2023-09-28

ダイニングテーブルを正方形にリサイズ。天板には手彫りの桜模様を…

長方形のダイニングテーブルを、お部屋のスペースに合わせて正方形テーブルにリメイクさせていただきました。

リメイクのご相談をいただいたのは、お客様の旦那様がご実家で使われていたというこちらのダイニングテーブルについて。

サイズはW1350 D800 H700でした。

リメイクのご相談をいただいた時、お客様は「自宅の部屋のスペースには大きすぎるのだけど、かと言って処分して新しいものを買おうというのも何だか可哀想で、とうとう十数年そのまま使ってきました。」と仰っていました。

旦那様のお母様はガスオーブンにもこだわられるほどお料理がお好きだったそうです。「きっと家族のためにたくさんの美味しいお料理をこのテーブルに並べていたのだと思う」と奥様。

家具をお引き取りさせていただいた時には、「定年退職して家にいる時間の増えた彼（旦那様）に、その大切な想い出のテーブルを素敵に変身させて見せてあげられたら、私たちが残りの人生ずっと付き合っていけたら、と思っています。」とリメイクへの思いをお聞かせくださいました。

お問い合わせ当初は円形テーブルへのリメイクをご希望いただいていたのですが、元のテーブルの形状を活かしながらバランス良く仕上がるように、お客様とご相談の上で角を大きく面取りした正方形にリメイクすることになりました。

また、ルーツファクトリーが以前『かんさい情報ネットten.』に出演した際に行ったリメイク事例をご覧くださったお客様が、リメイクしたお仏壇の扉に桜模様が描かれているのを「とても素敵ですね。」言ってくださいました。

お客様も旦那様もお花が大好きとのことで、せっかくだからリメイク後の天板に桜の花模様を入れてほしいとご希望いただきました。

そこで、今回は手彫りで花模様を入れさせていただくことに。

深く彫りすぎると天板が汚くなってしまうので、彫り加減がポイントです。

花模様が綺麗に見えるよう、そして元のお色味とも近くなるよう、塗装にもこだわりました。

そうして完成したテーブルがこちら。

元の天板の奥行きサイズを活かして、W800 D800にリサイズしました。高さは元と同じく700mmです。

天板の角を大きく面取りしたことで、元のテーブルの雰囲気が残っています。

コンパクトになったテーブルの足元を広くとれるよう、脚は4本脚に変更しました。テーパーカットの丸脚でスッキリした印象に♪

そして、お客様からご希望いただいた桜模様は…

じゃじゃん♪このように仕上がりました。

シンプルで主張しすぎず上品な仕上がりです。この桜模様は対角2箇所に入れました。

素敵なテーブルが出来上がり、お客様のもとにお届けするのが楽しみでした。

いよいよ納品日。奥様と旦那様お二人が立ち会ってくださいました。

天板と脚を分解した状態で搬入し、お部屋で組み立てさせていただいたのですが、お披露目の瞬間「わぁ！素敵！」とお客様。「想像以上の仕上がりです！（リメイクの）金額は安くないし悩みはしたけど、本当にお願いして良かったです！」と言っていただきました。

いつも、お客様のご期待にお応えしたい、ご期待いただいている以上のものをお届けしたいと思っているので、そのように言っていただけてとても嬉しいです。

また、ちょうど納品後にリビング用のラグがお家に届いたそうで、メールで素敵なお写真を送ってくださいました。

そして、メールにはこのように綴られていました。

「口頭でもお伝えしましたが、想定以上の美しく品のある仕上がりに、あの後も主人が仕切りに「これはいいなぁ」と何度も眺めておりました。
本当に素敵にリメイクしてくださり、ありがとうございました。」

お送りいただいたお写真、メッセージから、お客様ご夫婦のテーブルへの思いも伝わってきて、一層嬉しくなりました。大切なテーブルをお預けいただいて、リメイクをこのように喜んでいただけて何よりです。

ルーツファクトリーにご依頼いただき、ありがとうございました。

ルーツファクトリー
ユリマタタ
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