ねじ込み式八角脚でテーブルの高さをアップ!H450からH770に


H450のローテーブルをリメイクさせていただき、H770にアップしました。

神奈川県川崎市にお住まいのお客様からご相談いただいた今回のリメイク。

お客様がお持ちのローテーブルは、脚の形状が特徴的なアジアン調のテーブルでした。

リメイクのご相談をいただいたアジアン調ローテーブル

こちらを、ライフスタイルに合わせて椅子に座ってパソコン作業などができるようなテーブルに変えたいとご希望いただき、リメイクさせていただくことに。

家具作りたいおっさん(ルーツファクトリー代表)と私ユリマタタでお客様のお家にお伺いして、リメイク内容をお打ち合わせしました。

お客様のお家でリメイクのお打ち合わせ

お客様ご夫婦は「私たちは背が高いから、一般的なテーブルよりも高さがあった方が良いかもしれない」と仰っていました。

そこで、お客様と一緒に”ちょうど良い高さ”を確認していきました。

お客様がご用意された雑誌をテーブル下に入れていき、そこに椅子も持ってきて実際に座った感じを確かめます。

雑誌を積み上げリメイク後のテーブルの高さを確認

雑誌を少しずつ足していく中で、「これぐらいが良いかな?いや、もうちょっと高い方が良いかも?」とご感想を仰るお客様。

お客様の反応をうかがいながら微調整を重ねていき…

微調整を重ねちょうど良い高さを探る

お客様が「ちょうど良い!」と仰る高さを見つけることができました。

さて、次に高さをアップする方法ですが、今回は元の脚に新たな脚を継ぎ足す方法をとりました。

継ぎ足すよりも根本から新しい脚に作り替えてしまう方が丈夫にはなりますが、元の脚はこのように天板としっかり組まれていて分解できるタイプではなく、せっかくならこの特徴的な形を活かしましょうということになったのでした。

しっかりと組み木されていた天板と脚

搬入・搬出のことを考えて、継ぎ足す脚はねじ込み式で簡単に脱着できるようにします。

ねじ込み式の脚というと丸脚が多いですが、今回はこちらのテーブルの雰囲気に合わせて八角形で製作させていただくことになりました。

ところで、こちらのテーブルを椅子と合わせて使うにあたり、真ん中の突起部分が足に当たってしまうとのことで、この部分のカットもご依頼いただきました。

テーブル真ん中にあった突起部分

カットすると塗装がなくなるので、馴染むように再塗装します。

塗装がなくなった突起部分カット後 (カットした直後の状態)

さぁ、どのような仕上がりとなったのでしょうか。まずはリメイク後の全体写真をご覧ください。

八角脚を継ぎ足しH770にリメイクしたテーブル

スラリと脚がのび、スタイリッシュなテーブルとなりました!

継ぎ脚を八角柱にして大正解♪アジアンな雰囲気を損なわず高さアップすることができました。

雰囲気を損なわず高さアップ

そしてカットした突起部分。

少し面取りをした上で再塗装したことで違和感なく馴染んでいます。

カットした突起部分

元の形を存分に活かしながら、椅子と合わせて使いやすいよう細部までこだわってリメイクしたテーブル。

完成したテーブルをお客様のもとへお届けすると、「お洒落に仕上がった!」と喜んでいただくことができました。

そして、さっそく椅子を合わせて使い心地をお確かめになるお客様。

リメイク後のテーブルの使い心地をお確かめになるお客様

「うん、ちょうど良い!この高さにしてもらって良かった!」と使い心地も気に入っていただけたご様子でした。良かったです〜!

お客様宅に納品したリメイク後のテーブル

素敵なテーブルをリメイクさせていただきありがとうございました!

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