2023-12-03
暮らしを楽しむ日々
タンスがデスクやテーブルに変身11/20~11/25ダイジェスト
こんにちは。東京ベースのオーニシです。
あっという間にもう12月。今年はなんだかいつまでも暑い日が続いたかと思ったら急に寒くなったりして、秋らしい日があまりなかったような気がします。
紅葉も全国的に遅めらしいですね。東京では今、銀杏の木が見頃を迎えています。
済んだ青空に鮮やかな黄色が綺麗で、初冬ならではの眺めだなあと思いながら見とれてしまいました。
さて今回のダイジェストでは、11/20~11/25にアップされたブログをまとめました。どの製作事例も思わず見とれるるような力作揃い、さっそくご覧ください!
目次
婚礼タンスからデスク&インワゴンとダイニングテーブルにリメイク
お引越しを控えているというお客様から、婚礼タンスのリメイクのご相談をいただきました。お母様に買ってもらったものだそうで、ご新居ではタンスとして使う場面がなくなりそうなため、もっと普段の生活の中で使える家具にしたい、とお考えになったとのことでした。
リメイクのご希望は2点いただいていました。ひとつはお客様がリモートワークでお使いになるためのデスクです。併せて書類などを収納するのに便利なインワゴンも製作させていただきました。
Blog:婚礼タンスをデスク&インワゴンにリメイク。タンスの背板を天板に!
婚礼タンスをパソコンデスク&インワゴンにリメイクさせていただきました。デスクの天板にはなんとタンスの背板を活用!上質な天然木の化粧材を存分に活かし、使い勝手の良いデザインにリメイクしました。
タンスは大きな部材がたくさんあるのでデスクの天板も取りやすそうに思えますが、実際はそう簡単にはいきません。今回天板に活かした背板も、サイズは十分でも「水平にして脚を付け上に物を載せる」という使い方は想定されていないので、そのままでは強度などに影響が出てしまいます。
今回のリメイクでは、強度のある土台を新たに作り、背板は表面の化粧材として使用する方法で天板に仕立てました。
美しい天然木の木目が活きていて素敵ですね♡画像の上の方、壁寄りの部分にちらりと見えているのは配線用の切り欠きです。パソコンを使うリモートワークには欠かせない、小さいけれど大事な部分です。
天板の他、側面のパネルやインワゴンの引き出し前板などにも元のタンスの部材をふんだんに活かしています。お客様からは「想像以上に素敵です!」というとても嬉しいお褒めの言葉をいただきました。
もう一点リメイクさせていただいたのはダイニングテーブルです。こちらもタンス背板を天板に活用しています。
Blog:婚礼タンスをダイニングテーブル&キャスター付きワゴンにリメイク♪
婚礼タンスをダイニングテーブル&キャスター付きワゴンにリメイク!美しい木目のタンスの背板をテーブルの天板に活かし、素材をたっぷり味わえるシンプルなデザインに。ワゴンはテーブル下にしまえます。
お客様は「タンスからそんな材料をとれないかもしれないから、難しいかなとも思っているんですけど」と仰っていたそうなのですが、ご覧の通り♪ダイニングテーブルと、セットで使えるワゴンが出来上がりました。
こちらもデスク同様、タンス部材をテーブルとして長く使えるよう、いろいろな工夫が凝らされています。ここで説明すると長くなるので、詳しいことはぜひ元のブログをお読みください。
お揃いのワゴンの方も、タンスの面影をしっかり伝えているだけでなく、内部には可動式の棚板を備えているなど、機能性もバッチリです。
お客様は仕上がりをとても喜んでくださって「テーブルと一緒に使う椅子もルーツファクトリーさんにお願いしたい」と、オーダーメイドのご依頼もいただきました!
お母様との大切な思い出のタンス、そのリメイクをおまかせいただき、ありがとうございました。
5枚扉の洋服タンスをリビングボードにリメイク
横幅が2mを超える、大きな婚礼洋服タンス。このタンスをお引越し先に持ってくることができずお悩みになっているというお客様から、リメイクのご相談をいただきました。
処分をする気にはなれないけれど、リメイク後のイメージがまだなくて……と仰るお客様から、ルーツファクトリー代表の『家具作りたいおっさん』が丁寧にヒアリングさせていただき、一緒にリメイク案を考えていきます。ご新居の家具の設置場所も拝見した上で、タンスの奥行きと高さを縮めてリビングボードへとリメイクすることになりました。
Blog:婚礼タンスをリビングボードにリメイク!面影たっぷり、横幅活かして
5枚扉の婚礼タンスを、その横幅を活かしてリビングボードにリメイクさせていただきました。2m超の圧巻リビングボードに♪元の面影を残しつつ自然な仕上がりとなるよう、こだわったポイントがたくさん!
