2019-10-05

寝坊の絶えない思春期男子。朝の攻防戦、如何にして母は勝利をおさめるか

こちらの記事は、ルーツファクトリー特派員に任命された”暮らしを楽しむ達人”によるブログです。ルーツファクトリーのテーマでもある「暮らしを楽しむ」を題材に、個性あふれる特派員たちが自由なトピックを展開！本日の担当は、中学生男児の母、オーニシ特派員。毎日寝坊してしまうという息子をいかにして起こすか！？

おはようございます、オーニシです。って夜アップのブログなのにいつもこの挨拶になってしまう(￣▽￣)落ち着いてパソコンに向かうのはどうしても、朝息子を学校に送り出した後の時間が多いもので・・・。

今回のブログは、中学生男児の母としての子育て奮闘記であるとともに、世のお母様方や中学生男児の気持ちがわかる方々の知恵をお借りしたく一筆したためております。

学校がある日の朝、我が家はまさに戦場。なぜかというと・・・

息子が起きない！！！(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

目覚まし時計をかけても自分で起きてこない息子。

無意識に止めてしまうので、アラーム音をちゃんと寝室まで聞こえる大きさにした上でリビングに置いてみたこともあります。でもそしたらいつまでも鳴りっぱなしになるだけだったという・・・。

たっぷり９時間は寝ているのに、なんでそんなに起きられないんだーーーーー！

で、私が起こすことになるわけですが、「朝よ、起きなさい♡」とそっと揺り起こす、なんて生ぬるいやり方で起きるはずもなく。

毎朝毎朝、それはもう家中を揺らすがごとく「起きなさい！遅刻するわよ！」と大きな声を轟かせることになります。

朝から怒りたくない。一日の始まりはお互いに気分いい方が良いに決まってる。

と思っているはずなのに、気がつけば怒声をあげようとしている(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

これはいかん・・・！ということで、「如何にスッキリ息子を目覚めさせるか」を一人研究してみることにしました。

【第１ラウンド】息子の好きな俳優が出てる朝ドラで誘う作戦

ＮＨＫ－ＢＳで朝ドラが始まる時間。

どんなにギリギリでも朝ごはんは絶対に食べていく息子。着替えの時間なども考えるとこの時間には起きていることが望ましいのだが、一向に布団から出てくる様子はなし。

しかし、ラッキーなことに放映中（９月時点）の「なつぞら」には、息子が大好きな仮面ライダーを演じていた俳優さんが出ていらっしゃる。

それは山田天陽役／吉沢亮さん（仮面ライダーメテオ）と、その兄・陽平役／犬飼貴丈さん（仮面ライダービルド）のお二人。

（仮面ライダーメテオ）

さらに言えば雪月の息子・雪次郎役／山田裕貴さんも、戦隊メンバー・ゴーカイブルーを演じていた方である。

「なつぞら」は夏休み中に昼の再放送を見てたから話の行方も気になってるはずだし、特撮でお馴染みの役者さんは特に見逃したくない息子なので、オープニングのキャストを確認してから

「今日はメテオが出るよ～、見ないの～？」

などという声のかけ方をしてみる。

おっ、モゾモゾ動き出したぞ。反応あり！

※お見苦しい男子のかわりにかわいい猫ちゃんのイメージ画像でお送りします※

でも布団からは出てこない！

これではまだ不足か・・・次の手を打たねば！

ちなみに、悲しいことに２学期が始まった９月１週目に天陽くんがドラマ内でお亡くなりになってしまわれたため(T_T)、その後は手持ちのカードが１枚減ってしまった状態に。（まあ回想シーンで出てきたりすることもあるんですけど）

それでもって、それ以降陽平さんの出番が比較的増えたので、どちらかというと天陽くんより陽平兄さん推しである母としては嬉しかったりする一方、自分がテレビに夢中になって起こすのを忘れそうになるという危険が新たに生じてしまいました(^_^;)

【第２ラウンド】ドッキリ♡母の添い寝作戦

刻々と減っていく残り時間、グズグズしている暇はない。

ここは一つ、ネットで見かけた「母が添い寝したら飛び起きた」という手段を試してみることに。

そりゃー思春期男子は嫌がるだろう（笑）

昔は一緒に寝ないと泣いてたのにね、なんて少しおセンチな気持ちになりつつ、添い寝、というか丸まって寝転がってる息子のすぐ横にとりあえずくっついてみました。

・

・

・

・・・払いのけられた・・・orz

そしてそれ以上動く気配はなし。

だーめーかー(T_T)

【最終ラウンド】ゲームの力は強し。

３ラウンド目にして最後である。だってもう今起きなきゃマジで完全遅刻だから！

思えばこの子は赤ちゃんの頃から寝起きが悪い子で、お昼寝の後が最高に不機嫌なんてしょっちゅうだったわ・・・。

幼稚園ぐらいまでは、めったにさわらせてもらえないお父さんのスマホアプリの音でパッチリ目を覚ましたりなんて可愛い時期もあったけど、それもいつしか通用しなくなって。

最近はもう、体格的に力ずくで布団から引き剥がすのも難しくなってきたしね。

やむを得ない、最終手段の発動の時が来てしまった。

それは「遅刻したらその日はゲーム禁止」という我が家の掟を改めて告げること。

正直、こんな罰則的な方法はどうなんだろう？？と思う。

でも、遅刻して怒られるのイヤじゃん。私も気持ちよく送りだしたいし。

他に何か方法があればいいんだけど。どうしたものか、思いつかないんですよね。

・・・とかなんとか、もうそんなこと考えて迷ってるヒマもないのよ！！

なので言う！お母さん言っちゃうよ！

「このままだと、今日はゲームできなくなるよ！」

・・・

・・・・・

・・・・・・・

布団から出ましたーーーーー！！！

かくして、今日もなんとかギリギリ間に合う時間に出かけていった息子なのでありました。

ゲームの力、すごいわ～。

でも、ちょっと悔しいというか複雑な気分。本当にこれで良かったのだろうか？この先もずっとこの方法を続けていくのか？

これから寒くなったらますます布団から出なくなるだろうし・・・