2023-02-19
暮らしを楽しむ日々
家具を分割し別々に使えるリメイク事例2/6~2/11ダイジェスト
こんにちは!東京ベースのオーニシです。
東京はまだまだ寒い日が続いていますが、我が家ではちょっと早めの春を楽しんでいます。先日温泉旅行に行った実家の両親から、お土産に早咲きの桜の枝をもらったのです。
リビングに置いていたら、暖かいせいかどんどん開いて散り始める花まで出てきてしまったので、あわてて比較的涼しい玄関に移しました。これでもうしばらく花が楽しめるといいなあ。
さて今回のダイジェストで振り返る2/6~2/11のブログでは、ひとつの家具を部分ごとにリメイクして、別々に使えるようにする事例が集まりました。いつものように「こんな方法があるんだ!」と驚くような工夫がいっぱいなので、ぜひじっくりとご覧ください!
三面鏡の鏡と収納部分をそれぞれリメイク
お客様のお母様がお使いだっという三面鏡をリメイクさせていただきました。お客様はご自身の三面鏡を別にご購入されたので、こちらは他のかたちで活用したいとお考えになったのだそうです。
鏡の部分はスタンドミラーに、そして台の部分は鏡を取り外したそのままの形で使えるように、それぞれリメイクさせていただきました。まずはスタンドミラーをご覧ください。
Blog:三面鏡をスタンドミラーにリメイク!一面の鏡を活かしフレームを製作
三面鏡のうち一面の鏡を使用してスタンドミラーにリメイクしました。全身写しやすいようスタンドの高さや開く角度、鏡の取り付け位置などこだわりました。サビが出てしまっていた鏡は新調してピカピカに。
三面のうち中央の一面を活かし、元の鏡台のお色味に合わせた濃いブラウンのスタンドフレームを取り付けました。鏡自体はサビが出てしまっていたため新しいものに替えていますが、優美なラインを描く鏡のフレームはそのままです。
一方、鏡を外した収納部分はお客様から「電話台のように使えたら」というご希望をいただいていました。当初は横幅のサイズを変えるという案もあったそうですが、曲線が多いデザインのため、そうするとかなり雰囲気が変わってしまいそうでした。
そこでサイズは変えずに、鏡の差し込み口を塞ぎフラットにして使えるようにすることになりました。
Blog:鏡台の台部分をリメイク!サイズや形はそのままに単独で使えるように
鏡台の台部分を電話台などとして使えるようにリメイクしました。経年による傷みを綺麗にするべく、全体をレストア。天板にあった鏡の差し込み口の跡は、埋めて化粧して違和感のない仕上がりになりました!
長年使われてきた中でついた痛みなどを綺麗にし、引き出しもスムーズに出し入れができるようにレストアしました。そして気になる鏡の差し込み口はどうなったかというと……
木目までぴったり揃っていて、本当にここに差し込み口が空いていたの?と疑ってしまうくらい、自然に仕上がっています。ブログを書いたユリマタタは思わず画像を拡大してチェックしてしまったそうですが、何度見てもびっくりするくらい違和感がありません。
お客様のもとに二つの家具をお届けするととても喜んでくださり、後ほど「50年前の事、天国の母の事など思い出しながら眺めています」というメールもいただきました。
お母様の思い出が詰まった家具を、これからも長くお使いいただくためのお手伝いをさせていただき、ありがとうございました!
リビングボードをリサイズ&一部はテーブルにリメイク
お客様が20年以上前にポルトガルでオーダーされたという、大きなリビングボードのリメイクのご依頼をいただきました。
こちらがリメイク前の姿です。この4つのユニットで構成されているリビングボードからテレビ台部分を外し、3つのユニットを並べて使えるようにしたいとのご希望でした。
また、一番左側にある背の高いキュリオ(主に骨董品を飾るのに使われる飾り棚)の側面は、壁付けできるよう平らになっているのですが、この部分が気になるということもご相談いただきました。
Blog:ポルトガル製のリビングボードをリメイク。日本のお家で使いやすく…
お客様が20年以上前にポルトガルでオーダーされたというリビングボードを、日本のお家で使いやすいようにリメイクさせていただきました。経年変化や度重なる船便による傷みなどの不具合も修理しました。
キュリオが右側になっていることにお気づきになりましたでしょうか。こうすることで、左側が平らになっていても見た目の納まりがぐっと良くなりましたね!
