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食器棚を本棚として使う方法|リメイクの実例紹介&ポイントを解説

食器棚を本棚として使う方法|リメイクの実例紹介&ポイントを解説のイメージ

    

暮らし方が変わって、使わなくなってしまった食器棚。「まだしっかりしているし、何か別の形で使えたら…」と思ったことはありませんか?

実は食器棚は、リメイクによって本棚として使い続けることができます。ただし、本を収納するには、強度や使い勝手に合わせた調整が必要になることも。

この記事では、食器棚を本棚へとリメイクした実例をもとに、どのような加工や工夫ができるのかをご紹介します。「うちの食器棚も、まだ使えるかも」そんなふうに感じてもらえたら嬉しいです。

食器棚は本棚として使える?|リメイクで広がる新しい使い方

お気に入りだったガラス扉や、長く使い込まれた木の風合い。そんな食器棚の魅力を残したまま、本棚としてこれからの暮らしに合わせて使い続けることができます。

茶棚からリメイクした本棚

ただし、食器棚はもともと食器を収納するための家具。そのままでは、本を収納するには使いづらい部分が出てくることもあります。

そのため、棚板を補強したり、本のサイズに合わせて高さを調整したりと、使い方に合わせた工夫を加えながら、本棚として使いやすい形へ整えていきます。

また、食器棚の形状を活かして内部を本棚仕様に作り替えたり、上下に分割して上部だけを使ったりと、リメイク方法によってさまざまな形へ生まれ変わります。

食器棚からリメイクした本棚をご新居に納品

サイズや収納量を暮らしに合わせて整えることで、見た目だけでなく使いやすさも大きく変わります。

次の章では、実際に食器棚を本棚にリメイクした事例をご紹介します。どのような工夫で新しい形へ生まれ変わったのか、具体的に見ていきましょう。

食器棚を本棚へ|リメイクした実例をご紹介

食器棚全体を使った本棚への作り替えから、上下を分割して一部を使う方法まで、暮らしに合わせたさまざまなリメイクが可能です。

ここでは、お客様の使い方やお部屋に合わせて、食器棚が本棚へと生まれ変わった実例をご紹介します。

下部を活かして本棚に|上部を新規製作し横幅もコンパクトに

食器棚を本棚にする

ご結婚当初からお使いの、思い出の詰まった食器棚。戸建てへのお引越しをきっかけに、リメイクをご依頼いただきました。

「横幅を2/3ほどに縮めたい」とのご要望でしたが、上部は構造が複雑なため、全体をリサイズすると費用も大きくなってしまいます。

そこで、下部はサイズを調整して活かし、上部は本を収納しやすい仕様で新たに製作。扉付きの本棚へと生まれ変わりました

リメイクした本棚の内部

文庫本や新書だけでなく、A4サイズの本や書類も収納できるよう棚の高さを調整し、お持ちの本をたっぷり収納できる仕様になっています。

また、下部には油汚れなども見られたため、清掃も行い、心地よく使い続けられる状態に整えました。

屋久杉の茶棚を本棚に|上段内部を作り替えて強度と収納力を確保

食器棚を本棚にリメイク

食器棚として使われていた屋久杉の茶棚は、亡きお祖父母様から受け継がれた大切なもの。すでに別の食器棚をお持ちだったため、上部を本棚として使える形へリメイクしました。

そのまま棚板を取り付けるには強度面に不安があったため、上部の内部をくり抜き、本を収納する箱部分を新たに製作。棚板をしっかり取り付けられるよう、内部を作り替えています。

本のサイズに合わせた棚割り

さまざまなサイズの本を収納できるよう、棚の高さは上から165mm・209mm・320mmに調整。

また、一部に傷みや汚れも見られたため、丁寧にお手入れを行い、長年蓄積した汚れもしっかり除去しました。全体を磨いて再塗装することで、屋久杉ならではの美しい木目がより際立つ仕上がりとなっています。

