実の父と下ネタ三昧ドキドキ外出!認知症とエロ化が進行する親の介護


こちらの記事は、ルーツファクトリー特派員に任命された”暮らしを楽しむ達人”によるブログです。ルーツファクトリーのテーマでもある「暮らしを楽しむ」を題材に、個性あふれる特派員たちが自由なトピックを展開!本日の担当は、2児の子どもの育児中&親の介護中のふんづまり子特派員。認知症発覚と同時にエロ化が止まらない…?そんなお父さんとの久々の外出で起こった出来事とは!




先月。


娘5歳に付き添って病院へ行った時、診察室で看護師さんに


「検査をするので、おばあちゃんは待合室でお待ちください」


と言われました。


ふ、



ふ━━( ´_ゝ`)━( ´_ゝ`)━( ´_ゝ`)━━ん



確かに私ももう44歳。世の中にはお孫さんのいる人も少なからずいるんやろな。いつか来るかもしれないと思っていたことが現実になったな、って感じかな(白目)



しかし!!



この病院へは、週1ペースで通わなければなりません。


せっかくなので、どうすれば面白い着地点を目指せるのか、色々と試してみることにしました。毎回、若ぶった服を着たり明るい色のリップカラーを選んだりして毎週この看護師さんの反応を伺っています。


このネタをちゃんと笑いに持って行ければ、私も晴れて“暮らしを楽しむ達人”として一人前!(ほんまか?!笑)ということで、今色々試してますので、少々お待ちください!!


まいど、みなさんお元気ですか!私は相変わらずぽっちゃりしてます、ふんづまり子ですイェイ!


今、4月16日PM9:30。私、チキンラーメン食べながらPCに向かってます。





そら痩せへんわ_(┐「ε:)_ズコー


さ、本題です。


今日は久々に父の介護ネタを書きたいと思います。


先に言うときます。私の父は愛すべき認知症エロ爺です。今回のオチも下ネタですので、苦手な方はご遠慮ください!笑


——–今までのお話——————————
昭和4年生まれの父は要介護2の認知症エロ爺。
母が自宅で介護をしていたが、母自身も介護疲れで疲弊。
見かねたまり子は、自分ちのマンションの隣の部屋に両親を移住させました。
しかしながら父は住み慣れないマンションの一室から前の自宅に帰ろうと、徘徊を繰り返すのであった。
————————————————–


詳しくは↓のブログをどうぞ!

第一話

GO!GO!!介護日記・第一話『まり子の父は認知症』


第二話

父は認知症!GO!GO!!介護日記!〜両親を自宅の隣に呼んだら〜



両親が大阪へ出てきてから2年間はまだ要介護1だったため、リハビリ目的で利用する老健(介護老人保健施設)を利用していました。





日中だけお世話になる“デイサービス”を週3回、お泊りさせてもらう“ショートステイ”を週2回、といった感じでしょうか。


なんせ夜中も3~4回はトイレへ行ったりそのままリビングでテレビを観たりする父やったから、母は常に睡眠不足状態。週2回のショートステイ、母はものっすごく有難がってました。


そして、3年目に入る頃に父が要介護2に認定されまして。いよいよ特別養護老人ホーム(以下特養)への入居資格を得るわけです。特養とはリハビリ目的の施設ではなく、いわゆる“人生の終焉の場”。特別なことが無い限り、もう自宅には戻ってません。


車で10分弱の場所にとても良い施設が見つかり、しかも色んなご縁で割とすぐに入所出来ることになりました。



(写真:当時の父と娘)


そして入所後も月1回、持病である糖尿病の診察のために、母と私とで父を近所の病院に連れて行ったりしていました。


その日は母の都合が悪く、私一人で父を病院へ連れて行かなければなりませんでした。





車で特養へ行き、父をピックアップしてから病院へ向かうわけやけども、色ボケ爺と化したうちの父親、ほんま酷いんですよ!是非聞いて欲しい!!!


会話のほとんどが下ネタで、しかも認知症やから30秒と経たないうちに同じ話の繰り返し。もはや私のことは娘という認識は無くて、容赦ありません。


「あそこ歩いてる女性は綺麗やなー、なかなかわし好みやな。」
「わしの珍宝はまだまだ現役だからなー、元気過ぎて自分でもびっくりするわ。」
「君はなかなか可愛い顔してるな。おっぱいは小さいけど。」



(ะ`♔´ะ) ひとこと多いわ



下ネタエンドレス。もはや慣れっこです。


いや、いいんですよ。認知症になって暴れっぽくなったり愚痴っぽくなられるよりは、エロ爺になる方が周りも楽やと思うけど。この頃の父のエロ話を止められる人は、もはや誰もいませんでしたね(遠い目)


せやけどね。車の中は誰に聞かれるわけでもないから、下ネタエンドレスでも全然ええんやけど、公共の場はそういうわけにはいきません!


病院に着いたら、私が会話の主導権を取らなければなりません。そうしないと父はすぐにエロ話をスタートさせるからです。


兎に角間を開けずに話し掛ける必要があります。


「お父さん、食べ物では何が好き?」
「お父さん、私の名前は憶えてる?」
「お父さん、私は何歳でしょう。」
「お父さん、今日は何曜日やったっけ。」


しかーし。ちょっと油断してしまうと、こんな失敗も。



私「お父さん、今日は元気そうやね。」



エロ爺の脳内では、『元気』の主語は『珍宝』



父「そうやで、わしは今でも現役やで!」



と言って、身振り手振りでアピール開始。





あかんあかんあかんあかん!軌道修正や!!私、すぐに「私の名前はなんでしょう?」


そんな感じでなんとか病院を後にして、車へ。





車に乗ったらこっちのもんです。さぁ来い、下ネタエンドレス!


父「あそこにいる女の子、わしの嫁に似てるな♡なかなかの美人や。」
私「そうかな。」
父「そっくりやぞ!おっぱいもデカいし、あれはいい女や!」
私「あー、おっぱい大きそうやね」←オイ


しかしこの後エロ爺は私を絶句させる一言をぶっ放しました。


父「わしの嫁のオマ●コは綺麗やぞー!」



∑((((((゚д゚;ノ)ノ



父「綺麗やし、なかなかの名器や!がははは」



おまわりさーーーん、


このエロ爺を公然わいせつかなにかで捕まえてくださーーーーい!!!



続く






ふんづまり子


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