2020-01-27

大切な婚礼家具を一番欲しい家具に。え！ライティングビューロー！？

こんにちは、ユリマタタです。最近、すごく嬉しいことがあります。

それは、お客様から家具についてのお問い合わせをいただく時に「事例紹介の記事を見て感動しました」と言っていただくことが増えたこと。

私自身ルーツファクトリーがつくる家具が好きで好きでたまらなくって、その魅力をお客様に伝えることができたのかなと思うと、とーっても嬉しいです！

今回は、そんな風にとっても嬉しいお問い合わせをくださったお客様の婚礼家具をリメイクさせていただいたことを書きます！

ある日、お客様からメールが届きました。

「（ルーツファクトリーの）記事に大変感銘を受けました。
現在建築中の新居にもうすぐ引っ越し予定で、婚礼タンスを処分しないといけません。
でも、処分に躊躇しています。
廃棄するつもりでしたが、一度ご相談させていただきたくメールいたしました。」

詳しくお話を伺おうとお電話を差し上げると、現在欲しい家具がいくつかあるということ、婚礼タンスをリメイクすることでその中の家具のどれかができたらとお考えになっていること、でも具体的に何をどうするのがいいかわからないということ、などなど、色々とお話を聞かせてくださいました。

特に「婚礼タンスは親からもらったもので捨てられなくて」と仰っていたのが印象的でした。ただのモノとしての家具ではなく、思いが宿っている家具・・・なんて素敵なんだろうと思うと同時に、絶対にお客様のお力になりたい！！と思いました。

そしてお客様からも「最初は漠然と”捨てられない・・・”という気持ちでメールしましたが、お電話でお話しして、やはり形を変えて生かす方法を考えたいと思いました。」と言っていただき、ルーツファクトリーにリメイクをご依頼いただくことになりました。

ルーツファクトリー代表の家具作りたいおっさんも、私とお客様のやり取りをみて「大切な婚礼家具、ぜひ残しましょう」と燃えていました。

お客様の家具をどのようにリメイクするのが良いかは、お客様と一緒に家具を拝見しながらお打ち合わせするのが一番なので、家具のお引き取りも兼ねてお客様のお家へお伺いすることになりました。

お伺いした先は・・・群馬！！

家具作りたいおっさんと私とで行ってきました！私は家具のご相談で群馬に行くのは初めて。遠方からご依頼いただけたのが嬉しくて、お打ち合わせに向かう道中ドキドキソワソワしていました。

お客様のお家に到着してお二階にご案内していただくと、そこにはとても立派で婚礼家具が。素敵な洋服タンス、整理タンス、和タンスの3点セットがありました。

実際に家具を拝見しながら、お客様の婚礼タンスへの思いや、気に入っているところ、特に残したいところ、そしてリメイク後の家具についてのご希望など、家具作りたいおっさんが丁寧にヒアリングしていきます。

「この扉の飾り彫や取っ手が気に入っていて・・・」
「思い出の家具だから面影は残したいな・・・」
「でも新居の部屋は白基調だから、少し雰囲気も変えたくて・・・」

こちらからお客様のお話しを聞くと同時に、お客様からのご質問にもお答えしていきました。

また、お客様のお引っ越し先がお近くだったので、より良いリメイクのご提案をできるようにご新居のお部屋の間取りや雰囲気を確認しにそちらにも伺いました。

さて、お打ち合わせを進める中で様々なリメイクの案が出て、お客様も最後の最後までかなりお悩みになっていたようですが、

「大切な家具のリメイクだから、一番欲しいと思うものにしっかり予算をかけて素敵に仕上げてほしい！」

とご希望いただき、最終的に洋服タンスからライティングビューローへとリメイクすることに決定しました。

・・・って、え！？

婚礼タンスからライティングビューロー！？

一体どうやってリメイクするのでしょうか。本当にできるのでしょうか。

しかし私がそんな疑問を口にする間も無く、家具作りたいおっさんは張り切って言いました。

「とびきりのライティングビューローを作りましょう！！」

WAO！！

そうして、家具作りたいおっさんを始めルーツファクトリーの工房スタッフが腕によりをかけて製作したリメイクライティングビューロー。

すっごいです。

めちゃくちゃ可愛く仕上がりました。

すっっっっっっごいです。

あまりにも素敵すぎて、じっくりたっぷりご紹介したい！というわけで、

次回に続く。（2020年1月28日　続編アップしました↓↓）