2019-03-30

奇跡の塩釜が…大ピンチ!塩職人ネジ3児を抱え廃業…露頭に迷う!?


こちらの記事は、ルーツファクトリー特派員に任命された”暮らしを楽しむ達人”によるブログです。ルーツファクトリーのテーマでもある「暮らしを楽しむ」を題材に、個性あふれる特派員たちが自由なトピックを展開!本日の担当は、宮崎の最南端に3人の息子と暮らす塩職人ネジ特派員。冒頭から「ピンチ!」と叫ぶその理由は・・・?




ピンチ!ピンチ!ピンチ!ピンチ!ピンチ!ピンチ!


ピンチ!ピンチ!ピンチ!ピンチ!ピンチ!ピンチ!


ピンチです‼︎



タスケテクダサイ‼︎



は、、取り乱しました。


塩職人ネジですどーも。






〝塩職人〟続けられないかもしれない、、、



塩を炊くための大切な商売道具


塩釜に、穴があいてしまいました。





ステンレス板で作られた釜


海水を薪で火にかけること2年半


ついに寿命がやってきました。





金属疲労で割れてしまい、海水がダラダラ漏れてしまうのです。


うぅ、これでは炊くことができない、、、


・・・・・


この釜は塩炊きを初めて2代目の相棒


奇跡のような誕生秘話を話しましょう。



「ネジくん、塩釜作ってもいいかなぁ?」



急に投げかけられた一言


それは、宮城県から宮崎県への移住相談を受けていた男性からの言葉でした。


見ず知らずの赤の他人だったけど、我が家に泊めて、空き家や仕事や知人の紹介したり、互いの過去や夢を語り合ったり。


親身になって相談に乗った末、移住を決意しました。


いったん宮城県に帰る間際に急に言われた一言


「ネジくん、塩釜作ってもいいかなぁ?」


え、、⁉︎


なんと彼の家は金属加工の工場らしいのだ。


世話になったお礼に新しい釜をプレゼントしたいと。



マジっすかー‼︎‼︎‼︎



飛び跳ねて喜んだよ。


しかもね


彼が暮らすのは宮城県の塩竈市(しおがまし)


そこには鹽竈神社(しおがまじんじゃ)って神社がある。


ご祭神の塩土老翁神(しおつちおじのかみ)


この神様は天孫降臨や海幸彦山幸彦の神話の中で神様に行き先の案内をしています。そして、人間にはなくてはならない塩の作り方を教えた神様です。



〝塩の作り方を教えた神様です。〟



なんてこったい


塩づくりの神様が居る塩竈市から塩釜が贈られてきた。





こんな奇跡があるんかいー‼︎‼︎


2代目の塩釜にはこんなスペシャルな想い出があったんです。


そんな相棒に穴が開いてしまって途方にくれました。





理由はそれだけではないんです。


大事な商売道具が傷んだのなら、新しく作ればいいじゃないか?


ただそれだけの話しなのに、それができない。


3人の息子と生活することはできたけど、釜を新調する貯えをしておくほどの経済力は無かった。






〝こんなライフスタイルでいいのか?〟



暮らしを楽しむ、楽しめている。


そう思って生きてきたけど、ただ自分を肯定したかっただけなんじゃないか?


目の前の現実に向き合うと自分は大丈夫じゃないことがよくわかった。





逃げるように、2年ぶりにアルバイトに行ってみることにしました。


以前からお世話になっている土建屋さん


塩炊きの薪を頂いたり、いつも応援して下さる方なんです。


家の解体の仕事で忙しいはずだと思って「明日から働かせて下さい!」ってお願いしました。


今思えば、こんな急に働かせてもらえるってだけでありがたいことだよね。



〝これからどうやって生きていくべきか〟



向き合うことから逃げるように、与えられた目の前の仕事に無我夢中で打ち込む。


それがむちゃくちゃ気持ちよかったのです。


逃げたと思ったら、モチベーションは逆に上がり、生活にハリが出た。


そんなアルバイト3日目、現場に着くなり言われた一言



「家帰りなよ!塩釜持ってきないよ、直そう!」



え⁈


仕事中っすよ。


塩釜に穴があいたことを知って、力を貸してくれると言うのです。


塩釜を見せると、劣化がひどくて修理はやはり不可能でした。


別な会社の職人さんにも連絡してくれて、すぐに駆けつけてくれました。


縁もゆかりも無かった宮崎県串間市に移住して、こんなに自分のために親身になってくれる人に囲まれている。


自分が炊いたお塩を、心待ちにしている家族がたくさんいる。


そんな自分が手にしていた宝を再確認したら、絶対に辞めたくないって強く思った。


駆けつけてくれた職人さんは、色々なアイデアを出してくれて、これまでよりも釜の厚さを倍にして一手間かけたらさらに歪みが出にくくなるからと知恵をくれました。





〝もうこの流れに乗るしかない〟



この方に新しい釜を作って頂こう‼︎



塩づくり、やめません‼︎



ただ今、ニュー釜ー制作中だよ!





釜代金、どーにかして集めないとー‼︎


でもお金はどうにかなる。


絶対に塩づくりを辞めたくない。そう強く想えたことがなにより嬉しかった。


落ちてる時に、友達から言われた言葉も嬉しかったなぁ



「職業:ネジくん でしょ?」






塩を炊いていようが何してようがあなたにはあなたの魅力があるじゃん。


ハッとする。


塩職人 って肩書きに自分がすがってたのかもな。


知らず知らず自分の選択肢を狭めて勝手に苦しんでいることがあるんだ。


フットワーク軽く、いろんな環境に飛び込もう。





いろんなことやりながらも、塩づくりはやっぱり楽しいからやり続けたい。


もっともっと素敵な環境で炊きたいし、塩炊き小屋も新しくしたい。


このままの状態で仕事してても、未来は変わらない。


見たい景色は見れない。


それが今回よくわかった。





もっとちゃんと稼げ。


〝子供のために〟と思って今のライフスタイルを選んだ。


子供とたくさん過ごせるように、行事に必ず参加できるように。





4月で僕もお父さん10歳だ。


そろそろ子離れしよう。



〝自分の夢を次々叶える親父〟



子供にべったりしてるより、その方が子供だって誇らしいし大人になるのが楽しみになるだろう。


もう、子供のためになんて言い訳は捨てて、自分の欲求に責任持って向き合って叶える努力を積み重ねよう。


宮崎県最南端のこの楽園のような土地に、抱いた夢の景色。





現実に進めたい。


やろう!



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塩職人 ネジ

命を食らう職業お父さん。人妻たちを虜にする魔法の白い粉にまみれて



33歳3児の乳。宮崎串間で自給自足の釜炊き塩職人ネジの一雫の宝物。



くすぶりながらのオナニーこそわが青春!!だったのかも…ネジ論




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