残さず使いきるチャリティー毛糸と部材を最大限に活かす家具リメイク
こんにちは!東京ベースのオーニシです。
最近、断捨離、とまではいきませんが諸事情でちょっとまとめていろいろと家の中の片づけを始めました。これまでため込んできた手芸材料もなんとかせねば、というわけで、送迎の待ち時間などにちょこちょこと編み物をしています。
すきま時間を使うのは、編み始めるとやめられなくなってしまうからwサイズが大きくなるものや編み図とにらめっこが必要な複雑なものは持ち歩きにくいので、パターンが決まっていてかさばらないストールなどを編んでいます。
今持っている毛糸がある程度減るまでは、絶対に新しい毛糸は買わないぞ!と心に決めていたのですが、先日あっさりとそれを覆してしまいました。意志弱すぎですが、どうしても買いたい理由があったのです(と一応申し開きをしてみる)
こちらがその毛糸「ミックスビーンズ」。1本の毛糸からカラフルな模様ができる「オパール毛糸」や、その毛糸で作ったグッズを販売している梅村マルティナさんのお店から、ウクライナ支援のチャリティー企画として発売されたものです。
企画を知って「チャリティーに賛同するためだから!」と自分に言い訳をしつつ、すぐに申し込みました。(マルティナさんの毛糸については、以前にルーツファクトリーの「特派員ブログ」で書いたことがあるので詳しくはそちらを見ていただけたらと思います)
「ミックスビーンズ」の中身は、マルティナさんのショップで毛糸玉や編み物製品を作ったあとに残った切れ端の糸。切れ端といっても、小物などの材料として普段からショップでちゃんと活用されているもので、それがチャリティー企画用に特別に販売されることになったのです。
小物作りに使ってもいいし、マルティナさん編集の編み物本で紹介されている、たくさんの色味の毛糸を少しずつ集めて作ったセーターもすごく素敵♡アイデア次第で、お気に入りの毛糸を残さず最後まで使いきることができるんですよね。
ルーツファクトリーへの家具リメイクご依頼の中でも「部材をできる限り使ってリメイクしてほしい」というご希望をいただくことがあります。
テーブルのリメイクでは「サイズを小さくしたい」というご相談が多いのですが、天板をカットした後に残った部分を利用してもうひとつ別のテーブルを作る、ということもできます。
こちらの半円形ダイニングテーブルは「サイズがひと回り小さくなるようにしてほしい」というご依頼でしたので、同じフォルムになるように天板をカットして……
このように生まれ変わりました。
そしてさらに、カットして残った部分を使ってもうひとつ、サイドテーブルも作ったのですが「半円形からひと回り小さい半円形を切り出して、残った部分の形を使ってできるテーブルっていったいどんな風になるの!?」と気になりますよね。
それではご覧ください!!
なんと、ソファのひじ掛けにぴったりと合ったサイドテーブルになったのです!四角形ではない形だからこそできたデザインですね。
また、こちらはベビーベッドからリメイクした本棚です。
ベッドのヘッドボードとフットボードを背板と側板に、すのこを棚板に使いました。それでもまだサイドフレームが残っています。
(中央がサイドフレーム)
「とても思い入れのあるベビーベッドだからできる限り全ての部材を活かしたい」と仰るお客様のために、なんとかよいリメイク方法はないか……と家具作りたいおっさん(ルーツファクトリー代表)が考えた末にひらめいたのは……
フレームをそのままの姿で活かしたパーテーションでした!
お客様から「その発想はなかったです!さすがですね〜!」とお褒めの言葉をいただいたというこのアイデア、本棚ともども仕上がりにもとっても喜んでいただけたそうです。
このように「元の家具の部材はできる限り残さずに使ってほしい、でもどんな物が作れるか見当もつかなくて……」という場合でも、実際に家具を拝見しながら綿密にお打ち合わせをして、それぞれの家具に合ったリメイクをご提案することが可能ですので、まずはご相談くださいね。
さて、私も手持ちの残り毛糸と「ミックスビーンズ」を組み合わせて作れるものを考えなくちゃ!
……と言いたいところですが、使い残りじゃない毛糸もまだまだいっぱいあるので(^_^;)しばらくは「どんなものが作れるかな?」と迷う時間を楽しもうと思います。
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