家具。人がそれを壁と呼ぼうが石と呼ぼうが絵と呼ぼうが音と呼ぼうが
家具づくりは寸法がすべて。
上から下から右から左から、細く細く寸法を詰めていくと現実の形になる。
1mmと2.5mmと12mmと4mmで19.5mm、そこに893mmの空間を足してまた4mmと12mmと2.5mmと1mm…
あれ?合計で932mmの筈なのに933mmある…それは「ちょっとした誤差」ではなくて今までのどこかにコンマ以下の誤差があってそれが押し合い引き合いする。
家具づくりはパッションがすべて。
美しいと感じるオーラ、欲しいという気持ち。数字だけでは説明できない「ニュアンス」や「余白」の心地良さが一番大切。
ちょっとぐらいズレてたって可愛かったらそれも愛嬌、全部ひっくるめて愛しく感じる。
どっちも本当でどっちも間違い。
相反する2つの要素が入り混じって家具はできている。
多分家具だけじゃなくて絵も詩も歌も食べ物も一緒。
そしてさらにややこしい要素がある。
「いつ何処で誰が何の為に?」
これでさらにこんがらがる。
「良いもの」or「悪いもの」
そうやって白黒はっきり分かれはしない。
だから難しいし、だから楽しい。だから好き。
二重人格?三重人格?そんなくらいに謎めいてて奥深くてシンプルでややこしい。
でもそんな世界で絶対に譲れないことがある。
「これが良い」
と自分で信じられること。そうじゃないとつくれない。
いや、つくりたくない。
「これが良い」
と信じられるなら、果てしなくても際限なくても割りに合わなくても喜んでつくれる。
家具が好き。
いや、家具というより家具の中に詰まったそんな要素が好き。
そんな要素が詰まったものがつまり僕にとっての家具。
人がそれを壁と呼ぼうが石と呼ぼうが絵と呼ぼうが音と呼ぼうがデザートと呼ぼうがどうでも良い。
そんな要素が詰まったものがつまり僕にとっての家具。
今までも、これからもずっと追いかけてずっとつくり続ける。
死ぬまでつくり続ける。
あれ?なにを??
ま、いいか。とにかくつくり続けよう。それを。
〇〇つくりたいおっさんとして。
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