2024-01-21
暮らしを楽しむ日々
一つの家具がリメイクで二つに大変身!1/8~1/14ダイジェスト
こんにちは、東京ベースのオーニシです。
前回のダイジェストで書いた「外に出たらなるべく歩く」、なんとか続けています。あまりの風の冷たさに挫折した日もありますが、寒さに負けずにがんばって歩いた日は膨らみ始めた梅の蕾を見つけて「そういえばもうすぐ梅まつりだなあ」なんてことを考えたり。
さて、今回のダイジェストでは1/8~1/14にアップされたブログを振り返ります。一つの家具を分割して複数の家具として使えるようにしたリメイクの他、とってもキュートなオーダーメイド家具も登場しています。さっそくご覧ください(^^)
目次
食器棚を分割してキッチン作業台と吊り戸棚にリメイク
ご自宅の建て替えに合わせて、今お使いになっている食器棚をリメイクしたいとご依頼いただきました。二つセットになっている食器棚のうちの一つを、設置場所に合わせた大きさのキッチン作業台と吊り戸棚にできたら、とのご希望でした。
お客様が描いてくださったイメージイラストをもとに、食器棚の特徴である扉や引き出しを活かしてリメイクさせていただきました。
Blog:食器棚をキッチン作業台&吊り戸棚にリメイク。空間ぴったりサイズに
食器棚をお家のリフォームに伴いリメイク!建て替え後のお家のスペースにぴったりと収まるようサイズ設計、据え付けも直接させていただきました。パイン集成材をウォールナット色で仕上げカントリー調に♪
作業台には食器棚の引き出しを、吊り戸棚にはガラス入りの扉を、それぞれ活かしました。吊り戸棚のガラス扉は元の扉の高さをリサイズし、下から手を伸ばしたときに手をかけやすいよう、引き手として下の方に丸溝を掘り込みました。
作業台の引き出しは、2列に並んだ下4段は食器棚のものを使用し、その上の大きな引き出し2段は新しく製作しました。引き手の形や前板の縁部分をもとからあった引き出しと合うように加工してあるので、違和感なく馴染んでいます。
完成した二つの家具をお届けし、吊り戸棚は壁面への据え付け作業もさせていただきました。スペースにちょうどよく収まった作業台と吊り戸棚の様子、ぜひ元のブログでご覧になってくださいね。
さて、お客様からはこの食器棚リメイクの他に、ある物のオーダーメイドもご依頼いただいていました。続いてはそちらのご紹介です。
お家の中が楽しくなる♪室内窓をオーダーメイド
ダイニングの壁から階段下の空間を見ることができる、室内用の小窓をオーダーメイドでお作りしました。
お客様は、階段下を秘密基地のようなスペースにするご予定で、そこからお子さんたちが顔を出せるようにしたいとお話くださったそうです。想像するだけでもワクワクしてきちゃう楽しそうな小窓、どんな仕上がりになったのでしょうか。
Blog:アーチ型室内窓をオーダーメイド!ダイニングと”秘密基地”をつなぐ
アーチ型の小窓をオーダーメイドさせていただきました。パイン集成材をウォールナット色に仕上げお部屋の内装に合わせつつお客様のお好きなカントリー調に。ダイニングと”秘密基地”を繋ぐ素敵な小窓に♪
周りの装飾も相まって、めちゃめちゃ可愛いですね!まるでテーマパークにある建物の中みたいです。秘密基地側から外を眺めるのも楽しそう♡
ちなみに、小窓はお家の建設中に取り付けをすることになるため、建設業者さんが施工しやすいように壁取り付け用の器具も作成しました。
このように、造り付けになる家具でもオーダーメイド・オーダーリメイク共にバッチリ対応できますので、「こういうのもできる?」と気になる点がありましたらお問い合わせくださいね!
屋久杉製座卓の天板をひと回り小さくリサイズ
お客様がご祖父母様から受け継いだという屋久杉の座卓を、一回り小さくなるようにリサイズさせていただきました。
お客様はお家の建て替えを控えておられ、元は10畳近くの和室で使われていたというこの座卓を8畳ほどのお部屋に合うサイズにしたいこと、さらに天面にはめ込むように置かれているガラスと、天板縁との隙間にゴミが溜まりやすいのをなんとかできたら……とご相談いただきました。
Blog:ガラス天板付きの屋久杉座卓をリサイズ。お手入れしやすいよう工夫も
お客様のご自宅建て替えを機に、ガラス天板付きの屋久杉座卓をリメイクさせていただきました。ガラスと座卓の間にゴミが溜まらないように、お客様とご相談の上で、座卓天板の縁をフラットに仕上げました。
天板サイズは1250mm×1350mmから1200mm×1100mmへとひと回り小さく、さらに「今後は頻繁に動かすようになるかも」というお話を踏まえて、ガラスを厚さ8mmのものから5㎜のものに替えて軽量化を図りました。
ゴミが溜まってしまうという問題は、天板の縁までフラットに仕上げ、端までガラストップにしたことで解決!
天板はただカットしただけでなく、元の縁の部材を加工し直して四方に貼り直してあるので、リサイズ前の雰囲気がしっかりと伝わってきます。
大切なお祖父母様の思い出の座卓、リメイクをお任せいただきありがとうございました!