当初は右側と対称になるようにできないかというお話もあったそうですが、せっかくの素敵な家具、できる限り余計な手を加えずにどうにかできないだろうか……と家具作りたいおっさん(ルーツファクトリー代表)が知恵を絞り、このようなデザインになりました。
さて取り外したテレビ台の方はというと、こちらも「せっかくならリメイクして使いたい」とご希望いただいていました。天板部分を活かして、ソファ前で使うテーブルにできればとのお話でした。
上下に2枚ある天板を使って、たっぷりと広さのあるテーブルができましたよ(^^)
Blog:リビングボードをテーブルにリメイク!八角形天板&マガジン収納付き
ポルトガル製のリビングボードからコーヒーテーブルにリメイクしました。素材の形状を活かして八角形の天板に。綿密なお打ち合わせの末、高さは470mmに。大きめサイズのマガジンなども収納できます。
2枚の板を接ぎ合わせて八角形にし、天板下の収納や脚にも同じくリビングボードの素材を活かしました。
円形の脚がすごく可愛くて素敵ですね♡これを活かさない手はないですね!
お揃いのリビングボードとテーブルが並んだお客様宅のお部屋の様子もとっても素敵なので、ぜひ元のブログもご覧になってください。
ポルトガルからはるばる海を越えてやってきたリビングボードと、その部材から作られたテーブル、日本のお客様のお家でこれからも長く活躍しますように!
引き続き絶好調♪「日本全国各地より」
各地の拠点スタッフがルーツファクトリーのこと、家具のことを楽しくお伝えする「日本全国各地より」。
前回ベッドへのリメイク事例を取り上げてくれた名古屋ベース『にっしー』は、別の視点からみたベッドにまつわる事例をピックアップしています。
Blog:空間の有効活用☆婚礼家具からのリメイクで作るベッド下の素敵な収納
生活する空間においてはデッドスペースをどう効率良く有効活用しようかと考えたりします。住宅だと階段下とか…。家具だとベッド下とか…。婚礼家具からリメイクされたベッド下の素敵な収納をご紹介。
ベッドは大きさがあってスペースを取る分、下の空間を使えればかなりの収納が確保できますよね。家族構成や間取りによってデッドスペースの広さも形も様々、そんな場所にぴったりの収納が作れるのがオーダーメイド家具やオーダーリメイク家具のいいところです。
札幌ベース『みずの』は、地元ならではの話題「さっぽろ雪まつり」の様子をレポートしてくれました。
Blog:よく見ると彫刻に似ているかも?札幌の冬の代名詞「雪まつり」の雪像
札幌雪まつりには、大迫力の雪像や氷像がいっぱい!製作には彫刻の技術が生かされていて、その技術の高さには驚き。雪像はいつかなくなってしまうけれど、大切な家具はリメイクで残すことができますよ~!
雪まつりの始まりは高校生が作った雪像だったというのは初めて知りました。そして、まつりの後は自然に溶けるのに任せているのかと思ったら重機でガンガン壊しているというのも知りませんでした。考えてみたら自然に溶けるには暖かくなるのを待たないとダメですもんね(^_^;)
みずのが取り上げている彫刻入りキャビネットのリメイク事例ですが、この素晴らしい彫刻を活かすためのアイデアが生まれるまでの経緯が大変面白いので、ぜひ元のブログまでお読みくださいね!
来週のブログもお楽しみに♪
以上、1週間分のブログを振り返りました。
来週も続々と新たな家具の製作事例をお届けしていきますので、どうぞ引き続きチェックしてくださいね!
それではまた!
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