ガラス扉部分を本棚にリメイク|補強を施して重さのある本にも対応

食器棚を本棚にリメイク

亡きお母様の形見として受け継がれた食器棚。たくさんの本を収納できる本棚として使いたいものの、そのままでは少し大きすぎる状態でした。

そこで、上部の開き扉3枚分に合わせて高さをリサイズ。重い本も収納できるよう補強を施し、元の面影を感じられるすっきりとした高さの本棚へと生まれ変わりました。

上から一層貼って美装した側板

側板には傷も多く見られたため、表面を整えたうえで新たに材を貼り、全体を塗装。心地よく使い続けられるよう仕上げています。

また、今回のリメイクでは、亡くなったワンちゃんの噛み跡が残る引き出しつまみを扉へ移設。面影だけでなく、大切な思い出も引き継げる一台となりました。

納品後、お客様から嬉しいメールを頂きました。

栃木のお客様のお家へ納品させていただいた食器棚からリメイクした本棚
色々とわがままを聞いて頂き、早くも愛着がわいています。
この度はありがとうございました。
予想以上に仕上がりがしっかりしており、大変満足しています。
色々わがままを聞いて頂き、早くも愛着がわいています。
母の遺影を本棚の上に置いて、自分の中ではリメイクが完成しました。
改めて、お礼申し上げます。ありがとうございました。

食器棚の上部を本棚に|台輪・天板加工で独立して使える仕様へ

食器棚を本棚にリメイク

無垢ナラ材で作られた、上下分割できるつくりの食器棚。上部を本棚として使いたいとのご相談でした。

ただ、分割できる家具は、単体では使えない構造になっていることも少なくありません。脚や台輪(家具の土台)がないまま床に置くと、湿気などで傷みやすくなってしまいます。

そこで今回は、新たに台輪を製作し、上部だけでも安心して使える本棚へとリメイクしました。

既存の台輪と合わせてH100で製作した新しい台輪

また、もともとの天板は物をのせる想定で作られていなかったため、厚みのある材を貼って補強。面取りも施し、元のデザインに自然と馴染むよう仕上げています。

既存の天板と馴染むよう新しい材料で補強・化粧

棚板や側板はしっかりした作りだったため、内部はそのまま活用。これまでの収納力を活かしながら、新たな形で使い続けられるようになりました。

上部をキャスター付き本棚に|間仕切りとしても使えるように背面化粧

食器棚を本棚にリメイク

お住まいの建て替えをきっかけに、食器棚上部のリメイクをご相談いただき、お部屋の間仕切りとしても使える本棚へと生まれ変わりました。

箱物家具は壁付けを前提に作られていることが多く、背面を見せて使える仕様になっていない場合がほとんどです。そこで今回は、間仕切りとして使った際も美しく見えるよう、背面をオーク材の突板で仕上げました。

背面化粧仕上げしてある本棚

また、ガラス戸部分には、建て替え前のお家で使われていた建具の模様入りガラスを活かしました。新たに木枠を製作し、安心して使えるよう整えています。

新たに木枠を作ったガラス戸

底部にはキャスターを取り付け、移動もしやすい仕様に。そして、納品翌日にはこんなご感想をいただきました。

お客様宅の2階のお部屋に設置したリメイク後の本棚
家族も『見ばえが良くなってる!』と仕上がりに満足したようです。
家族も『見ばえが良くなってる!』と仕上がりにとても満足したようで、母が30年前に気に入って購入したものを形を変えて今の暮らしに合わせて使い続けられるので頼んで良かったねと話していました。

キャビネット上部を本棚に|幅縮小と構造変更で使いやすい家具に

食器棚を本棚にリメイク

テレビ台と食器棚を兼ねた、大型のキャビネット。「歳を重ねても使い続けられるようにしたい」とのことで、上部中央の2枚扉を活かし、コンパクトな本棚へとリメイクしました。