4枚扉のタンスを2枚扉のタンスとキャビネットの二つに分割リメイク
婚礼家具の洋服タンスを、二つに分割してそれぞれで使えるようにリメイクさせていただきました。タンスは4枚扉のもので、横幅を扉2枚分ずつに分け、左側の扉2枚の側を引き続き洋服タンスとして使いたいというのがお客様のご希望でした。
もともと2枚扉分ずつで分かれる仕様のタンスでしたが、「そのまま」と言っても、接続面は本来剥き出しで使うのは想定されていないため、補強や加工が必要になります。また天板と台輪はひと繋がりになっているので、こちらもリサイズしました。
Blog:4枚扉の婚礼タンスを2枚扉にリサイズ。美装してまるで新品のように
婚礼家具の4枚扉の洋服タンスを2枚扉分の横幅にリサイズ。内部の仕様はほぼそのままに、お客様が使い馴染まれたネクタイ掛けを扉に取り付けました。金物を新調し、再塗装もして新品のような仕上がりに。
上のアイキャッチ画像で手前に見えている右側の面は、タンスを分解して取り出した側板を貼り直しています。……と文章で説明すると簡単に聞こえますが、実際には部材に傷がついたりしないよう細心の注意を払っての作業になります。手間はかかりますが、その甲斐あってまるで最初から2枚扉で作られていたかのような仕上がりになりました。
内部はこのようになっています。左側の扉裏のネクタイ掛けは、元のタンスでは一番右側にあった扉についていたもの。もともとこの左側の扉にもネクタイ掛けはついていたのですが、こちらを使いたいとお客様からご希望いただき、移設しました。こういうきめ細かい対応が可能なのもオーダーリメイクならでは。
さて残るもう半分、右の扉2枚分の側ですが、お客様は手芸をなさるそうで、キルトを収納するキャビネットにしたいとご希望いただきました。扉は高さをカットし、奥行きはキルト収納にちょうどいいサイズ、タンスよりややコンパクトなD500で製作することになりました。
Blog:婚礼タンスをキルト用キャビネットにリメイク。外観・機能にこだわり
婚礼家具の洋服タンスをキルト収納用のキャビネットにリメイク!美しい扉を活かして本体は新規製作しました。元のタンスの雰囲気を残しつつキルト収納に使い勝手が良いようこだわりいっぱい仕上げました。
扉は上部をカットしていますが、実は引き手部分に密かなこだわりポイントがあります。引き手の上端と下端はもともと同じ形状のデザイン加工がされていました。この部分をただカットするだけではいかにも「ここでカットしました」という感じになってしまいます。
そこで、引き手上端のこの部分をもってきて、リサイズ前の印象をそのままキープできるようにしました。言われてみれば、という箇所ですが、これがあるとないとでは大違いですよね。
その他、内部の棚板は可動式で様々な収納方法に対応できるようになっているなど、使い勝手にもしっかり配慮してあります。このキャビネットに色とりどりのキルトが収まっているところ、きっと素敵でしょうね♡
お客様は二つの家具の仕上がりをとても喜んでくださり、Instagramにもアップしていただいたとのこと。それだけ気に入っていただけたのだな、とルーツファクトリー一同もとっても嬉しいです!
日本全国各地より
全国にあるルーツファクトリーの拠点から、それぞれのスタッフが日々の暮らしを通して家具のこと、ルーツファクトリーのことを楽しくお伝えする「日本全国各地より」。今回は、東京店に加わった新たなメンバーのブログも登場しています。
札幌ベース『みずの』は、今まさに気になっている方も多いと思われる、地震に備えた家具について書いています。
Blog:地震に負けない!背の高い家具がリメイクで安心感のある家具に変身!
家具リメイクのご要望で多いのが「地震に備えて背の高い家具を低くしたい」というもの。とくに婚礼タンスのような家具に不安を抱える人は多いです。家具屋として、地震に負けない家具をご提案いたします!
地震そのものを避けることはできない以上、日ごろの備えは大切ですね。我が家もローリングストックを改めて見直したりしています。
大きな家具はいつでも簡単に変えられるというわけにはいきませんが、「実は前から心配で……」という方、わりといらっしゃるのではないでしょうか。地震対策に限らず、家具のお悩みはどうぞ遠慮なくご相談くださいね。
東京店下北ベースからは、新スタッフ『まいの』が初登場です。
Blog:はじめまして!下北ベースまいのと学ぼうよ♪家具の面白さがいっぱい
無垢材とは木をそのまま切り出した加工をしていない1枚でできた木材のことを言うそうです。 カラーバリエーション豊かなモンペスツール。色によってフラミンゴやもみじなど可愛い名前がついています。
これからいろいろ学んでいきたいというまいの、初めて触れるからこその発見もたくさん伝えてくれそうです。スタッフが増えてますます充実した東京店、ぜひご注目くださいね!
これからのブログもお楽しみに♪
以上、1週間分のブログをまとめて振り返りました。
フレッシュな顔が加わった「日本全国各地より」、これからも続々とニューフェイスからの発信が始まる予定ですのでどうぞお楽しみに。
それではまた、次の日曜日に!
ルーツファクトリー 東京ベース
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