壊れた家具をレストアして100年の思い出を繋ぐ家具職人のプロの技
こんにちは!!ROOTS FACTORY名古屋ベースのにっしーです(˶ˊᵕˋ˵)
名古屋もそろそろ、寒くなってきたので、衣替えをしました。
久しぶりにパジャマのズボンを出したら、ゴムが伸びてしまっていて、そのままじゃ履けない状態に…。
ゴム以外はまだ全然状態が良いので、捨ててしまうのはもったいないですよね。
ゴムの部分を入れ替えて、また使えるようにしようと思って、早速ゴムを入れ替えました。
少しダメになったからといって、処分してしまうのは勿体ないと思ってしまう私。
愛着もあるし、直せるものは直して、また使い続けたいです。
パジャマなどのゴムはもちろんそうですが、カーディガンに穴が空いてしまった時も、裏側に布を当てて、縫ったら元通り使えます。
これは自分でやったので、見た目は少し歪ですが、プロの方にお任せすると、すごく綺麗になるそうですね。
洋服の修繕をしているのを以前テレビで見たことがあるのですが、その時すごく自然に綺麗に穴を塞いでいて、プロの技ってすごいなって、思いました。
そのプロの技はROOTS FACTORYの製作事例を見ていても感じます。
ROOTS FACTORYでは様々な壊れた家具のレストアをしているのですが、その事例を見ると、こんなに自然に綺麗になるのだなぁ、と驚いてしまいます。
例えばこちらの100年物の衣装タンスをレストアした事例ですが…。
お客様は最初、リメイクをして違う用途での使用をご希望でしたが、やっぱり形を変えるのはもったいないと思ったそうで、形はそのままに修理をすることになりました。
御曽祖母様の代から100年も使われていた衣装タンス…。歴史あるものだから、そのままの形で使い続けることが出来たら素敵ですよね。
お客様とご相談をして、表面の塗装が剥がれてしまっている部分などは、元の味わいを残しつつ清潔感のあるように直すことになりました。
100年物ということで、塗装が剥がれ、背板が割れて、様々なところが脆くなっていました。
なくなってしまった引き出しの取っ手は似た雰囲気のものを探しすべて取り替えているのですが、元からその取っ手だったようなくらい雰囲気がよく合っています。
背板の割れを直したり扉や引き出しの開け閉めの具合を調整したり…扉などの傷や汚れ、塗装の剥がれは、絶妙な磨き加減で綺麗になりました。
このような年代物の家具も元の味わいを残してレストアできるのは、さすがプロの技だなぁと感じます。
『形を変えるのはもったいない』…そのお気持ちから、100年物の家具がまたそのままの形で使われることになる…。
こうやって、たくさんの思い出が繋がっていくのは、素敵なことだなぁと思います。
ルーツファクトリー 名古屋ベース
にっしー
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