「お気に入りだけど、足が疲れる…」座卓をダイニングテーブルにリメイク

座卓は疲れるけど、お気に入りの家具だから手放したくない。天板を活かして、ダイニングテーブルにリメイクしました♪
ご依頼くださったのは高知県香南市にお住まいのお客様。5年ほど前に購入した座卓に“あるお悩み”があるとのことで、ルーツファクトリーにご相談くださいました。

そのお悩みというのは「長時間座っていると足が疲れてくる」というもの。わかります…!これはまさに“座卓あるある”。私も足が疲れやすいタイプなので、お問い合わせ内容を拝見して「うんうん、わかります」と深くうなづいてしまいました。
座り方を変えてみても、座布団やクッションを工夫しても疲れてしまう足。お気に入りの座卓だからたくさん使いたいけど、疲れを考えると長時間使うのは難しい。「処分はしたくないけれど、どうにか快適に使えるようにしたい」とお話しくださいました。

実は、こういったご相談はとても多いんです。
座卓のリメイクは人気のご依頼のひとつで、ホームページにもたくさんの事例を掲載しています。お客様もその事例をご覧くださり、「これいいかも」と思ってくださったのが、座卓の丸天板に1本脚を合わせたテーブルへのリメイク。
「このイメージで脚を変えて、ダイニングテーブルとして快適に使えるようにしたい」とご希望くださいました♪

今回は、天板のサイズはそのままに、既存の脚を取り外して新たに脚を製作することに決定!一緒に使う椅子はまだ決まっていないとのことでしたので、どんな椅子にも合わせやすい、一般的なダイニングテーブルの高さ(700mm)に設定します。

「天板の傷はそのまま残してほしい」とのご要望をいただいたため、今回は天板を触らずそのまま活かします。これまで使ってきたなかでついた傷を“大切な思い出”として残すリメイクです。

新しく作る脚は1本脚。重さのある天板を支えるため、強度と安定感がとても重要になります。天板とのバランスを考えながらサイズを調整し、さらに補強を加えてしっかりと仕上げていきます。

新しい材料を使うと「家具と馴染むのかな?」と心配される方もいらっしゃいますが、ご安心ください♪
しっかり色味を合わせることで、「まるで最初からこうだったみたい」と思える自然な仕上がりに。快適に使えるだけでなく、見た目の美しさにもこだわっています。

「お気に入りだけど、疲れてしまう…」とお悩みだった座卓の天板を活かし、これからはダイニングテーブルとして快適に使えるように。高さが変わっても、これまでの思い出を感じられる家具に生まれ変わりました♪
完成した姿がこちらです!

大きな天板を支える脚フレームは、シンプルながらもアンティーク家具のような雰囲気が漂うおしゃれなデザインに♪一般的なダイニングテーブルの高さ(H700)にしたことで、どんな椅子とも合わせやすい仕上がりとなっています。

もともとはビーチ材を使用する予定でしたが、今回はポプラ材を使用しました。工房に厚みのあるポプラ材があり、脚の形状を考えたときに「こっちの方が強度が出そうだ」という話になったためです。
天板とのバランスを考えたサイズで製作し、天板下や脚元をしっかり補強しているので、強度はバッチリ。これから先、長く安心してお使いいただけます♪

脚と天板は取り外しができるようになっているため、分解した状態でお客様のもとへお届けしました。分解できる形だと、お部屋への搬入もスムーズです♪

あっという間に取り付けが完了し、いよいよお披露目です♪
天板をそのまま活かしているので、お気に入りの座卓のぬくもりはそのまま。高さが変わっても、これまでの思い出を感じていただける仕上がりとなっています。

その思い出を感じる部分は、天板の傷にもあります。
あえて傷を消さずに残したことで、「いつもの座卓」をそっと思い出させてくれます。雰囲気は新しく生まれ変わりましたが、この傷こそが家具に特別なぬくもりを添えてくれているように思います。

この度は、ルーツファクトリーに大切な家具のリメイクをお任せくださり、本当にありがとうございました!お気に入りの家具を末長くお使いいただけますように…♪

やの

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