育てる楽しみ、受け継ぐ喜び。みずの家のバケツ稲と植物を彩る家具♪
札幌よりこんにちは!みずのです。
実はこの夏、わが家ではちょっとした壮大な(?)プロジェクトに取り組んでいました。それは…「バケツ稲」!

きっかけは、友人から「稲の苗いらない?」と声をかけられたことでした。
「みずのさんなら育てられると思って…」なんて言われましたが、いやいや、普通自宅で稲を育てるなんて発想、あまりしないですよね(笑)。でもせっかくだし面白そう!と引き受けたのが始まりでした。
バケツ稲は、バケツに水をはり田んぼに見立てて、そこに苗を植えて、稲を育てる栽培方法です。最近は小学校などでも行われているので、体験されたことがある方もいるかもしれません。

苗をもらったはいいものの、この夏は私自身の入院や、北海道らしからぬ猛暑も重なり、正直「これ、ちゃんと育つのかな?」と心配な日々もありました。それでも、稲は健気にすくすくと伸びてくれました。
そしてある日、ついに花が!実は、稲の花を見るのは初めてで、小さな白い花が咲く姿に「こんなふうにお米ができるんだ!」と感動。自然の力って本当にすごいですね!

そして迎えた秋。どのくらい成長したら刈っていいのか分からず迷っていたのですが、9月半ばになり、北海道でも稲刈りのニュースが聞こえてきました。そこで思い切って収穫!恐る恐る刈り取ってみると、ちゃんと実が入っていて「お米になってる!」と家族で大喜びでした。

とはいえ、ここからがまた長い道のり。乾燥させて、脱穀して、精米して…と、実際に食べられるようになるまでにはまだまだ工程が残っています。でもその過程も含めて「食べ物ができるまで」を身をもって体験できるのは貴重だなと感じています。
植物を育てる楽しみといえば、ルーツファクトリーで関わらせていただいた印象深い事例があります。
あるお客様から「母が大切にしていたダイニングセットを残したい」とのご依頼をいただきました。

そこで、ダイニングセットで使われていた椅子の座面を外し、生前お母様が大切にされていた観葉植物を置けるよう棚板をつけて花台にリメイクしました。

さらに棚板の下には引き出し収納を付け、お母様のご遺品が収納できるようにしました。

納品後、お礼のメールとお写真をいただきました。そこには、お母様の観葉植物やご遺影が並べられ、まるで新しい居場所を得たかのように輝いていました。

家具が再び暮らしに根づく姿に、胸が温かくなりました。
さらに弱っていた植物がお客様に引き取られ、植え替えで元気に復活したとのことで、私もとてもうれしくなりました。
毎年ガーデニングを楽しむ私にとって、植物は子どものような存在です。だからこそ、大切に育ててきた植物が、自分のいない未来でも家具とともに受け継がれていくとしたら…それは何よりの幸せだと思います。モノに思いを重ねながら暮らすことの豊かさを、これからも大切にしていきたいですね。

さて、収穫した稲は、ただ今乾燥中。これから脱穀をして、お米に変身していく予定です。本当に食べられるのか?どんな味になるのか?想像するだけでワクワクします!またご報告しますね!
お問い合わせ&メッセージはコチラ
【よくあるご質問】はコチラ家具のこと、リメイクのこと、お気軽にお問い合わせください。
【メールフォーム】
【お電話でのお問い合わせ】
受付時間:10:00〜17:00(平日・土日)
電話番号:0120-600-239(フリーダイヤル通話料無料)