家具の素材の向き/不向き。箱物家具の婚礼タンスをリメイクする場合…
こんにちはー!ユリマタタです!
先日、「リメイクは、家具の仕様や状態によってできること/できないことがある」という話を書きました。
今回はそのうちの「仕様によってできること/できないこと」について、婚礼タンスのリメイクを例にとって深掘りしたいと思います!
ROOTS FACTORYでお客様にご依頼いただくことの多い婚礼タンスのリメイク。
お客様のライフスタイルに合わせて、そして理想のインテリアとなるよう、これまで様々なリメイクをしてきました。
婚礼タンスからダイニングテーブルを作ったり
家具作りたいおっさんは前例がないことほど燃え上がってしまうタチなので、一般的にできないと言われていることも大概できちゃったりするんですけど、それでもやっぱり素材によって向き・不向きはあります。
例えば、婚礼タンスの側板を使うことについて。
平らだし、面積も広いし、加工して色んなところに使いやすそう・・・と思ってしまうかもしれませんが(私は実際に思ってましたが)、実はこれが難しい!!
「そのまま横向きにしたら、テレビボードとかの天板にちょうど良さそう!」と思ってしまうかもしれませんが(私は実際に思ってましたが)、あかんのです!!
タンスのような箱物家具の側板は、「フラッシュ構造」といってこのように中が空洞になっているものが多いです。
そのため、垂直方向の力に弱いので、上に物をのせたり体重がかかったりする天板などには不向きなのです。
さらに、側板の表面材としての強度も、天板の表面強度には及ばず使うことができません。
また、カットしたりすると構造が壊れてたちまち脆くなってしまうので、加工も難しい。なんとか使えるようにするとしてもかなりの手間がかかります。
と、いいつつフラッシュ構造の婚礼タンスをリサイズしたこともありますがw
「できるだけ元の家具を使ってリメイクする」ということについて、それが「大切な家具の存在を残すため」であるならば家具作りたいおっさんは頑張っちゃいます。
が、もし「その方が材料費が抑えられそう」という理由の場合は、オススメできません。
ROOTS FACTORYでは、お客様の家具が一番輝く方法でリメイクすることを第一に考えています。
その素材にしかできないことを大切に、お客様の理想の家具となるようデザインをご提案します。
「この家具からこんな家具を作ってほしい!!」というアツいご希望をいただいたら全力でお応えしていくので、ぜひなんでもご相談くださいね(^^)
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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