クイーンサイズのベッドをシングルサイズにリメイク！見た目そのまま

　 　　

お客様から、ベッドのリサイズをご依頼いただきました。

ベッドのリサイズはよくお問い合わせいただく内容の一つです。

リサイズするにあたって、どの方向（幅・長さ・高さ等）をリサイズするか、仕上がりをどのようにするかによって加工の内容は変わってきます。

また、ベッドの種類はかなり豊富。

どんなサイズか（シングル、ダブル、クイーン等）、フレームはどんな構造になっているか、収納付きかどうか、など、ベッドの仕様によっても加工方法が変わってきます。

さて、今回お問い合わせいただいたのは、こちらのベッドのリサイズについて。

クイーンサイズからシングルサイズに変更したいとご希望いただきました。

シックでモダンなベッドフレームですね。

リサイズ自体は可能なのですが、お客様は「リメイクしてもらうにしても、この大きなサイズのものをどうやって配送できるかということも悩んでいて…」ということも心配していらっしゃいました。

ですが、心配はご無用です♪

ルーツファクトリーでは、家具のリメイクをご依頼くださるお客様のもとへ直接家具のお引き取りにお伺いしています。

家具分解の手だれ（代表『家具作りたいおっさん』）が伺うので、たとえ大型家具でもバッチリ分解・搬出・運搬することができます。

ちなみに、こちらはヘッドボード、フットボード、左右のサイドフレームが分解できるタイプでした。分解したらコンパクトにはなります。

搬出したベッドは、ルーツファクトリーの自社工房、淡路島工房に運んでリメイク作業します。

幅をリサイズするにあたっては、ヘッドボードとフットボード、それからすのこをカットします。

ヘッドボードやフットボードは、カットすると小口が塗装されていないので既存の色に合わせて塗装する必要がありました。

また、フレームを組み立てるための金具も移植しなくてはいけません。コンマ数ミリでも金具の位置がずれたりすると、うまく組み立てられなくなったりガタつきが出たりしてしまうので、丁寧に作業します。

さぁ、そうしてリメイク完了したベッドはこちら。

見た目はそのままに、スリムなシングルサイズになりました！

背面はこのようになっています。

どこをどうやって加工したのかわからない、まるで元からこのサイズだったのではないかと思ってしまうほど自然な仕上がりです。

実は外側から見るだけではわかりませんが、ヘッドボードの内部は空洞になっているため、カットした際に強度が落ちてしまわないよう補強もしています。

というわけで、見た目はスリムに、中身は頑丈になったベッドフレーム。

納品時、今度は組み立て・設置作業を行いました。

パーツを設置場所に並べ、順序よく組み立てていきます。

ベッドフレームを組み立てる時（家具全般の組み立てにも言えることですが）、ネジを一箇所ずつ締めていってしまうと、バランスが悪くなり家具に負担がかかってしまいます。

四方すべて仮止め状態にしてから本締めしていくのが組み立てのコツです。

組み立てが完了して、お客様のお部屋にリサイズしたベッドが設置された様子はこちら！

ベッドがスリムになった分、お部屋の空間もより広々と感じられます♪

お客様も「すごーい！リメイクして良かったです！」と喜んでくださいました。

お客様の暮らしに合う形になって何よりです！リメイクでお手伝いできて良かったです（＾＾）

ライフスタイルによって”合うサイズ”が変わってくるベッド。

「サイズを変えたいけど、今使っているものも気に入っているし…」そんな時は、どうぞルーツファクトリーにご相談ください♪

ルーツファクトリー東京店長
ユリマタタ

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