実物不在で家具のリメイク!?お預かりなしで座卓がダイニングテーブルに
家具のリメイクをする場合、通常家具をお預かりして、淡路島にある工房に持ち帰って作業します。
でも、その家具が食卓のように毎日使うものだったら・・・
なくなったら、困っちゃいますよね(^◇^;)
前回、お客様の思い出の座卓をリメイクさせていただくことになったというお話を書きましたが、そこでは家具作りたいおっさんが「テーブルがなくなってお客さんが困っちゃうなら、多少大変でも実物なしで作業する!」と、座卓をお預かりしませんでした。
実物なしで一体どうやってリメイクするのか・・・
今回はそんないつもとちょっと違った製作&納品についてご紹介します!
今回のリメイクは、座卓の天板をそのまま使ってダイニングテーブルにしたいというご依頼でした。
深みあるとっても素敵な無垢の天板。こちらの天板を生かしてさらに素敵なダイニングテーブルになるようにリメイクします。
座卓をお預かりしなかったので、工房での作業は脚を製作するところまでです。
お客様と打ち合わせを重ねて、木の良さを活かした美しいラインの木製フレームを作ることになったのですが・・・
実物がないので、細かな調整がとっても大変です!
例えば天板の取り付け穴の位置や、微妙なサイズ、反りや塗装の状態などなど、テーブルをリメイクする時には確認しなければいけないことが山ほどあります。
新品とは違うので、なんていうんでしょう、”均一”ではないんです。かなり細かいところまで確認しなければいけません。
にも関わらず、実物不在でもROOTS FACTORYがリメイクできるのは、かなりの経験値があるからです。
お客様のお宅に伺った時に、要注意ポイントをしっかりとチェックして、工房で作業ができるようにしました。
とはいっても、最後の最後、天板の取り付け穴と位置を合わせるのはさすがに実物がないとできません。
そこで、先に脚だけ完成させて、天板の取り付け穴を納品の際に現地で開けて、金物を仕込むことにしました。
お客様のお宅に到着したら、まずは天板から脚を取り外します。
そして、天板に穴を開けて金物を仕込むのはお客様のお家を汚してしまわないようにルーツファクトリーカーに持ち運んで行ったらしいんですけど、専用の設備もなにもない車内で行うのはかなり大変だったみたいです。そりゃそうですよねw
そんなこんなで完成したリメイクダイニングテーブルを、お客様のお宅に納品させていただきました。
まさに、できたてほやほや!!
重厚感ある天板に、スラリと美しいラインのフレーム。かっこいいですね〜!
お客様もご家族みなさま喜んでくださって、記念撮影もしちゃいました。
さらに、後日お客様からこんな嬉しいメールをいただきました。
「リメイクしていただいたテーブルは、娘の代まで、大事に愛用します。これからもどうぞ宜しくお願いします。」
お客様が大切な家具を長く長くお使いいただけるようにリメイクという形でお手伝いさせてさせていただきましたが、娘さんの代まで使えるようにとお考えに・・・なんて素敵なんでしょう!ROOTS FACTORYにご依頼いただけて光栄です。ありがとうございました!
ROOTS FACTORYでは、このように日常で使うテーブルなどをリメイクさせていただく際、製作中お客様が生活に困ってしまわないようにご対応いたします。
代替用のテーブルをご用意することもできるので、お気軽にご相談くださいね。
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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