昨年初めて挑戦した梅の保存食!長く置いて時間の変化を楽しみます♪


こんにちは、ルーツファクトリーブログ担当、大阪は谷四ベースのささもちです。

季節も変わり、早いもので五月。先日、近所の坂道に、青い実がころころと落ちているのに気がつきました。梅でしょうか。

梅と言えば、昨年ちょっとした騒動がありました。

収穫した梅

「今年は梅が豊作で。もしよかったら」と、夫が知り合いに声をかけられ、10キロほど梅をいただいてきました。広げてみると、青梅と、もう黄色い完熟梅も混じっています。驚くのはその量!畳に広げたらなんと二畳分ほどありました!

梅仕事などしたこともないので、しばらく悩みましたが、その間にも放置した梅からホワホワと良い香りが漂ってきます……。

「このままじゃ傷んじゃうよ! はやく何とかして!」って声が聞こえるような気がして落ち着きません。あれこれとレシピを調べて、一週間ほどかけて、いろいろな保存食づくりに初挑戦しました。

仕込み中の梅ジュース

ちょっと大変すぎて、「いつまでも終わらへん!」と挫けそうになりましたが、そのたびに梅の香りに癒され、梅干し、梅酒、梅シロップ、梅ジャム、梅味噌、蜂蜜梅、梅醤油と次々仕込み、やっと保存食づくりを終えました。

作業はめちゃくちゃ大変でしたが、2か月後から半年後に食べてみると、出来上がりはどれも絶品でした! 特に梅味噌は家族に大好評で、サラダにも肉料理にも合い、あっという間になくなってしまいました。

梅干しづくり

まだ梅干しと梅酒が残っていますが、あとはほぼ完食。すっかり虜になり、今年も作ろうかなと考えています。梅干しと梅酒は、もっと何年も置いて、熟成していくのも楽しみですね。

時間がたつほどに味わいが出る、これは家具と同じ。木の家具は特に経年変化があり、艶が出て、色が落ち着いて、愛着がわきます♪オーダーリメイクでお客様からお預かりする家具も、味わいがあって素敵です。

たとえば婚礼家具。

リメイクのご相談をいただいた婚礼家具の和タンス

圧迫感のあった婚礼家具の和タンス、上下分割リメイクしてスッキリ♪

大切に使われてきたどっしりした存在感、木の風合いがいい!! でも婚礼家具は今の暮らしに合わないことも多く、もっと別の形にできないか、せっかく素敵な風合いなので、この味わいを残したまま、部屋になじむように何かリメイクできないだろうか、とよくご相談いただくのです。

こちらの婚礼家具では、お客様と相談し、上下を分割して、それぞれ独立して使えるようにリメイクしました。

上下分割リメイクして2階の寝室に無事搬入できた和タンス

リメイクしても、艶や味わい、どっしりした木の家具らしい存在感はそのままですね。お客様の愛情と、当社代表の「家具作りたいおっさん」の情熱が掛け合わされた結果です。

時を経ても大切な物。時間をかけたからこそ、味わい深くなるもの。ささもち宅の梅酒も、愛情をたっぷりかけながら、見守っています♪ きっと五年後は素敵な飴色になっていることでしょう。

そして今年も梅の実を見かけたら、きっとまた作りたくなりそうな予感がしています♪

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