家具の傷に刻まれる思い出。傷を残してリメイクすることも可能です。
毎日の暮らしの中で使う家具は、多かれ少なかれ傷が付いていくもの。と、引っ越しの際に新調した家具たちを見て思うユリマタタです、こんにちは。
”傷”というと、修復した方がよいものという印象があるかもしれませんが、必ずしもそうとは思いません。いえ、自分のおっちょこちょいで付けた傷を擁護するために言っているのではなくてですね、というかそれは直したいと思っているんですけどね…
ルーツファクトリーではお客様の家具のリメイクをさせていただいていますが、お客様から様々なご依頼をいただく中、「家具についている傷を残してほしい」とご希望いただくこともあります。
「これは数年前に亡くなったおじいちゃんがよく使っていた座卓なんです。大好きだったおじいちゃんが工作をしている時に付けた思い出の傷だから消さないでほしいんです。」
「子どもが生まれた時からの歴史が詰まっているベビーベッドです。子どもの手垢も傷も全部思い出なので、なるべく残してほしいです。」
(ベビーベッドについている傷を残しながらリメイクさせていただいた飾り棚)
そのようなご希望をいただく度に、家具の傷に思い出も刻まれているのだなぁと感じます。
すごく素敵ですよね。お客様のお話をお聞きしていると、当時のことをまったく知らない私の胸にも温かな気持ちが広がるのを感じます。
「ペットの噛み跡を残してほしい」とご依頼いただくことも多々あります。
テーブルの脚に付いているワンちゃんの噛み跡であったり、タンスの取っ手部部分に付いている噛み跡だったり…
「テーブルの脚に付いている傷は、亡くなってしまった犬が昔付けた噛み跡なので残してほしいのですが、天板に付いている傷は息子が幼い時に付けたものなので直してほしいです!」とご希望いただいたこともありました。
天板の傷は書き物をする際に不便だからという理由もあったようですが、微笑ましくてお客様とフフフと笑い合いました。
毎日の暮らしの中で使うものだからこそ、そこには歴史も積み重なっていくのだなぁと思います。
そして、そのような世界に一つだけの家具のリメイクをお任せいただいていることを改めて光栄に思います。
残したい傷、残したくない傷、家具のリメイクをご依頼いただく際にはどうぞ何でも仰ってください。
お客様の大切な家具が、お客様にとってベストな形でリメイクできるように…
ワンちゃんの噛み跡を残しながらリメイクした家具については、また別のブログで詳しくご紹介したいと思います。そちらもどうぞお楽しみに。
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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