2023-08-25

家具に使われる木材って何？いま注目を集める北海道産の木材も紹介♪

札幌よりこんにちは！みずのです！

先日、とある商業施設に行ったときに、こんなものが目に入りました。

「HOKKAIDO WOOD」

この店舗、最近できたばかりの新しい施設なのですが、店内のフローリングや壁、内装すべてに「HOKKAIDO WOOD」の認証を受けた北海道産の道南スギ、トドマツなどを使用しているのだそうです。

休憩スペースには、ベンチが置いてあります。これも雪の重みで曲がってしまった道南スギ材を「根曲がり材ベンチ」としておいているのだそうです。すてき！！

「HOKKAIDO WOOD」について調べてみたところ、北海道は、日本の森林面積のおよそ1/4にあたる554万ヘクタールの森林があり、林業が注目を集めているのだそうです。北海道といえば漁業や酪農というイメージですが、まさかそんな秘密があったとは！！

北海道で広く知られている針葉樹のトドマツ、道南のスギなどは私も知っていましたが、そのほかにもミズナラやヤチダモ、カバなどが有名だそうです。それぞれに色や固さが違うため、用途は家具や工芸品、割りばしなどそれぞれなのだそう。

家具に使われる木材には、オークや、ケヤキ、ウォールナットなどをはじめ、パイン(松)、スギ、ヒノキなどさまざまな種類があります。針葉樹や広葉樹によってそれぞれの違いはありますが、環境などによって木の性質がそれぞれ異なるので、仕入れや加工などはひとつひとつ慎重に行うそうです。

家具に使われる木材の種類。広葉樹と針葉樹にはどんな違いがあるか？

また、同じ木材を使っていても全く異なる質感や雰囲気を出すことができます。

オイル仕上げでは、オイルの色によって、木目を生かしたまま色を付けたり濃淡を出したり……

塗装のしかたで、古材風に仕上げることもできます！

オリジナル家具だけでなくオーダーメイド家具、オーダーリメイク家具など、さまざまな家具を使い、多くの木材に触れているルーツファクトリーの工房スタッフたち。もちろん木材の扱いには長けています！家具を検討する中で気になっている木材や希望の色味などがあれば、そうしたこだわりもお聞かせくださいね。

家具に詳しい人でなければ、普段自分が使っている家具や施設の家具は何の木材からできているのかあまり気にしたことはないかもしれませんが（私もです…）、こんな風に地元の木材が使われて、多くの人に知ってもらえるのはうれしいな～と思った出来事でした♪

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