンなテーブルにリメイク
Before>After