2023-01-01
暮らしを楽しむ日々
謹賀新年☆新春恒例・一年分の製作事例からピックアップしてご紹介!
あけましておめでとうございます!
東京ベースのオーニシです。皆様どんなお正月をお迎えになりましたか?
さて新年最初のブログとなりました今回は、2022年にご紹介してきたたくさんの製作事例を振り返っていきたいと思います。あれも入れたい、こっちもぜひ見てほしい……と、選ぶのにめちゃめちゃ時間がかかってしまいましたが(笑)。
なるべくたくさんの事例を載せたいので前置きはこれくらいにして、まずはオーダーメイド家具の事例からご覧ください。
目次
クールなDJブース・かわいいコルクボード…多彩なオーダーメイド家具
最初にご紹介するのはオーク材製のダイニングテーブル。天板下には収納スペース付き、さらにはなんと天板サイズを伸長することもできるという、お客様の理想をぎっしりと詰め込みました。
Blog:理想叶えるオーダーメイド!天板下収納付き伸長式ダイニングテーブル
天板下収納付きの伸長式ダイニングテーブルをオーダーメイドしました。ボックスティッシュやノートPCなどを収納できる広々とした棚付き。足元の空間も工夫して、使い勝手が良くなるように製作しました。
収納スペースと伸長のための機構を両立させ、さらには伸長用天板の収納方法にも一工夫してあります。実際に天板を延長する作業もシンプルで、お客様から「簡単ですね!使いやすそう」と言っていただけました。
続いてはカッコいいDJブースの登場です。ご依頼いただいたのはご自宅用DJブース。お客様のご新居である新築マンションのインテリアに合わせて、深みある濃色が魅力のウォールナット材で製作しました。
Blog:ウォールナットのDJブースをオーダーメイド!配線にもこだわりが♪
ウォールナットの魅力をたっぷり活かしたDJブースをオーダーメイド!DJ機材の寸法に合わせて天板サイズなどお客様と綿密に打ち合わせしました。スッキリと配線できるように、配線穴も工夫しています。
ブース内の配線がしやすいのはもちろん、コードを外に流す部分も目立たないように仕上げてあります。小さな部分まで抜かりはありません(^^)v
後日お客様が送ってくださった、機材をセッティングした様子の写真も別のブログでご紹介していますので、そちらもぜひあわせてご覧ください。
DJブースと並んでご好評いただいているのがレコードラック。以前ルーツファクトリーが製作したレコードラックの事例をご覧になったというお客様から、5マス×5マスの大容量レコードラックのオーダーをいただきました。
Blog:5×5マスのレコードラックをオーダーメイド!オークでシンプルに♪
オーダーメイドで大容量のレコードラックを製作!3マス×5マス、2マス×5マスの2つのユニットを上下連結して5マス×5マスで使えます。外観はシンプルで落ち着いた雰囲気のオーク材を使用しました。
パッと見はとてもシンプルなナチュラルカラーのレコードラックですが、目に留まる見附部分や側面に木目が美しいホワイトオークを使用することで、キリっとした印象になりました。
お客様は既製品もいろいろとご検討なさったとのことでしたが、ピンとくるものがなく、何より5×5マスという条件を満たせるものが見つからず、オーダーメイドを思い立たれたのだそうです。
既製品にはない物が作れるのはもちろん、デザインの自由度が高いのもオーダーメイド家具のいいところのひとつですよね。そんな利点を最大に活かしたとも言えるのが、次にご紹介するビスケット型テーブルです。
Blog:まるであま〜い香りが漂う…ビスケット型テーブルをオーダーメイド!
オーダーメイドでビスケット型センターテーブルを製作させていただきました。お客様とデザインやサイズなど綿密にお打ち合わせし、まるでビスケットの甘い香りが漂ってきそうな可愛らしいテーブルが完成!
画像で見るだけでもめちゃめちゃ可愛いですよね!お客様から「ビスコのような色に」とご希望いただいた焼き色の再現度も高いですが、個人的な一押しポイントは縁の波型模様の丸みの仕上がり具合。もうビスケットそのものにしか見えません。
お客様から「こんがりと焼けたビスケットの甘い香りが漂ってきそうで、見る度に堪らず頬が緩んでしまいます(笑)」という、こちらの方が頬が緩んでしまうようなとても嬉しいメッセージもいただきました。ありがとうございます!
