リメイクで生じる問題を先回り&対処!美しい仕上がりの秘訣がココに
こんにちは、ユリマタタです!
ROOTS FACTORYでは様々な家具のリメイクをしています。そのリメイクの手法は多岐に渡り・・・
製作の様子をみていると、完成品を見ただけではわからなかった部分についても「そんなことまでしていたのか!」と驚いてしまうことがあります。
今回は、無垢オークの長方形テーブルを半円テーブルにリメイクした時のことを例に、そんな奥深いリメイク術を少しご紹介したいと思います!
こちらが、リメイクさせていただいた長方形のローテーブル。
小さなお子さんがお食事をする時や、お勉強する時に使えるよう、お部屋のスペースに合わせてコンパクトな半円テーブルにリメイクしたいとお客様からご希望いただきました。
無垢の木は加工の自由度も高く、特別なことがなければどの位置に刃をいれることも可能です。
しかし。
こちらのテーブルの裏には、このように反り止めの金具が入っていました。
そう、半円にするにあたって、ちょうどこの反り止めの部分にカットの位置が被ってしまうのです。
そこで、反り止めを抜くことにしました。
ですが、そうすると今度は反り止めを抜いた跡が小口に出てきてしまいます。
そのため、反り止めの跡を綺麗にくり抜き、テーブルと同じオーク材で埋めることにしました。
天板にピタリとハマるように、そして小口が不自然にならないように、緻密に計算して加工しました。
そうして、完成したテーブルがこちら。
遠目ではもちろんのこと、アップに寄ってもどこに反り止めが入っていたのか全くわかりません。
私、完成品を見る前に反り止め跡の加工をしたことを家具作りたいおっさんから聞いていたので、思わず目を凝らして跡を探しちゃいましたw
が、見つかりません。
納品させていただくと、お客様からも「素敵なダイニングテーブルに仕上げていただきありがとうございます!イメージ通りの仕上がりで大変嬉しく思います。」と喜んでいただけました(^^)
ROOTS FACTORYでこのように、「元の家具から形を変えることで生じる問題」を、先回りして考え対処できるのは、長年のリメイク経験を持っているからこそ。
お客様の大切な家具は、もれなく素敵な家具へとリメイクしますよ〜!家具について何かお悩みのことありましたら、どうぞお気軽にご相談くださいね。
ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ
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