世界は広いが鍋はもっと広い。私はそんな鍋になりたい。七福一人鍋。
買い物(乾電池を買いに行った)帰り、家具の考え事をしながらひとり鍋をした。近所の居酒屋「七福」さん。看板に「さしみ屋」と書いてあるくらい新鮮な魚オシのお店なのに、頼んだのは肝刺しとキムチ鍋。ごめんなさい。
タニヨンベースのファサード(入り口)や家具の事について、持ち歩いてるノートにアイデアをまとめながら肝刺しをつまんでいると鍋がきた。
鍋、それは小さな宇宙。ありとあらゆる具材共存できるユートピア。寒い冬は胃袋からあったまり、暑い夏は汗だくになりながらもっと熱く。
いつでも熱々。熱々を出してくれるラーメン屋のように皿を温める必要もなく、つけ麺のように「アツモリ」を頼む必要もない。冷たく芯まで冷えた冷奴さえ激アツのハードパンチャーに変えてくれる。
鍋の歴史は知らない。聞くところによると、僕のひいじいちゃんは鍋が大好きで、1年365日鍋食ってる勢いだったとか…あれ?ひいじいちゃんていつの時代を生きた人なんやろ?
とにかくそんな鍋が大好き。まだ青々とした入れたての白菜も、煮込まれまくって半分ゲル化した白菜も好き。
鍋の熱気につい半袖になっていて、うっかり腕に激アツ豆腐が「ポトッ」と落ちてしまった時なんて、まるで懐かしのビーバップハイスクール並みの世界観の古の儀式、「根性焼き」のよう。「アツッ!!!」と声にならない声と共に耐える自分に酔ってみたりもできる。
ストイックに「自分、不器用ですから…」と昆布も鰹も寄せ付けず、水のみで具材の出汁のみで深みを追求する昭和の漢スタイルも良し。ちゃんこやキムチ鍋で「皆の出汁には手は出せません!」と具材のみをいただき、最後の〆に備える寡黙系隠れ気遣いスタイルも良し。
そしてさらに鍋の大きな魅力が「具の追加」自在にできるという自由さ。「七福」のマスターに「野菜追加ってできます?」って聞いたら「いっすよー!」と快く出してくれた。ありがとうマスター!!
飲みながら書いてるブログなのでだいぶ話がとっ散らかってるけど、とにかくそんな鍋には、宇宙があって世界がある。なんて素晴らしい鍋の世界!
世界は広いが鍋はもっと広い。
買い物の帰り、ちょっと考え事しながら晩酌しようと立ち寄った「七福」での一人鍋を美味しく食べながら、懐の広い「鍋」の素晴らしさを改めて再認識してみたりした。
「ルーツファクトリーも鍋くらい懐の広い家具づくりをしたいな」とか思いながら…
さてさて、まずはタニヨンベースの入り口をどうしようか?今絶賛考え中です。ありがとう鍋。センキュー鍋。シュルブプレ鍋。私はそんな鍋になりたい。
「家具作りたいおっさん」阪井
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