2020-08-20

婚礼家具を分割リメイク！サイズをそろえ2台のキャビネットに変身♪

今回は婚礼家具のリメイク事例をご紹介します。

他のリメイク事例をご紹介しているうちにちょこっとお久しぶりとなった婚礼家具のリメイク事例。実はまだまだご紹介できていない事例があって、しかもそれぞれとっても素敵でオンリーワンな仕上がり。

早く全部お見せしたくてたまらないですが、一つ一つ心を込めてご紹介したいと思います。

今回ご紹介するのは、婚礼家具の和タンスを2台のキャビネットにリメイクさせていただいた事例。

リメイク前の和タンスはこちらです。

お客様からお問い合わせメールをいただいた時、具体的なリメイクイメージはまだ決まっていなかったそうなのですが、「転居が多いから、とにかくコンパクトにしたい！」と仰っていました。

「イメージは漠然としているけど、とにかくリメイクしてこのタンスを残したい気持ちは強いので、ぜひ実際に見てもらいながら相談できたら。」と言っていただき、家具作りたいおっさん（ルーツファクトリー代表）が家具のお引き取りも兼ねてお客様のお家へ。

お伺いすると、そこにはとても立派な婚礼家具が。

隅々まで家具を拝見して、お客様とリメイク後の形をご相談していきます。

なるべく元の形を生かしながら、お引越しの先々でも使いやすい家具に・・・

よく「この家具からはどんなリメイクができますか？」とご質問いただくこともあるのですが、リメイクの方法は色々あるので、ある程度どんな家具にでもリメイクすることはできます。

だから、お客様の「こんな家具が欲しい！」が一番大事。お客様の中で、その「欲しい！」が漠然としている・・・そんな時には、家具作りたいおっさんが魔法のヒアリングでお客様の本当に欲しいものを一緒にお探しします。

さて、そんなこんなでみっちりとお打ち合わせをしまして。

和タンスを上下分割して、同じ大きさのキャビネットを2台製作することになりました。

こちらのタンスは上下分解できるようになっていたためそこで分割し、それぞれ天板や脚を製作します。

タンスの奥行きは570mmあったのですが、それだと大きすぎるということで、400mmに縮めます。それに伴い、445mmあった引き出しの内寸も350mmまで縮めることになりました。

開き扉部分はもともと着物収納となっていましたが、そちらは外し、新しく2枚の棚板を取り付けることに。

そうして新たな家具へとリメイクしていき、完成したものがこちら！

幅・奥行き・高さを揃えた、2台のキャビネットができあがりました！

引き出しは、内部も元の部材をリサイズして作りました。

開き扉の内部はこのように棚板2枚のスッキリとした収納に。

天板にもかなりこだわっていて、2台とも元のタンスの天板見附と同じカーブになるよう仕上げました。

下部にはテーパーのかかった脚を取り付けることで、和室にも洋室にも似合う垢抜けた雰囲気に。

こちらの2台のキャビネットを、東京にお住まいのお客様のお家へ納品させていただきました。

梱包を解き、ご指定いただいたお部屋に設置すると・・・

ピッタリ！！

ピタッと並べて置くと天板もひとつながりになるし、色々と用途も広がりそうですね。

納品させていただいた直後、お客様からこんな嬉しいメールをいただきました。

「先程は家具の配送をしてくださり、ありがとうございました。
早速、荷物の整理をしております。

またホームページを見させていただき、狭い家でも快適に暮らせる家具をお願いできたらと思います。
その時は、よろしくお願い致します。」

ありがとうございます！！何かあったらいつでも仰ってくださいね（＾＾）

婚礼家具のリメイク方法は色々ありますが、このように分割して複数の家具にすると、見た目はそのままに設置場所の融通がききやすくなります。

大きな婚礼家具も分割した大きさであればたとえお引越しが多くてもほとんどのお部屋に設置できるかと思います。

「家具が大きすぎてどうしよう！」そんな時はどうぞお気軽にご相談ください。

ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
Follow @yurimatataroots

素敵に大変身！思い出の婚礼箪笥（婚礼家具）のリメイク実例をご紹介！