無垢一枚板のテーブルをコンパクトに!リビングテーブルにリメイク!
こんにちは!ユリマタタです。今日の記事はこちらの続き!
テーブルの天板をカットして、ソファ前用テーブルにリメイクさせていただいたことについて、ご紹介します♪
お客様のお家でお打ち合わせを終えた後、家具を淡路島工房にお引き取りし、さらに詳しくチェックしていきました。
とても立派な天然木のテーブル、天板だけでもかなりの迫力です!
お打ち合わせ当初、お客様は「天板が木の形にうねっていて使いにくいので、全ての辺をストレートにカットしてほしい」と仰っていました。
家具作りたいおっさんは「う〜ん」と考え込みました。もちろん、そのように加工することはできるけど、でも、全ての辺を切り落としてしまってはこのテーブルの味わいがなくなってしまうからです。
「せっかくこのテーブルをリメイクするのなら」と使い勝手を損ねず、それでいてテーブルの魅力も残せるよう考えを巡らせました。
そこで、天板の3方向はカットし、一辺だけはそのまま残すことに。
そして、天板を切り出す際、表裏を逆にして使用することにしました。
というのも、元の天板面は、よくよく見てみると表面に木の成長過程でできたと思われる虫食いなどの穴が空いていたそうなんです。塗装してあるとあまり目立つものでもなく、そちらの方が天板面積も大きく取れるため、表側に使われていたようでした。
でも、今回は天板を小さくするということもあって、せっかくならこの一枚板ならではの杢が美しい方を表にする方がいいかもしれないと家具作りたいおっさんは判断し、お客様にもお伺いして天板を裏返すことになりました。
この木はどんな歴史を歩んできたのだろうと思わず想像してしまうほどの力強い杢、どんなに眺めていても飽きることがありませんね。おっさんの臨機応変な判断、ナイス☆
天板をカットした後は、縁を面取りして表面を磨き仕上げていきます。
塗装をほどこすと艶やかに。美しい杢がさらに魅力的に浮かび上がりますね。
天板のリメイクを進める一方、脚の製作も進めていました。
脚は、お客様からご希望いただきトラペゾイド(台形)型のデザインにしました。
真四角のロの字型と違い、角度がついているために加工に手間がかかり、難易度も飛躍的に上がります。
天板とのバランスを確認し、いよいよラストスパート。
脚にも塗装をほどこし、天板に脚を取り付け、完成です!
どのように仕上がったかというと・・・
じゃん!
黒染めされたオーク材の脚は、スタイリッシュ且つ味わい深い天板とマッチしています。
家具のリメイクは不思議ですね、コンパクトになったその体に、元のテーブルの魅力がギュギュッと詰め込まれている気がします。
さぁ、ついに、楽しみに待っていてくださったお客様のもとへ納品です!
窓から暖かな日差しが差す上品なリビングへの納品、梱包を解く瞬間、家具作りたいおっさんも私もドキドキです。
お客様からご指定いただいた位置に設置すると・・・
あぁ、なんてお洒落!ワインレッドのシックなソファともお似合いです!
ソファ側からの眺めも、素敵ですね。
お客様もとっても喜んでくださって、一緒に記念撮影もしていただきました。お客様美人・・・(*´Д`*)
素敵なお部屋、素敵なお客様のもとに家具を納品させていただけて、これ以上ない幸せです!ありがとうございました!
さて、次回はご依頼いただいたもう一つのリメイク、小引き出しを使ってテレビボードを製作させていただいたことについてご紹介します。お楽しみにー!
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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