高さは設置するお部屋の窓とカーテンに合わせたサイズになっています。本体部分を縮めただけでなく、台輪もカットして、ご希望の高さをキープしつつ、最大限の収納力を確保しました。
扉は取っ手がちょうどいい位置にくるようにカットしました。カット面はただ塞ぐのではなく、扉の形に合わせたデザインのパーツを新たに製作して取り付けてあります。こういうきめ細かな対応ができるのがオーダーリメイクのいいところ♪
お客様からは「リメイクをお願いしてよかった!」と言っていただけました。こちらこそ、お困り事を解決することができてよかったです!
屋久杉座卓の高さをアップしてダイニングテーブルにリメイク
お家の建て替えを機に、屋久杉の座卓をダイニングテーブルにリメイクしたいとのご依頼をいただきました。お客様はルーツファクトリーの過去事例で似たような屋久杉座卓のリメイク事例をご覧になり、お問い合わせをくださったのだそうです。
座卓の脚は曲線を使ったデザインでしたが、テーブルはシンプルでクセのない感じにしたいとご希望いただき、脚フレームは角柱型4本脚で製作させていただくことになりました。
Blog:屋久杉座卓をダイニングテーブルにリメイク。飽きのこないデザインに
W1500 D900の屋久杉座卓の天板を活かしてダイニングテーブルにリメイクさせていただきました。シンプルで飽きのこないデザインとなるよう新しく製作する脚フレームは天板と同色、角柱4本脚に。
天板のサイズはそのまま、すらりと伸びた4本の脚でスッキリしたスタイルに仕上げました。脚フレームには堅くて丈夫なビーチ材を使用し、重厚感ある屋久杉の天板をしっかりと支えています。
リメイクと併せて天板の美装もしています。木目を際立たせる浮造り(うづくり)仕上げがされていたので、その立体感を損なわないように慎重に磨き上げ、本来の美しい輝きが蘇りました。
お届けしたテーブルは、オーシャンビューが見事なお部屋に設置させていただきました。このお部屋に置くなら、確かにこのシンプルなデザインがぴったりですね!素敵なご依頼をいただきありがとうございました!
婚礼整理タンスをローチェストにリメイク
整理タンスの7段ある引き出しを3段分に縮めて、ローチェストへとリメイクさせていただきました。
ご依頼くださったのは、神戸から千葉へお引越しをされるというお客様。先にご紹介したお客様同様、やはりタンスをご新居に持っていくことができずお困りだったそうで、リメイクについてお問い合わせをくださいました。
ご希望は、7段ある引き出しのうち、上から3段分の大小に分かれた引き出しを使ったローチェストへのリメイク。開け閉めに便利なスライドレールも入れて使い勝手もアップさせることになりました。
Blog:婚礼タンスをローチェストにリメイク。引き出し3段使い奥行き小さく
婚礼家具の整理タンスをローチェストにリメイクしました。高さは引き出し3段分に、奥行きは400mmに。リサイズに伴い使い勝手が良くなるように、引き出し一つ一つにスライドレールも取り付けました。
元のブログでリメイク前のタンスを見ていただくとわかるのですが、この大小に分かれている上部の引き出しは実は4段ありました。1段減らすために手を加えなければならない部分があったわけですが、そんなことはまったく感じさせない仕上がりです。
天板や台輪は新規製作しましたが、元のタンスの雰囲気に合わせてデザインし、面影を損なわないように気を配りました。アップで見ても全然違和感がないですね。
尚、こちらのお客様からはもう1点、洋服タンスのリメイクもご依頼いただいていました。追って別のブログでご紹介していますので、そちらもお見逃しなく!
これからのブログもお楽しみに♪
以上、1週間分のブログをまとめて振り返りました。今回は婚礼タンスのリメイク、それもお引越し後の置き場所に困って……という事例が多かったですね。
タンスをデスクやテーブルにリメイクする等、もともとの構造や機能とは違った形へのリメイクは難しい部分も多いのですが、それを可能にしているのは、ルーツファクトリーが持つ経験と技術と、そして何より「この家具をリメイクして使い続けたい、というお客様の思い」になんとしてもお応えしたい!!という工房スタッフ皆の熱意なんだなあと思います。
それではまた、次回のダイジェストでお会いしましょう!
ルーツファクトリー 東京ベース
オーニシ
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