2023-06-18
暮らしを楽しむ日々
大切な家具を使い続けるためのリメイク6/5~6/10ダイジェスト
こんにちは。東京ベースのオーニシです。
関東地方は梅雨入りしたかと思ったら、気温30度越えの日が続いたりと、お天気に振り回されている今日この頃。皆さまのお住まいのところはどんな様子でしょうか。
近所の公園では、2月頃に花を楽しませてくれた梅の木が、いっぱい実をつけていました。梅の実が熟す頃に降る雨だから「梅雨」なのだという説もあるそうですね。
ルーツファクトリーは、ジメジメした雨の日や蒸し暑い真夏日も変わることなく、元気に製作に勤しんでおります!今回のダイジェストでは6/5~6/10に公開されたブログでご紹介した家具の製作事例をまとめました。
目次
婚礼タンスを上下で分割してリメイク
7段の引き出しと引き戸収納がついていて高さがある婚礼タンスを、上下に分割して並べて置けるようにリメイクさせていただきました。
こちらのタンスはもともと最上部に引き戸がある引き出し4段の部分と、下3段の引き出しとに分かれる構造になっており、上部の底には台輪を、下部の天面には天板を、それぞれ新しく製作することになりました。
Blog:欅の婚礼タンスを上下分割リメイク。リビングで並べて使えるように♪
欅の婚礼タンスをそのままでは新築のご新居に持っていくことができないとご相談いただきリメイクさせていただきました。上下分かれるタンスのそれぞれに天板と台輪を製作し、別々に使えるようにしました。
下部の引き出し3段の方はテレビ台として使う予定とのことでしたので、テレビの重さを支えられるよう天板にはがっちりと強度をもたせてあります。
また、リメイクに伴って全体の傷なども綺麗にしたいとご希望いただき、表面だけでなく内部の小引き出しまで余すところなくお手入れさせていただきました。
元のブログにリメイク前の内部の写真もありますので、ぜひそちらと比べて見てください。長く愛用されてきた風合いはそのまま、欠けなどは綺麗になっているのがおわかりいただけると思います。
お客様はご自宅を新築なさったところで、リメイク後の家具はそのご新居にお届けしました。「ちょうど良く仕上がって嬉しいわ〜!」ととても喜んでくださったとのこと、ルーツファクトリーとしても嬉しいです!
3枚扉の洋服タンスをコンパクトなロッカー風タンスにリメイク
場所をとってしまっている3枚扉の大きな婚礼洋服タンス、こちらを手放すことなく使い続けられるようリメイクしたい、というご相談をいただきました。
タンスのお引き取りを兼ねてお客様のお家に伺い、どんなサイズ感にしたら使いやすいものになるかをじっくりとお打ち合わせします。その結果、横幅は扉1枚分に、高さもハンガーポールに手が届きやすいよう元々2m以上あったものを170cmまで縮める、ということになりました。
Blog:婚礼タンスをリメイク!幅・高さを縮めブレザー掛けとして使いやすく
婚礼家具の3枚扉の洋服タンスをリメイク。幅を扉1枚分にし、2mあった高さも170cmにリサイズしました。ハンガーポールが女性でも手の届きやすい位置になりました。内部の鏡や棚板は残しています。
扉の高さを縮めるにあたり、元のタンスの面影を一番良く伝えられる部分はどこなのか、を考えてカット部分を決めています。この扉は上部の模様がデザインの決め手なので、そちらが残るようにしました。
内部はこのようになりました。
先ほどハンガーポールに届きやすい高さに、と書きましたが、具体的なサイズは実際にお客様にお洋服を掛ける動作をしていたただいたりしながら決めていきました。こういうことができるのも、オーダーリメイクならではの利点です。
大きさがコンパクトになっただけでなく、お客様の使い勝手にもこだわったリメイク後のタンス、これからもずっとお客様のそばで活躍してくれますように。
ガラス扉のキャビネットを半分の幅にリサイズ
続いてこちらも家具の大きさでお困りというお客様からのご依頼です。お引っ越しが決まったけれど、今お使いのガラス扉キャビネットを置ける場所がお引っ越し先にないとのことでリメイクのご依頼をいただきました。
具体的には、4枚のガラス扉のうち2枚分をカットして約半分の幅にしたい、またなるべく元の雰囲気のままでリサイズしたい、とのご希望でした。
Blog:キャビネットを半分にリサイズ。カントリー調の優しい雰囲気のままに
4枚扉のキャビネットを扉2枚分の横幅にリサイズしました。カントリー調の優しい雰囲気がそのままとなるよう、面取りなどにも気を遣いながらリサイズ。ご新居のリビングにぴったりの大きさとなりました。
中央2枚の扉を残し、左右の扉1枚ずつをカットしました。そうすると残った2枚の扉がちょうど観音開きになるのですね。
両サイドをカットしたということは、カット面を整える作業も両側で必要ということになります。「元の雰囲気を残したい」というお客様のご希望にお応えするべく、バッチリと仕上げました。
この天板の縁の微妙な丸みのある形、まるで最初からこの大きさだったかのようです。底板の角なども元と同じようになるよう抜かりなく仕上げてあります。
お届けした完成後のキャビネットは、お揃いのテレビボードの隣に設置させていただきました。空間にぴったりなのはもちろん、以前と同じようにお揃いで並べられるというのもいいですよね。
ご結婚時から使われていたという大切な家具のリメイク、ルーツファクトリーにお任せいただきありがとうございました!
