2021-01-21

窓ガラスをダイニングテーブルに！美しい柄入りガラス板をリメイク♪

これまでルーツファトリーでは様々な素材から家具を製作してきましたが、また一つ、「こんな家具作りもできるんだ！」という事例ができました♪こんにちは、ルーツファクトリーのユリマタタです。

今回ご紹介するのは、こちらのガラス板を使用したダイニングテーブル。お客様にご依頼いただき、リメイク製作しました。

ステンドグラス屋さんに作ってもらったという、とても美しい柄入りのガラス板。

お家のお隣さんとの境となる窓に取り付けていたそうなのですが、もうじきお引っ越しをされるとのこと、また、お家が取り壊される予定とのことで、なんとか他の形にリメイクして残すことはできないかとご相談いただきました。

「他の家具は置いていく予定だけど、このガラスがなくなってしまうのはどうしても寂しくて…」と仰るお客様。

素敵なご依頼に胸を熱くして、代表の『家具作りたいおっさん』と一緒に実物の確認にお伺いしました。

窓から取り外されたガラスの大きさは、1132mm×1052mm。

光に透かすと模様がキラキラと輝き、思わずうっとりしてしまう美しさです。

お客様はガラス板をそのまま使用しながらなるべく小さめのダイニングテーブルにリメイクしたいと仰っていました。

しかし、ガラス板の厚みは5mmでそのままテーブル天板として使うには強度が足りません。

そのままでは面積が広すぎるため、荷重を受け止められるように下にフレームを入れるか、もしくは上にもう一層厚みのあるガラストップをのせるか・・・

色々なリメイク方法がありますが、お客様のお好みやご新居の雰囲気をお伺いしながら、どのような方法をとるのが良いか良いか考えていきました。

お客様は、ほとんどの家具は置いていく予定だけどこちらのガラス板と↓のパーティションは持っていきたいと思っていると仰っていました。

また、ご新居のお部屋は南向きで窓が大きく、家具も明るく涼しげな雰囲気にしたいと仰っていました。

お客様のお話から家具のイメージを膨らませる家具作りたいおっさん。

そして色々と考え抜いた末、せっかくのガラスの模様を存分に楽しんでいただけるようフレームでの補強は入れず、もう一層厚みのあるガラストップをのせることで安心してお使いいただけるよう製作することにしました。

また、フレームは硬く頑丈な無垢オーク材でなるべく細身に作り、脚は細身のフレームにも取り付けられるようねじ込み式の丸脚にすることに。

さぁ、どのようなダイニングテーブルに仕上がったのでしょうか。

リメイク完成後はこちらです！

大きなガラス板が映えるスッキリとしたダイニングテーブルに仕上がりました！

脚を円柱型の丸脚にするのではなく、テーパーカットにしたことで繊細なガラスの雰囲気によく合っています。

透明度の高いガラストップを使用したことで、中のガラス板の美しい模様をたっぷりと楽しんでいただけます。

南向きでうららかに太陽の光が降り注ぐというお客様のご新居に置いたらどんなに素敵だろうと、納品日が楽しみで仕方ありませんでした。

そして、納品当日。

フレーム、ガラス天板を順番に搬入し、まずはフレームから組み立てていきます。

それから、ガラス板を一枚ずつセットしていきます。

ガラス板は割れやすいので厳重に厳重に梱包してあります。

汚れがつかないよう軍手をはめ、ガラス板をそーっと持ち上げます。

少しでも変な方向に力をかけると割れてしまうので、そのままそーっと慎重に運び、テーブルのフレームにのせました。

最後に、ガラストップをフレームの天面にピチッと合わせてのせたら、セット完了です！

あぁ、想像通り！なんて素敵なんでしょう！

元のガラス天板の美しさもさることながら、窓際に設置されたパーティションの影が映り込み、より一層キラキラと輝いて見えます。

「まぁ！とても良いわ！」

と、上品なお部屋にぴったりなテーブルに、お客様も喜んでくださいました。

お客様のお気に入りのガラス板を、ご新居でも活躍する形にリメイクすることができて私たちも光栄です（＾＾）ありがとうございました！

・・・と、今回のお話はここで終わり、ではなく。

実は、お客様にオーダーいただいて、こちらのテーブルに合わせて椅子も製作させていただいていたのです！

椅子をセットしたところもこれまた素敵なんですよ〜！

次回詳しくご紹介するのでお楽しみに！

ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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ダイニング、座卓、ちゃぶ台、食卓、いろんなテーブルのリメイク実例をご紹介！