扉をそのまま使うと、堀込取手の位置が低くなり、開閉しづらい状態に。そこで、扉は上下を入れ替え、使いやすい位置へ調整しています。

新しく作ったとは思えないほど家具と馴染んでいる天板と底板

また、家具の構造変更に合わせて、天板と底板も新たに製作。扉のデザインに自然と馴染むよう仕上げました。

底部にはキャスターも取り付け、移動もしやすい仕様に。これから先も長く使い続けられる一台へと生まれ変わっています。

本棚として使うために必要なリメイク加工とは?|実例から解説

食器棚は収納家具ではありますが、もともとは食器を収納するために作られているため、本を大量に収納することは想定されていません。

そのため、そのまま本棚として使おうとすると、強度不足で棚板がたわんでしまったり、使い方によっては使いづらさを感じることもあります。

だからこそリメイクでは、「本を収納する家具」として使いやすく、長く安心して使える構造へ整えていくことが大切です。

ここでは実際のリメイク事例をもとに、食器棚を本棚として使うために行った主な加工をご紹介します。

本の重さに耐えるための補強・構造の作り直し

本は1冊ずつだとそこまで重くなくても、数が増えると棚板や本体に大きな負担がかかります。特に、棚板を追加する場合や収納量が増える場合は注意が必要です。

実際の事例では、既存の構造をそのまま使うのではなく、内部に新しく箱状の構造を作りました。

もともとの側板だけでは棚板を支えきれないため、新たな構造を設けることで、本をたくさん収納できる棚板を取り付けられるようにしています。

茶棚の内部を作り変え

また、側板と棚板の厚みや固定方法を見直したり、内部に補強を加えることで、重い本も安心して収納できる仕様にしています。

補強を施し安心して重い本を収納することのできる本棚

中には、「食器棚を横向きにして本棚として使いたい」というご相談もありました。

一見リメイクできそうに見えても、家具は向きによって荷重のかかり方が変わるため、破損の原因につながることがあります。

お客様から上部を90度回転させて縦長の本棚にリメイクできないかとご相談いただいた食器棚

見た目だけではなく、用途に合わせて構造から作り替えることが大切です。

天板・底面の仕上げと構造の調整

食器棚の上部は、上に物を置くことを想定して作られていない場合も多く、天板がきれいに仕上げられていないことがあります。

天板の補強&化粧の作業の様子

そのため、新たに天板を製作したり、既存の天板の上から材を重ねて補強・化粧を行なっています。

既存の天板と馴染むよう新しい材料で補強・化粧

また、上下分割して使う場合、上部はそのままでは床置きできない構造になっていることが多くあります。

そのため、台輪や脚を取り付けて設置できる仕様へ調整し、湿気がこもりにくく、安定して使えるようにしています。

既存の台輪と合わせてH100で製作した新しい台輪

キャスターを取り付けるケースもあり、重い本を収納した状態でも動かしやすくするための工夫を施すことも可能です。

キャスター付きになったリメイク後の本棚

本のサイズに合わせた棚設計

本を使いやすく収納するためには、収納する本のサイズに合わせて棚の高さを設計することが重要です。

たとえば、A4ファイルが入る高さを確保したり、文庫本や新書に合わせて細かく棚を分割することで、本のサイズごとに無駄なく収納しやすくなります。

リメイクした本棚の内部

また、棚板を可動式にすることで、後から本が増えたり、収納するものが変わった場合にも柔軟に使えるようにするケースもあります。

本棚の棚板は本のサイズに高さを合わせました

扉・ガラス・背面の使い方に合わせた加工

食器棚特有のガラス扉や引き戸は、そのまま活かせる場合もあれば、使い方に合わせて加工を加えるケースもあります。

食器棚の上部開き扉部分

たとえば、ガラスだけでは強度が不足する場合は木枠を追加して補強したり、使い勝手を考えて扉の向きを変更することもあります。

新たに木枠を作ったガラス戸

また、扉を新たに製作し、埃が入りにくい本棚へ作り替えることも可能です。

パールゴールドの取っ手

さらに、食器棚は壁付けで使う前提で作られているため、背面が仕上げられていない場合があります。

間仕切りとして使う場合などは、背面を化粧材で仕上げることで、どの方向から見ても美しい仕上がりになります。

背面化粧仕上げしてある本棚

清掃・美装・補修で長く使える本棚に整える

長年使われてきた食器棚は、油汚れや傷みが見られることも多くあります。

剥がれてしまっている箇所は箇所は綺麗にする

そのままの状態でリメイクするのではなく、しっかりと清掃・美装・補修を行うことで、見た目だけでなく、安心して使える状態へ整えていきます。

再塗装で雰囲気を変えたり、傷んだ部分を補強したりと、家具の状態に合わせた対応が可能です。

収納内部

また、思い出のパーツを残しながら自然に仕上げることで、これまで使ってきた家具の面影や思い出を大切にしつつ、新しい暮らしに合う家具へと作り替えることができます。

ワンちゃんの噛み跡のついたつまみ

思い出の食器棚を、これからの暮らしへ|本棚リメイクという選択

使わなくなった食器棚も、形を変えることで、暮らしの中で再び活躍できる家具になります。

たくさんの本を収納できるよう内部を作り替えたり、上下に分割して空間に合わせた形で使ったり。食器棚の形や特徴を活かしながら、暮らしに合う本棚へ整えていくことができます。

「本が増えて置き場所に困っている」「思い出のある食器棚を、この先も使い続けたい」――そんな時、本棚へのリメイクという選択肢があるかもしれません。

食器棚リメイクの実例をもっと見るなら…

食器棚のリメイクといっても、「本棚として使いたい」「高さを低くしたい」「上下で分けて使いたい」など、お悩みや使い方はさまざまです。
ルーツファクトリーでは、家具の状態や暮らしに合わせたリメイクを行なっています。

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