家具の状態やお好みの雰囲気に合わせてリメイク。天板美装アレコレ。
「天板の傷や色褪せが気になる!」と、テーブルの天板美装についてよくご相談いただきます。
また、他のリメイク(例えばテーブルの高さの変更や天板のサイズ変更など)と合わせて「せっかくリメイクするのなら!」と、ご依頼いただくことも多いです。
毎日一緒に過ごす家具だから、綺麗な姿だと嬉しくなりますよね。
無垢の家具は、たとえ傷がついても磨きなおすことで再び美しく蘇らせることができます。
でも、一口に「天板を綺麗にする」といっても、色々あります。
まず、色褪せを直すのか、へこんでしまった傷を直すのか、その傷はどのくらい深いのか・・・どの程度磨く必要があるかというのは、家具の状態により様々です。
さらに、磨きなおした天板の仕上げはどんな方法でするのか。オイルフィニッシュやウレタン仕上げ、シャビー仕上げなど、仕上げ方法によって雰囲気も変わってきます。
つまり、元の家具の仕様や状態と、ご希望のイメージによって何通りものリメイク方法があるのですが、今回はその一例を過去事例とともにご紹介したいと思います!
目次
絶妙な加減で磨き上げ!思い出の跡は残しつつ、天板を綺麗に。
40年以上使い込まれたテーブルの美装をご依頼いただきました。
お客様のお父様の形見で、リファームするお家で使えたらとご相談いただいたのでした。
「綺麗にしてまた使えるようにはしたいけど、思い出が詰まっているから傷やシミはそのまま残してほしい」とご希望いただき、絶妙な加減で磨き上げていきました。
そのため、見違えるように美しく蘇ったテーブルですが、納品時にお客様は「あぁ、そうそう、この傷・・・」と懐かしそうに微笑んでいらっしゃいました。
「本当に綺麗になるの?」そんな心配までいただいた天板が見事綺麗に!
「表面を磨き直して、脚のガタつきも直したい」とリメイクのご相談をいただいた、こちらの座卓。
輪じみや黒い線などがついてしまっていて、お客様とお客様のお父様にも「本当に綺麗になるの??」と心配されていましたが・・・
見事にピカピカになりました!
ウレタン塗装で仕上げたのですが、元の座卓の雰囲気に合わせてツヤなしとなるよう塗装しました。
「ナチュラルな雰囲気にしたい!」ツヤありからツヤなしウレタン塗装へ
お次は、逆に「雰囲気を変えたい」とご依頼いただいた例です。
座卓をダイニングテーブルにリメイクさせていただくにあたって、天板美装もご依頼いただきました。
元のテカりのある塗装があまりお好みではないとのことで、丁寧に磨き直し再塗装しました。
「ナチュラルな感じがいいけど、オイル仕上げだと手入れが面倒で・・・」と仰っていたので、ツヤが出ないよう薄くウレタン塗装して仕上げました。
色褪せや細かな傷だけじゃない!深いヒビや節の跡も綺麗に♪
「細かい傷は削ることで直せても、深い傷は綺麗にできないんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるでしょうか。
いえいえ!
削って直せなくても、”埋める”という方法があります!↓は、天然木ならではのヒビ割れや節跡にお悩みだったお客様のご相談にお応えしたリメイクです。
こちらでは、特殊な樹脂レジンを使用してリメイクしました。
リメイク後は、どこに節跡などがあったのかわからなくなるほど、美しく仕上がりましたよ!
お問い合わせの際はお写真をぜひお送りください(^^)
天板美装ひとつとっても様々な方法があること、お分かりいただけたかと思います!
ちなみに、表面材に突き板を使用した天板の場合、表面にうすーいスライス状の材(0.2mm程度)を貼り付けてあるので、あまり削ることはできません。
また、元の天板の塗装によっても可能な作業が変わってきたりもします。
お問い合わせいただく時は、家具全体がわかる写真だけでなく、天板真上からのお写真や、縁の部分のお写真もお送りいただけると、より詳しくお答えできます!
ご相談お待ちしてます(^^)
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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