「こんなものが欲しい!」を叶えるオーダーメイドは、テーブルなどの大型家具ばかりではありません。
以前に婚礼タンスと食器棚からリビングボードとキッチンボードへのリメイクをご依頼くださったお客様から、お使いのコルクボードが重すぎて落ちやすくお困りになっているというご相談をいただき、今のものより軽く、より便利に使えるアイデア満載のコルクボードを製作しました。
Blog:キッチン用コルクボードをオーダーメイド!オーク無垢材で北欧調に♪
キッチン用のコルクボードをオーダーメイドしました。小物を掛けられるよう、バーを取り付けました。また、取り付ける壁が傷みにくいよう、軽量設計に。フレームには、オークの無垢材を使用して北欧調に。
リメイクさせていただいたキッチンボードと並べて掛けるとのことでしたので、フレームにはキッチンボードと同じオーク材を使用しました。これで統一感もバッチリです♪
コルクボードのような小さいものほど、意外と「理想にぴったり!」というものが見つからなかったりしますよね。「こんな小さいものでもオーダーをお願いできるのかな?」と遠慮なさらず、まずはご相談ください!
まだまだ見ていただきたい事例はたくさんあるのですが、この後オーダーリメイク家具のご紹介もしないとならないので、心残りではありますがひとまずこの辺にしたいと思います。オーダーメイド家具のブログはこちらからまとめて見ることができますので、ぜひチェックしてくださいね!
かけがえのない思い出とずっと一緒に暮らせるオーダーリメイク家具
では改めて、ここからはオーダーリメイク家具をピックアップしていきます。こちらも絞り込むのが大変でしたが(^_^;)それだけ自信作揃いなのでじっくり見てくださいね。
まずはちゃぶ台をダイニングテーブルにリメイクした事例からご紹介します。
「ちゃぶ台や座卓の脚を高くして、ダイニングテーブルとして使えるようにしたい」というご依頼はとても多いもののひとつです。さらに「またちゃぶ台として使うこともあるので、元の脚も付け替えて使えるようにできたら」というご要望をいただくこともよくあります。
ただ、付け替え式は常に外した方の脚をどこかに置いておかなくてはなりません。こちらのリメイクではその手間を無くす画期的なアイデアを実現しました。
Blog:ちゃぶ台をダイニングテーブルにリメイク!元の折りたたみ脚も残して
ちゃぶ台をダイニングテーブルとして使えるようにリメイクさせていただきました。既存の脚も残してあり、ダイニング用の脚を外せば再びちゃぶ台として使えるようになっています。脚は簡単に着脱できます。
なんと元の脚はそのままで、新しい脚を取りつけることができるようになりました!その分天板裏の空間が狭い部分がありますが、ダイニングテーブルの脚の取りつけ位置は、座った時に膝がぶつからない場所を見極めて決めてありますので大丈夫です。
お客様からいただいた「できればちゃぶ台の脚はそのまま残しておきたい」というご希望から生まれたこちらのアイデア、お客様のためならとことん理想を追求しちゃうのがルーツファクトリーです☆
続いてはテーブルと同じくたくさんのご依頼をいただいている婚礼家具のリメイクをいくつか見ていきたいと思います。
お引っ越しにともなって置き場が無くなってしまうという婚礼洋服タンスを、小学生の2人のお嬢様の学習机にリメイクできたら、というご相談をいただきました。
お打ち合わせの際にルーツファクトリーの以前の製作事例を見ていただいたところ、ライティングビューローを気に入って下さり、2台のライティングビューローへとリメイクすることになりました。
Blog:婚礼タンスをライティングビューローにリメイク!2人のお嬢様に贈る
思い入れある婚礼タンスを2人のお嬢様が長く使える机に作り替えたいとご相談いただきライティングビューローにリメイクしました。濃色のタンスの扉とオーク材を組み合わせて明るい雰囲気に仕上げました♪
タンスの扉にあった彫刻部分を活かし、扉を横向きに使ってデスクの天板になる開閉部分にしました。全体にナチュラルなトーンでまとめたので、お嬢様たちが中学、高校と長くお使いになる中で、それぞれのお好みのお部屋作りをするようになった時にも、どんなインテリアとも相性良くおさまりそうです。
たっぷりとした収納や、パソコンなどを使う時のための配線穴など、機能面も言うことなしです。お客様からも「子どもたちがとても喜ぶと思います!」と言っていただけました。
次にご紹介するのは、これもご要望の多いお仏壇へのリメイク事例。婚礼家具セットの3つのタンスから、元の部材をふんだんに活かしたお仏壇へとリメイクしました。
Blog:婚礼タンスからお仏壇にリメイク。扉や引き出しなどたっぷり活かして
婚礼家具の洋服タンス・ブレザータンス・和タンスの部材を活かし、上置き型のお仏壇にリメイクしました。タンスの部材をたっぷり活かしながら、カントリー調のリビングに合わせたデザインに仕上げました。
