お客様からのご要望
・思い出の鏡台の部材を余すことなく活かしてほしい
製作コンセプト
・鏡台の脚部分を活かし、天板を新しく設けて経机へとリメイク
・脚とのバランスを考慮しながら、天板の寸法を決定する
鏡台の脚を使用し、新たに天板を取り付けることで、コンパクトな経机へとリメイクしました。
「鏡台の部材をできる限り活用してリメイクしてほしい」とのご要望を受け、経机のサイズはお任せいただき、鏡台の脚のサイズとバランスを踏まえてデザインしました。正座での使用にちょうど良い高さを確保するため、脚と天板の間には高さ調整のためのスペーサーを挟んでいます。
天板は脚の色味に合わせて塗装し、全体に調和がとれるよう仕上げました。サイズは幅400mm・奥行320mmと、使いやすくも愛らしい印象です。
また、同時に製作した上置き型のお仏壇とサイズ感を合わせたことで、並べて使うと統一感のある空間になります。鏡台の記憶を引き継ぎながら、日々の祈りの場として新しいかたちで活躍する家具となりました。
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