オリジナルの良さを生かしつつ雰囲気チェンジ!サイドテーブルのリメイク
先日、大きく立派なオランダ製ダイニングテーブルをリメイクさせていただいたことについてご紹介しました。
家具のお打ち合わせ・お引き取りにお伺いすると、お客様のお家にはダイニングテーブルの他にも、お父様がコレクションされたという素敵な家具がたくさんありました。
そして、そのうちの一つ、こちらのサイドテーブルについてもリメイクのご相談をいただきました。
こちらのサイドテーブルは、天板に体重をかけてしまったことから、ボーズレッグの脚が付け根の部分からグラグラするようになってしまったそうです。
テーブルを問題なく使えるようにしたいというご希望とともにリメイクをご依頼いただきました。
お客様は、先日のダイニングテーブルのリメイクについての記事でご紹介したように、お父様がコレクションされた家具を大切に思われる一方、お部屋が重々しい雰囲気になってしまうとお悩みでした。
こちらのテーブルの大きな特徴となっているのはこのボーズレッグの脚、煌びやかな彫刻が施されたその外観は美しさと同時に重厚感を醸し出しています。
でも、この脚の重厚感こそがお客様が最も変えたかった雰囲気でもあったのです。お客様から「このボーズレッグをまっすぐな脚にできますか?」とオーダーを頂きました。
お客様がお望みなら、もちろんできます。そして、シンプルで真っ直ぐな脚を製作&取り付けることにしました。
でも丸っきり新しくしてしまうわけではなく、床に接地する部分はそのまま使い、元のサイドテーブルの個性が感じられるようにしました。
リメイクさせていただく家具の元来の良さを色々な角度から捉えて、個性を活かしながら新たな形に仕上げるのはROOTS FACTORYの得意とすることの一つです。
また、「色も明るくして軽やかな感じにしたい」とご希望いただき、ダイニングテーブルと同じように天板を磨き直し、塗装をナチュラル色に変えることにしました。
丁寧に磨き上げた後、ウレタン塗装で仕上げました。
そうして完成したサイドテーブルはこちら。
重々しい雰囲気はなくなり、無垢オークのあたたかみ溢れる仕上がりとなりました。
雰囲気はガラリと変わったのに、面影はしっかりと感じられます。
お客様のお家へダイニングテーブルと一緒にお届けに上がると、とっても喜んでくださいました。
お部屋にも馴染む自然な仕上がりに、「頼んで良かった!」と言っていただけました。ありがとうございます!
「元の家具の面影は残したいけど、雰囲気は変えたい。そんなことできるの??」
と、家具についての悩みをお持ちの方は、どうぞお気軽にご相談くださいね!
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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