ダークブラウンの鏡台をアイボリーに塗装リメイク
婚礼家具の鏡台を、今のお住まいのインテリアに合わせて色を変えたい、とのご依頼をいただきました。
こちらの鏡台は30年ほど前にお客様のご両親から買ってもらったもので、インテリアの雰囲気に合わなくなってしまったため買い替えも検討されていたのだとか。そんな時にネットでルーツファクトリーのことを見つけて、リメイクできるのなら、とお問い合わせをくださったのだそうです。ありがとうございます!
Blog:婚礼家具の鏡台をアイボリーに!カントリー調のインテリアに合わせて
婚礼家具の鏡台をダークブラウンからアイボリーに塗装リメイクさせていただきました。お色味はもちろん艶感についても念入りに打ち合わせし、カントリー調のお部屋に合うよう素朴な雰囲気に仕上げました。
ダークブラウンからご希望の新しい色・アイボリーへ。濃色から淡色への塗装リメイクは元の色が透けてしまうのでは!?と気になりますが、下準備などしっかりと手順を踏んで塗装すればご覧の通り♪
細かい凹凸のある部分までムラなく綺麗に仕上がりました。木目がわかる部分を残したことで木の素材感も伝わってきます。
リメイクが完了した鏡台は、元あったのと同じお部屋に設置させていただきました。お客様のご希望通り、オフホワイトを基調にしたインテリアにぴったり♡素敵なお部屋の様子、上のアイキャッチ画像の他にもブログ本編で別の角度のものもご紹介していますのでぜひご覧ください。
お客様はリメイクをとても気に入ってくださり、ご自身のインスタグラムでも紹介してくださったそうです。ご満足いただけてよかったです!
オニオンベースから、新人イデの工房紹介
前の週に続き、イデが淡路島工房・オニオンベースの様子をレポートしています。今回はどんな作業について伝えてくれるのでしょうか。
Blog:工房を覗き見!今回はテーブルの塗装前の磨きの紹介をしていきます!
淡路島工房のイデです。今回は、テーブル塗装前の磨きの作業ついて紹介します!塗装をする前になんで磨くんだろう、と思ったのですが、じっくり見て聞いてみると職人の丁寧な作業を発見することが出来ました!
鏡台の色替え塗装のリメイク記事の後にタイムリーな、塗装前の磨きの作業の話です。こういったひとつひとつの段階がわかると、リメイク家具の仕上がった姿を見て「この家具もあんな作業をしたのかな?」と興味がふくらみますね。
イデの工房だより、これからも楽しみにしていてくださいね!
「日本全国各地より」
日本全国のルーツファクトリーの拠点から、各地のスタッフが日々の暮らしを通して家具のこと、ルーツファクトリーのことを楽しくお伝えする「日本全国各地より」。
名古屋ベース『にっしー』からは、座れて収納もできる便利な家具へのリメイク事例をご紹介です。
Blog:1つで2つを兼ね備え便利でいいとこ取りの収納付きベンチへリメイク
以前京都のカフェでパフェを食べたのですが、夫が注文したフライドポテトパフェは甘さと塩辛さを両方楽しめる、いいとこ取りのパフェでした。家具も1つで2つの機能を兼ね備えた嬉しいリメイクがあります。
既にチョコがけポテトチップスというものが大人気になってるんですから、パフェにフライドポテトもアリですね!
ベンチはにっしーがピックアップしている事例のように、引き出しの前板などの横に長い部材を活かしやすいリメイクです。加えて収納付きにもできるベンチへのリメイク、「うちの家具もできるかな?」と気になったらぜひお問い合わせくださいね。
札幌ベース『みずの』も収納に関する家具のリメイク事例をまとめてくれました。ただしこちらの家具に収納するのは「ある物」に絞られています。
Blog:お酒が好きな貴方に捧げる!タンスをリメイクしたすてきなアイデア!
お酒が好きな方にぴったりのお酒ラックのリメイク事例をご紹介。痒いところにも手が届く工夫をした棚で大容量のお酒を収納しちゃいましょう!意外に幅を取るお酒、収納に困るという方にもおすすめですよ♪
お酒の瓶は一升瓶のようにけっこう大きさがあるもの、サイズは小さくても変わった形をしている限定デザインボトル、などなど様々なタイプがあるので、収納に頭を悩ませることもありそうですよね。オーダーメイド家具やオーダーリメイク家具はそんな時に強い味方になりますよ!
来週のブログもお楽しみに♪
以上、1週間分のブログを振り返りました。
今回取り上げた鏡台の塗装をダークブラウンからアイボリーに変えるリメイク、一口にアイボリーといっても微妙な色調の違うものがたくさんあり、お客様と一緒に何百色とあるカラーサンプルの中からこれぞというものを選び出したのだそうです。
こんなにあるサンプルの中から、大切な鏡台のためにお部屋にぴったりな色を選び抜いたお客様の熱意になんだかじーんとしてしまいました。ルーツファクトリーはいつまでも、そんなお客様の熱いお気持ちに応えられるような家具屋であり続けたいと思います!
ルーツファクトリー 東京ベース
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