扉と側板にはタンスの顔とも言える扉の部分を使いました。さらに扉の取っ手や、扉を開いた内部の小引き出し、背板の前面など、あらゆるところに元のタンスの部材を活かし、外からも中からも元のタンスの面影を感じることができます。
そしてこのお仏壇とお揃いのキャビネットも、同じタンスの部材から製作させていただきました。実際に配置された様子もこちらからご覧になれます。
セットの家具をいくつか組み合わせてのリメイク事例をもうひとつ。やはり3点セットの家具からテレビボードと、移動式ワゴンへとリメイクしました。ここではワゴンを詳しくみていきたいと思います。
Blog:婚礼タンスから移動式ワゴンにリメイク!歩行補助用家具としても活躍
婚礼タンスの引き出しを活かして移動式ワゴンにリメイクしました。脳出血を患い右半身が麻痺してしまっているというお客様のご依頼で、ワゴンに生活用品を入れて移動できるよう製作させていただきました。
移動させて使う家具は、据え置き家具とはまた違ったポイントに留意しながらの製作となります。ましてやこちらのワゴンはお身体の不自由なお客様がお使いになるということで、手すりの位置やキャスターの種類など、入念なお打ち合わせの上で決定していきました。
その甲斐あって、お客様からは「これならどこにでも一緒に行けそう!」というお言葉をいただきました。「どこででも使える」ではなく、「一緒に行ける」という表現に、お客様のタンスへの思いが全部詰まっていますよね。個人的に2022年で一番心に残った言葉です。とても素敵なご感想をほんとうにありがとうございます。
さて、ここまでタンスを別の用途へとリメイクする事例が続きましたが、もちろん引き続き衣類収納として使うためのリメイクも可能です。タンスは必要だけれど置き場所がなくなってしまって……というお悩みから、サイズを小さくするリメイクをご依頼いただくこともしばしば。
和タンスのお着物収納部分のみをクローゼット内に置けるようにしたのがこちらのリメイクです。
Blog:和タンスをクローゼットに設置できるようリメイク!高さと奥行き縮め
婚礼家具の和タンスをクローゼットの中で使用できるように、扉を外してリサイズしました。内部のお着物収納はそのままに、天板や台輪を新しく作り直し、側板をカットすることで高さや奥行きを縮めました。
新たに製作した天板や台輪は、元の意匠に合わせて面取りがしてあります。こういったひと手間をかけることで、仕上がりの印象がグッと変わってくるのです。
ちなみにこちらの和タンス、クローゼット内でお使いになるお着物収納部分だけでなく、取り外した外側の部分もとっても素敵だったので、そちらも本棚へとリメイクさせていただいています。
以上、ここまでオーダーリメイク家具の製作事例の振り返りでした!泣く泣く載せるのをあきらめた事例が山ほどあるので、オーダーリメイクブログの一覧ページもぜひ見てくださいね!
家具レストアで古き良き年代物を末長く使えるように
最後に、リメイクではなく、長い年月を経て不具合の出てきてしまった家具をよみがえらせるレストアの事例もぜひ知っていただきたくて、こちらを取り上げてみました。
Blog:年代物のタンスをレストア。元の風合い残しながら末長く使えるように
年代物のタンスをレストアさせていただきました。元の風合いは残しながら、ヒビ割れてしまっていた引き出しの底板や、朽ちていた背板などを綺麗にお直しし、安心して長くお使いいただけるようにしました。
こちらのタンスは上・中・下と三つの部分に分けられるようになっており、分けて置いても使えるように、全体のレストアと同時に、それぞれの天面も塗装することになりました。
古ければ古いほど傷みも大きくなりがちなので、手を入れなければならない部分もそれだけ多くなります。また、新品同様にすればいいというのともちょっと違って「使いこまれた年月を感じさせつつ綺麗に、不具合はしっかりと直す」という、慎重に慎重を重ねての作業が求められます。
簡単な作業ではありませんが、レストア後のタンスをご覧になったお客様から「あぁ、お直しをお願いして良かったです。ずっと大切に使います」と言っていただけたとのことで、工房スタッフの苦労もこれで一気に吹き飛んだのではと思います。
2023年のブログもお楽しみに♪
新年最初のダイジェスト特別版、いかがだったでしょうか。一年分の事例の中のほんの一部ですが、それでもこれだけのボリュームになりました。
こんなにたくさんの事例をご紹介できるのも、ルーツファクトリーにオーダーメイドやオーダーリメイクのご依頼をくださる皆様のおかげです。改めてありがとうございます!
締めくくりに、今夜の皆様の初夢がハッピーなものになるようにとの願いを込めて、富士山の画像をお届けしますね♪
(ちょっと遠いですが、「一富士二鷹三茄子」と言いますし、少しはご利益があるかと思います!)
それでは2023年もルーツファクトリーをどうぞよろしくお願いいたします!
ルーツファクトリー 東京ベース
オーニシ
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